くまとっどのブログ一覧

日産がこの年にバイオレットにて、サファリ4連覇を達成しています。

でもひょっとしたら、連覇が夢に終わっていたかもしれません・・・。

この年から、日産のワークスカーはシルビア（S110）+LZ20Bに変更されました。
（エントリー名はバイオレットGTS）

翌1983年にはグループBの240RSが登場するので、その先行開発車的なところもあったのでしょう。

ですがメッタは、寝すぎているAピラー、新型車故の信頼性を懸念し、自身のサファリ5勝の為にはシルビアではリスクが高い、との判断から、旧型のPA10バイオレットを熱望。

既にバイオレットは退役していましたから、結局は前年2位入賞車での参戦となりました。

これを日産としては良しとせず、メッタに対するサポートも前年通りとはいかなくなった様です。

そのあたりの影響か、メッタ車は日産ワークスカラーではなく、マルボロカラーになったらしいです。





結果は、メッタが優勝、シルビア（カークランド）は3位。

もしもメッタが日産の意向通り、シルビアで参戦していたら・・・。


以降、240RS、グループA時代の200SX、パルサーGTI-Rでサファリ参戦していましたが、これが最後の優勝となってしまいました。

現在はラリーからも撤退しています。

あっ、そういえばサファリもWRCカレンダーから消えています。


私の中学生時代がまさにこの頃で、技術の日産＝ラリーの日産というイメージが焼き付いています。

ルマンにLMPで参戦するのもいいですが、より市販車に近い車でWRCに参戦してもらえないものですかね。

世界の檜舞台で戦う車が、基本的に自分が乗っている市販車と同じって、すごく誇らしいことだと思うのですが。

この車を買ったのがきっかけで、みんカラを始めてみました。

スカイラインはサブ車での登録にも拘わらず、イイね！を多く頂いています。
（ありがとうございます）

この車に乗っていることで、いろいろな人との関わりがありました。

例えば、仕事で乗っている時・・・
（営業的な仕事をしているもので）

協力メーカーの社長さん（70代くらい）には、赤い丸4灯テールは効きます。

それほど車に詳しくない方でも、「いい車に乗ってるね」と言われることしばし。

C10の頃では、スカイラインに乗ることとは、車に一家言持つことを意味していた様ですから。

その影響なのかもしれません。



続いては、弊社新入社員のお話・・・

今年の新入社員でER34乗りがいました。

自己紹介の時に、それを声高に主張していたので、相当好きなのでしょう。
（ちなみに弊社自動車業界に属していますが、日産とのお付き合いはありません）

そんな彼が、研修でうちのグループに配属となりました。

先日歓迎会があり、そこでいろいろと話をすることに。

思えば、彼の年齢は私の半分くらい。

下手をすれば親子？

でも同じER34乗り（所有期間でいえば、彼の方が先輩）ですから、話題に事欠きません。

年齢の壁は、全くなくなっていて、友人と話をするかの様でした。
（酒が入っているせいも、多少あるかも）

スカイラインの人を熱くする力、恐るべき。



そして昨日の話。

日曜日が悪天候だった為、会社帰りにスタンドへ。

夜せっせと洗車をしていると、店員さんより声を掛けられました。

「R34、かっこいいですね」
（ありがとうございます）

聞けば、彼は大学生のアルバイト。

現在はスイフト乗りだそうで。

で、欲しい車がS15シルビア。

おお、R34と同世代の、日産が純日本企業だった終焉期の車ですね。

欲しい気持ちが強いなら、是非購入すべきと勧めてきました。

人生最後の日に後悔しない様に。

例え金銭的に辛くても、それが短期間であっても、所有日ゼロ日よりは遥かに幸せです。

迷ったら走れ、後はなんとかなるものだ（たぶん）。

そんな座右の銘が、私のページタイトルになっています。

またみんカラのブログからも、オーナーさんの熱い気持ちを頂きました。


スカイラインは、人の気持ちを昂らせてくれる名車です。

生きてるうちに所有することが出来て、本当によかった。
（特にかみさんには感謝しています）

すみません、毎度の長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

1985年のカーグラからです。

ジェッタは、ゴルフベース故に華はありませんが、なんともドイツ車らしい質実剛健な車ですね。

今ならきっと「お客様の要望を反映して・・」みたいな、日本的な車作りもドイツ車とはいえ多少はありそうな現在とは違い、「自分達の必要と思われる要素だけを盛り込み開発した」といった風情を感じさせます。



当時、広報車が右ハンドルというのは珍しかったのではないでしょうか。

しかもちゃんとATのシフトレバーも、右ハンドル用になっているし。

ワイパーはさすがに逆でしたが。

そういえば、この時代だったかちょっと前だったかのアウディで、ATシフトレバーのロック解除ボタンが左ハンドル用の為レバーの左にあり、ロック解除するのに手のひらで押してからシフトレバーを動かす、というそれは使いにくい物だったことがあったのを、思い出しました。

コーナーで強いアンダーステアといってますが、芦ノ湖スカイラインであれだけアクセル踏んでいれば当然かと、思いますね。

パリダカにおけるポルシェといえば・・・そう959ですね。

1986年に発売された、電制4WD＋ツインターボの、当時出来る技術を全部乗せした車です。

余談ですが、この車に関するWikiにて「R32GT-Rは、この車を手本に開発した」と記載されています。

現代の名工であられる、日産テクニカルマイスター　加藤博義さんによれば「959の電制は大雑把すぎて参考にならなかった」と話されていたことがありました。

アテーサE-TSでは、車速5km/h、ステアリング舵角5度刻みで、4輪の駆動力をひたすら測定するという、気の遠くなる様なテストをされていたそうです。

加藤さん曰く、「伊藤修令さんにだまされた」とはおっしゃられていましたが。

・・すみません、今日はスカイラインの話ではありませんね。

911（930）のラリー車といえば、グループBの911SC/RSでしょう。

でも、あれはRRです。

この車、953といいます。
（私は初めて知りました）

930のボディに959の先行開発版の4WDシステムを搭載しています。

私、この車は車高の上がったSC/RS（つまりRR）かと思っていました。

そうですよね、いくらこの時代でも2WDで優勝は難しすぎです。

ちなみに、1985年は959ボディに953と同じ先行開発版4WD。

1986年からは完全版の959になっています。

959といえば、翌年デビューしたフェラーリF40と共に、当時を代表するスーパーカーとして今も語られています。

過去技術の集大成であるF40、未来技術への試金石である959、同じ頂点を目指す車であっても、アプローチが正反対なところが、おもしろいですね。

私、くるまの神様はいると思うのです。

えっ？　まさか、いないでしょ。

そんな神のご加護にあづかっていないあなた！　

これから紹介する壺を買っていただければ、きっと幸せに・・・

そんな話ではありませんので、ご安心のほど。


長く車に乗っていると、いろいろとトラブルがあるものです。

でも、いつも最悪な事態は避けられていると思うのです。

例えば・・


＜ケース1　それって業務外では？＞

以前、仕事で移動中にタイミングベルト切断！！

こうなってしまうと、バルブが全滅してどうにもなりません。

止むなくJAFさんに出動要請。

程なく最寄りのディーラーさんまで、車を運んでもらいました。

道中、話をしていたら盛り上がり、手続き終了後は最寄り駅まで送ってもらえることになりました。

いいのかな？　それって業務外？

でも歩くと30分くらいは掛かりそう・・

結局、手続き中に次の出動要請が来てしまい、JAFさんには送ってもらえませんでした。

ですが、JAFさんのはからいでディーラーさんに駅まで送ってもらい、歩かずに済みました。


＜ケース2　ピンポイントでセーフ＞

初冬に近所の山へ行きましたら、まさかの積雪！！

ふらっと遊びに来ただけなので、滑り止め不携帯。

止むなくJAFさんに出動要請。

待つこと3時間あまり・・・

薄暮の頃に、JAFさん到着！

JAFさんの話では、「この山頂界隈はほとんど圏外のはず。よく電話出来ましたね」とのこと。

なんだかうまいこと、ピンポイントで電話が繋がったみたいです。


そんな訳で、いつもなんとか上手くいっています。

これもひとえに、車趣味に精を出してきた賜物です（きっと）。

これからも、車の道を精進する所存です。