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くまとっどのブログ一覧

2016年02月27日 イイね!

ニスモR32 GT-R Gr A 唯一の敗北

ニスモR32 GT-R Gr A 唯一の敗北すみません。

懲りずにまたR32 GT-Rのお話です。



R32 GT-Rの使命は、グループA制覇。

その思い通り、デビュー戦では2位以下を周回遅れにする程の圧勝。

そして通算29連勝、29連続ポールポジションの記録を打ち立てました。

つまりは、R32 GT-R誕生以来、その前を走れる車が1台もなかったのです。

長いブランクを経て、とうとうGT-Rの名を受け継ぐに値する車が、遂に誕生したのでした。



しかし、あまりの強さに思わぬ伏兵が。

グループAにおいては目論見通り、その強さでライバルを駆逐してきました。

ただ強すぎた故、倒す必要のないものまで倒してしまうことに。

ライバル不在となった為、己の生きる場所さえも自ら潰してしまうことになってしまったのです。

レース消滅という予想外の敵に、連勝記録を止められてしまいました。



ちなみに、構想では活動期間は4年間。


1〜2年目は、圧勝。

3年目は、ライバルの姿が見え始め。

4年目では、混戦になるも、程なくR33にバトンタッチして、また圧勝。


結局は、R33に引き継ぐことはありませんでした。




そんなGT-R、グループA仕様車はニスモにて市販されていました。

無敵のウェポンが、費用さえ工面出来れば入手可能。

それでは席巻してしまうのも、無理はありません。


ニスモ市販仕様のGT-Rは、この様なパッケージングでした。

車体、駆動系は日産追浜、サスペンション、ブレーキ等はニスモ。

そしてエンジンは、ここでチューンしていました。



レイニックです。

ここは、日産車のエンジン生産をしている日産工機のモータースポーツ部門。

現在は独立して、レイマックスとなっています。

レイニックでは、レース用エンジン全般を手掛けています。

言うなれば、日産ワークス系のエンジン。

バンパーサイド下に貼られた「REINIK」のステッカーは、勝利への必須条件と言えるものでした。



R32 GT-Rの戦歴は、通算29連勝。

このニスモGT-Rの勝利数は、28勝。


つまり、日産ワークス系車両を打ち破り、勝利したGT-Rが1台あるのです。

それが、この車両。



HKS GT-R

HKSがゼロから作り上げた、いわば完全なプライベーター車両。

1993年の第3戦菅生において、ポールポシションも獲得。

この時は、エンジンパワーでワークス系を凌駕していた様です。


決勝でも、そのままトップスタートし、独走。

が、途中でトップ快走中に、まさかの単独スピン。

トップをカルソニックに明け渡します。

その時、残り周回10周で9秒のビハインド。


しかし、そこから怒涛の猛追を開始。

一時は諦めかけていたカルソニックの後ろ姿が、だんだん視界に入ってきます。

その後は、カルソニックのデフトラブルもあり、その姿がどんどん大きくなり。

ファイナルラップでは、もう目の前。

激しい攻防の末、レインボーコーナー立ち上がりでカルソニックをパス。

そのままトップでチェッカーを受けました。

しかも、このレースではファステストラップも記録しています。





現在、HKSは直接モータースポーツに参戦していません。

一時はF1用3.5Lエンジンの開発や、F3用エンジンの開発、参戦をしたのですが。

HKSには、またサーキットに帰ってきてもらいたいと熱望します。

レース直接参戦でなくても、エンジンサプライヤーでもいいのです。

この会社、日本のコスワースになれる資質があるのではと、思っています。
Posted at 2016/02/27 12:25:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | スカイライン | 日記
2016年02月24日 イイね!

エコから 燃費チャレンジ 2月途中結果

エコから 燃費チャレンジ 2月途中結果エコから杯も、すでに3rdスティント突入。

なんだかすごいことになっています・・・私的に。

以下、各車の現況をば。


〜インサイト〜
1回目 23.45km/L
2回目 23.83km/L

低いところで安定しています。
23.45km/Lは、みんカラ始めて1年弱の中で、最低記録です。

今は、朝の通勤時にアイドルストップしません。

帰宅時に時々あるくらいです。

あと高速なんですが。

以前95km/h狙いで走行しましたが、102km/h狙いの方がいい様に思えます。

この速度の方が、フリクションが少ない感じです。

車って、そういうバランスの取れた速域がある様に思うのです。

速域の割に、アクセル開度が少ない感じがするところ。

はっきりデータの裏付けは、ないのですがね。


~スカイライン~
1回目 9.72km/h

これは、もう高速道路様のお陰です。

インサイトだと、非力なせいか高速より郊外路の方が、効きます。

スカイラインだと、同等か若干高速の方がいいかも。

車重の影響なのか、車速がそこそこ乗れば、少ないスロットル開度で走ってくれる気がします。


~フリード~
1回目 14.69km/L

過去1年弱で、最低記録に近い数字です。

比較的環境影響を受けにくい車ですが、やっぱり寒さはきついのかも。

懸案のスタッドレスによる悪影響は、殆どありません。


~バモス~
1回目 15.01km/L
2回目 18.27km/L

2月なのに、過去最高が出ました。

この日は、気温が高めの日中。

普段よりは空いてました。

そこを淡々と90km/hで走行。

加速が少ないと、ほんと効きます。


今月は、もう1回給油があるかも。

果たして、結果は如何に!

Posted at 2016/02/24 16:32:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | エコから杯 | 日記
2016年02月20日 イイね!

伝統のサウンドを失くしても

伝統のサウンドを失くしても私が社会人になったばかりの、昭和の終わり。

会社に大きな木箱が届きました。

発送元は・・・スバルテクニカインターナショナル

初めて聞いた名前でした。

中身は、ラリー車用部品を作るために借りたものだとか。

当時、スバルのラリー車といえば・・・



レオーネ RXターボ

グループAに参戦した1800cc OHCターボです。

この頃のWRCは、ランチアデルタ、セリカGT-Four、フォードシエラが覇権を競っていた時代。

スバルはどちらかといえば、「参加することに意義がある」的スタンスでした。


暫くして、木箱を開封することになり、ちょっと覗き見に。

出てきたものを見て、驚愕しました。



EJ20 4カムDOHC 16バルブ

この時は、まだレガシィ発表前。

まさか、こんなものが出てくるとは!


先代のレオーネで、それまでスバル1000から連綿と続いたOHVが、OHCになったことだけでもすごいと思ったのに。

今度は一気に4カムDOHCターボ!

車体が得意なスバルからこんなエンジンが出てくるとは、思いもしませんでした。


今回製作するのは、排気系部品。

特にパワーアップの鍵を握るのは、これです。



エキゾースト マニフォールド

当時のスバル車は、写真の様な不等長でした。

それ故、あの特徴的なランブル音(ドコドコ音)が発生しています。


ですが、それは排気干渉を起こしていることの表れ。

それが、高回転でのパワー不足の原因です。

今回は排気抵抗低減を狙い、エキマニ等長化することに。

その結果、伝統のサウンドを失っても、それはやむなしです。


エキマニ等長化は短い方を伸ばして、管長を合わせます。

ですが、ここで問題点が。

エキマニの上にはエンジンが、下には地面が・・・

余剰スペースがほぼ皆無です。

思案の挙句、オイルフィルターを廃止することに。

競技用と割り切り、この仕様で製作です。



結局、レガシィはラリー車も10万キロ世界速度記録車も、不等長エキマニとなりました。

さすがにオイルフィルターレスは、耐久性でリスクが高すぎたのでしょう。

等長エキマニ自体は、後年インプレッサ2ドアWRカーで採用に。



初代レガシィは、今も心に残る1台です。

あまりコンパクトとは言えないレガシィを、マクレーが豪快にドリフトさせているところが、かっこよかったですね。

Posted at 2016/02/20 07:55:04 | コメント(3) | トラックバック(0) | スバル | 日記
2016年02月13日 イイね!

4輪、2輪、生物も 〜ブリヂストン

4輪、2輪、生物も 〜ブリヂストン私、用品購入にあたり、ある基準を設けております。

それは・・・

モータースポーツで活躍しているか  

・・・です。

以前ブログにも書きましたが、オイルだったらエルフ。

タイヤだったら、これです。





ブリヂストン


レースシーンにおけるブリヂストンと私。

原体験は、これです。



ラルトRH6/ホンダ 

1980年、あの第2期F-1復帰の布石として、まずヨーロッパF-2へ参戦します。

ブリヂストンは、翌1981年からラルトホンダと共に参戦。

そこで投入したものは、世界初のレーシングラジアル。

当時は、まだウィングカー全盛期。

増大したダウンフォースに、バイアスでは耐えきれえなくなったそうです。

そして参戦1年目にして、ジェフ・リースがチャンピオンを獲得出来ました。




こっちは原体験とは言えないのですが・・・

1976年、富士で開催されたF1世界選手権イン・ジャパン。

そこにスポット参戦したのは、型落ちティレル007/コスワースを操る星野一義。

その足元を支えていたのは、日本初のF-1タイヤ、ブリヂストン。

本戦は大雨になれど、持ち前の熱い走りで大健闘!

J・シェクターを、ヘアピンで手を上げながらアウトからぶち抜き、一時は3位に!

最後はピットで交換するタイヤにホイールがない、という非常に残念な理由でリタイヤしています。


そんなブリヂストンは、自社の展示館を持っています。

それが、これ。



ブリヂストンTODAY

実は私、ここの存在を知りませんでした。

みんカラで、ここを探訪された方のブログを拝見して知った次第です。

ということで、先日、東京 小平まで行って参りました。




まずは、F1タイヤ用テストカーです。

あれっ? インダクションポットに「無限」って書いてある・・・。

あれっ? リジェだ、これ。

アロウズだった様な気がしたのですが・・・

・・・で、調べてみました。


ヨーロッパはアロウズ、日本はリジェでテストをしていたそうです。

なるほど、だからここにリジェがあるんですね。

ちなみに、こっちがアロウズの方。



そして1997年から、F1本格参戦。

翌1998年は、マクラーレンにも供給開始。

初戦オーストラリアで初優勝。

その勢いのまま、マクラーレンと共にタイトルを獲得しました。



そして、2輪でも活躍していました。



ホンダ RC213Vです。

ブリヂストンは、2002年より最高峰のMOTO GPクラスに参戦。

2007年にドゥカティでタイトルを獲得しました。



赤い車体に、マルボロとシェル、そしてブリヂストンのスポンサード。

もう、2輪のフェラーリですね。

モータースポーツ以外も、もちろんあります。



CMでお馴染みの「タイヤの接地面積は、ハガキ1枚分」ですね。

実車を透明な天井に乗せて、見せています。

あと、車以外でこれもありました。



沖縄美ら海水族館のバンドウイルカ、フジです。

フジは感染症により、壊死した尾びれの大半を切除することに。

結果、今まで出来ていたジャンプはおろか、泳ぐことすらままならない状態になってしまいました。

なんとか人工尾びれが出来ないかと、ブリヂストンが打診されることに。

これは過去に例のない、世界初の試み。

ますはチャレンジすることになりました。


材質、形状、強度と、数々の難題に挑戦して・・・

5年後、ついにフジがジャンプ!



これをテレビで見たうちのかみさんに、こう言われました。

私の車のタイヤは、絶対ブリヂストンにして下さい!


あと、私はこれが面白かったですねぇ。



CMライブラリー

過去のCMが見られるのですが、ブリヂストンは本当秀作揃い!

特にポテンザはいいですよ。

ただ残念だったのは、最初の1981年がなかったこと・・・

GC, F2 そしてビーチボーイズ。

かっこよかったですねぇ。

私、ビーチボーイズの「I Get Around」 買っちゃいましたもの。

当時はEP盤でしたねぇ。


ここは企業の展示館なので、入場無料です。

機会があれば、是非!
Posted at 2016/02/13 20:01:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | よもやま話 | 日記
2016年02月12日 イイね!

ツインカム・ヌーベルバーグ

ツインカム・ヌーベルバーグいま旬の舘ひろしさん繋がりってことで。

初代カルタスといえば「オレタチ・カルタス」。

元々はGMとの共同開発による、お手軽エントリーカーでした。


それが、3年後に迎えたマイナーチェンジを契機に・・・

なんだか、とてつもないエンジンを搭載することになりました。

それが、この車。



カルタス GT-i

バイクばりに、ツインカム16バルブユニットを積んでいます。

元々、レーサーレプリカをリリースしているスズキですからねぇ。

そりゃ期待するな、というのが無理な話で。

やっぱり、これと重なって見えてくる訳ですよ。



GSX-R 750

上にはGSX-R 1100があるものの、スパイシーさでは、こちらの方が上手。

なにせ、スーパーバイク ホモロゲ車両ですから。

タコメーターに「3」未満の数字はありません。

そんな低回転域は、使いませんから。

なんともまぁ、潔いことです。


そうそう、話はカルタス戻って。

まさにGSX-Rの血統を受け継いでいるのではないか、と思われるエンジンがこれです。



G13B ツインカム16バルブ

初期型で97ps。

マイナーで110psを経て、2代目では115psへ!

このエンジン、発表当時の1986年でもちょっとクラシカルな趣きでした。

それは外観でも分かる通り、エンジンヘッドがでかい!

カムシャフトの挟み角が大きいのです。



つまりこんな感じ。

最近のエンジンは、充填効率を高める為に、慣性吸気を活用しています。

その為、ポートは直立でストレート狙い。

対するG13B。

これはそれ以前の概念、でかいバルブで充填効率アップを狙っています。

なので、ポートは斜め横あたりです。

結果として、カムシャフト挟み角が大きく、エンジンヘッドが大きいのです。

そこがなんとも、これぞエンジンって感じがして、私は好きですね。





GT-iには、そのエンジンを生かすべく、もう1つ特徴があります。

それはミッション。

同時期に発売されたターボに対して、3速〜5速のギヤ比をローギヤード化しています。

そうすることで、伝家の宝刀、高回転エンジンを十二分に活かせられるのです。

それを象徴する、当時のCMから。



終わりなき加速感ですよ。

GT-iの5速は、クルーズ用オーバードライブではありません。

そこからでも臨戦態勢に入れる「5th Gear」なんです。


それにしても、このCMは凄いですね。

私のフェイバリットCM トップ5に入る秀作です。

しかし、あのタコメーターは一体どういうことなんでしょう?

「レッドゾーン」は、本来そこまで回すと壊れるよ、って意味なんですけど。

全く容赦ありません。


あと面白いのは、このCMにカルタスの走行シーンがありません。

でも、あのタコメーターで十分伝わるのです。

クルマウマシカの人達には。


私の記憶では、このCMを実際に見たのは、ほんの数回。

やっぱり問題になったんですかねぇ。

暴走行為を助長するとか言われたりして。


カルタス GT-iは、スイフト・スポーツの祖先でありますが、よりバイク的な荒削り感が感じられます。

私は、そんなカルタスの方が好きかな。
Posted at 2016/02/12 00:53:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | 昭和 | 日記

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「@中島乗り さん UDの意味、時代と共に変わりますね。私が学生の頃、先生からは「ユニフロー ディーゼル」の略だと教わりました。」
何シテル?   05/30 12:53
クルマ、バイク、自転車と、自分でコントロール出来る乗り物が好きです。 それも日本製が好きです。 (自分で買えそうもないものには、興味が持てなくて) ...

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