
週末です
最近は調べごとで睡眠時間を圧迫していることもあり、ここぞとばかりにのんびりと
やることを済ませると時刻はもう午後
ではぼちぼちと…
よくよく考えてみたら、作業小屋に2機のエンジンを入れることになる!?(´・ω・` )

せっかくL字のテーブルがあるのに、どうでもいいモノを置きっぱなしで使えない(・∀・;
通販で買ったものが間に合わなかったモノもあり、ホームセンターで棚と収納ボックスを調達

うーむ、もっと収納を増やさないといけないか〜
いや倉庫に移してもいいものもあるぞ?
とりあえず、今回の作業分はなんとかなりそうかな?
さて作業再開

前回0.01mmのノギスでクランクジャーナルの直径を計測しましたが、信頼のミツトヨ製0.001mm単位の25〜50mmのマイクロゲージ買っちゃいました!(・∀・)

ノギスだと指で押し込むので、その加減で微妙に計測値が変わってしまうんですよね〜
マイクロゲージならラチェット機能で押し込まないのが良いかと
直径にピタリ当たればよいが、奥に入り込んでしまうと引き出す時に引っ掛かる
当て方に慣れる必要あるなぁ…
しかも、ちょっとキズもついてしまった
研磨前なのでたいしたことではないが、無理にチカラが加わってマイクロメータが狂うのは困る!
まぁ狂ってしまっても25mmの基準棒が付属しているので再調整は可能だが、こうならないに越したことはない
どうせ研磨前だし練習だと何度も試してみる

毎回ピタリ同じとはいかないが、こんなものか?
これから慣れるでしょう

では本作業、クランクピンの研磨です!(・∀・)

焼けていない3番を目指して4番を磨いていきます
実は数々の旧車をレストアされている『絶滅危惧種』という会?主宰の方々からヒントをいただいていました
『ピン磨きってのがあるんだよなぁ(・∀・)』

それは研磨剤と思われるテープが、巻きになっているようだ
『探してみます!(・∀・)ゞ』
ふむふむ、恐らく『ピン磨き』は俗称
研磨テープってのがあるぞ?
だがそのテープ…36.5mもある!Σ(・∀・)
だがそもそも、この焼き付いたクランクを研磨するのにどの程度の研磨力が必要なのかわかっていない
何種類ものテープを用意するのはコストが…
ということで、試しにと安価で何種類かの研磨道具をモノタロウで注文したのですが、なんとサーバーのトラブルとかで発送が遅れてしまったのでした
まぁとにかく、どの番手でどの程度削れるのかを試せればよい
前回試しに使ったピカールは番手が#4000程度

とのことなので、手持ちの耐水ペーパーでその下の番手を探ってみる
#1000 ふむ流石に塗装の仕上げに近い番手、大変そうだ
#600 焼けた部分は少し落ちてくる程度
#320 まだまだ下げた方がいいか〜

#150 ずいぶん進んで、黒い焼けは落ちた

そのおかげで縦キズが目立ってきた
え〜?こんなの削れるのー?(´・ω・` )
こんな作業をしている最中にLINEが入っていた
明日(日曜日)、来客が決定
夜も更けてきたので、続きは明日…
…
翌日
夜は雨が降っていたが、予報どおり雨は上がっていた
さて続きを

さらに番手を下げてみるか…ん?(`・ω・´ )
昨夜は気づかなかったが

見にくい裏というか下側、コンロッドのエンドキャップに当たる面のキズが深い!
爆発後なら上側の面が当たるのだろうが、逆だ
回転方向から考えてもオイル穴に近いはずだ
そうなるとメタルの状態によるものなのか?
想像を巡らせても理由はわからない
とにかくこのキズに合わせて全体を研磨するということは?あぁ予想以上に大変そうだ(´・ω・` )
『ブブブブブ』

予定のお客さま到着です

えっくすわんないんさん!
ボンネットを塗装するための下処理を
ガレージではできないので広い場所で、とのことでお越しです
そういえばクリアが剥げていらっしゃいましたね

クリアを剥がしたらパテとサビが出てきたとのこと
研磨してパテで修正をしていきます

ワタシは先のキズと格闘していましたが、うーむ、手持ち一番粗い#60ペーパーを湿式で研磨するも思うようには進みません(´・ω・` )
しかもなるべく全体を均一に研磨していましたが、こうも削れないかとこの面に集中してしまいます
あれ?雪だ!(`・ω・´ )

予報は晴れだったのに、結構な雪
いつの間にやら天気予報も雪マークがついてました
えっくすわんないんさんのパンダ、エンジンの熱でパテの硬化を促していましたが、屋根下に移動
お昼も過ぎていたので、放置して昼食を取ります
暖かい家の中で軽く食事をとりながら、あれこれとおしゃべり
X1/9のエンジンをオーバーホールされた時のことなど、参考になるお話しもいただきました
さて午後の作業は、進まないクランクシャフトを置いといて、

圧縮漏れ原因を突き止めるためにシリンダーヘッドを開けることにします!(`・ω・´ )
えっくすわんないんさん、コレを期待していたそうで笑
ヘッドを開けるのは今回が2回目
1回目は試行錯誤だったのですが、さすがに今回は早くできるだろう!(・∀・)

タイベルを緩めてカムスプロケットから外し、燃料ホース、バキュームホース、デスビキャップ、アクセルワイヤー、ハーネス…と、どんどん外していきます
エキマニのボルトを外したが、動かない!?(´・ω・` )

パテを削っていたえっくすわんないんさん
さすがに最近ヘッドを開けていたので『ナット8個だよね〜』
ハッ!Σ(・∀・)『6個しか外してな〜い!(´・ω・` )』笑
更にはエンジンルーム下を通るパイプの固定ブラケットを忘れていて、それも教えていただいた
あーもう何が早くできるってんだ!?(・∀・)笑
エキマニをズラしていよいよです!
ヘッドを掴んでグイグイ、グイグイ…
チョロチョロチョロ〜
あ!Σ(・∀・)
ヘッドの下から緑の液体のナイアガラの滝が
あぁもう!冷却水!抜いてないー!
ダメダメですワタシ笑
とにかく冷却水ホースを外して抜き、さぁついに本当に外します!
グイグイ、グイグイ
が、オルタネーターの固定ブラケットが当たって引っ掛かる
えっくすわんないんさんは外したとのことだが、ワタシは外した記憶がない
何せ外すためには下に潜って手を突っ込んでと、そんなことはしていない
うーむ…休憩!(・∀・)
家の中に入り、暖かいコーヒーを飲みながら過去写真を見直します

ほらほらヘッドを載せる時、ブラケットの一部が当たったので削っていた!外していない
休憩を挟んでまたヘッドをグイグイ

『ガコ!』
よしイケる!(`・ω・´ )
1000と1100とは違うのかも?
実はまだ陰に隠れていたキャニスターパージバルブのホース、インマニ冷却水ホースなど繋がっていたので、ヒートガンで温めながら取り外し…
ユサユサ、ユサ
グイッ!
持ち上がった!(`・ω・´ )
『あっ…(・∀・)』

見えてしまった

ガスケットが切れてる〜!

3-4番間が完全に離れてます
3番の圧縮が4番に、4番の圧縮は3番シリンダーへ逃げていた
『3、4番は鬼門だね〜(・∀・)』と、えっくすわんないんさん
ウォーターポンプから遠いからなんでしょうか?
さてガスケット切れの原因は?(・∀・)
えぇ身に覚えがありますよ

2020年8月、ラジエターファンのプッシュ・プルが逆で、山登りで水温上がってクーラント噴き出し…そして群馬遠征の帰りもヤバかった

2020年10月、ナンカンパン熊本に着いたらラジエターファン回らずクーラント噴き出し
オーバーヒートでしょう
何故このタイミングで起きたのかは不明
そういや燃費が落ちてきていたが、これが原因だったのかも?(´・ω・` )

昨日スペースを開けた小屋の机にヘッドは鎮座
とりあえずヘッドが割れたりしていなかったので、軽傷と言えるでしょう
このままオーバーホールするエンジンブロックと合体させます
あ…歪んでないよね?(´・ω・` ;
日が落ちかけて寒くなってきました
本日の作業はここで終了です

えっくすわんないんさん、パテが思うように硬化せず、地金を保護するプラサフを吹いたところで中断
まるで雪が積もっているようです笑

ありがとうございました!またお越しください♪
おしゃべりしながらの作業は、一人で苦戦している時より全然気が楽♪というか楽しかったです!(・∀・)
そうですね、次回一緒に作業する時は
『あ〜めんどくせ〜!(`・ω・´ )』
を先に言ったら罰ゲームとしましょうか!?笑
さて次は、クランクをどうするかですね〜
続きます(・∀・)