
GW休暇4日目
世間は平日
お昼から母の通院の付き添いをすることになっていた
そこで今日から日の出時刻5:00に起床することに
明るくはなってはいるものの肌寒い
ここではまだ夜に暖房を入れている
ゴソゴソと動き始め、6時には作業を始めた

今日の作業はクラッチ交換
初めての作業です
色んな方がやられてますし、ネットには情報は豊富です
が、出発までに外せるか?
クラッチカバーのボルトを外す

締め付けトルクはさほど強くなく、あっさり外れました

お迎えして約10万キロ走行しているが、以前の交換歴は不明…というか簡単な記録があったはずだが紛失した(・∀・;
パンダリーノ2019では、会場の渚園数キロ手前でシフトリンケージブッシュが崩壊
4速固定半クラで焦げる臭いを漂わせながら到着した(´・ω・` ;
そんなクラッチディスクだが素人目にも状態は良さそうに見えます
そうそう
今回はクラッチ一式に加えて、クランクリア側オイルシールも交換する予定でした
ということで

フライホイールを外します
フライホイールを固定しなくてはいけませんが、そんなSSTなんて持っているはずも無く…
ググるとソケットを当てる方法を見つけました
…ChatGPTには止められましたが笑
どれだけの強さで締まっているか、感触を得るために手動でボルトを外してみる
う〜ん…さほど無理なく緩んだ
がそれなりに力は必要
ソケットがフライホイールを…傷めることはないか〜逆にソケットを傷めるほどでもありません
しかし
この体制ではなぁ…まだ7時台だし、体力温存

エアーインパクトのチカラを借りてサクッと外しちゃいます

外れました
異常は見られません
が、

やっぱりシールを中心にオイルが飛び散っていました

プレートも外し、清掃しました
ではオイルシールを抜きましょう
…以前クランクシャフトに傷を付けてからオイルシール抜きは苦手意識がある(・∀・;
ストレート製のプーラを使ってみたが、径が大きいせいか一部を引き千切ってしまうだけ

その千切れたところにマイナスドライバーを入れて、木片を間に入れて少しずつ起こしていくことに

抜けました!(・∀・)

新品オイルシール
これクランク焼き付きエンジンの復活を試みようと用意してあったもの
現物とは付き合わせ確認済みでした

取り付け直前、念のため再度清掃

シリコングリスをうすーく塗り、はめ込む
姿勢が良くないので慎重に、垂直に押しあててプラハンで全周を隈なく叩いていき、ある程度まで入ったら古いオイルシールを当てて更に叩いていく

よし!ハマった!(・∀・)
さて組み付けの前に

オイルまみれのバックプレートを清掃しましたが、塗装のハゲが

塗装します
研磨パッドで足付け、念の為ミッチャクロンも
そしてシャシーブラック
見えないところなので、多少のタレは気にしない
塗装が乾くまでの間に

新旧クラッチを比較します
用意したクラッチキットは

フィアット純正です
ebayで海外から調達済みでした
valeo製が安心かな?と思ってましたが、たまたま安い出物があったので

新品は良いですね〜♪(・∀・)

FIATロゴがプリントされていますが、AP製のようです

カバーにもしっかりFIATと

レリーズベアリングは、ダイアフラムスプリングの接触面が樹脂製のようで盛り上がっています
スプリングへの攻撃が少ないのかな?
可動部品なので当たりが付くと接触面が安定する、なんて考え方なのかも?

こちら、付いていたvaleo製です
スプリングとの接触部分は金属製のようです
内側、接触面に突起というか溝がありますが、AP製より溝が浅いです
が、それでこのスリーブの動作に影響があるとは考え難い
まぁせいぜい、汚れが溜まったら溝が深い方が影響は出難いのかしら?
さてディスクです

厚みは
左新品、7.3mm
右旧、6.8mm

限界でリベットまで削れている画像を見たことがあるので、減りは少ないようです
やはりワタシの元に来る前に交換されたのでは?だとしても10万キロ走っています
さすが軽さゆえか、渋滞の少ない我が地域だからか
一方

クラッチカバーはダイアフラムスプリングがそれなりに摩耗しています
が、極端な段付きでも無いように思えます
クラッチディスクの減りも少なかったことから、まだまだ使えるのでしょう
交換後、何かあった時のための予備として保管することに

こちら新品
当然ながらまっさら
スプリングの形状は幅が広くて本数が少ない
とはいえ、材質の違いもあるでしょうから、どんな設計思想なのか…
おっと、そろそろ付き添いに行かねば!
戻ってくる頃には塗装も乾いている
さてここで問題
フライホイールを留めるのに、注文しておいたネジロック剤がまだ届いていない
まぁ本日配達予定なので、よほどのことが無ければ作業は進められるだろう
…
あ…
しまったーー!Σ(´・ω・` :;;
病院での待ち時間に気付いた

『LINSHESF 243』
注文したのは、『LOCTITE 243』の模造品
僅かながらの評価は悪くない
が、そんな評価、せいぜい使い始めてすぐ『使えました〜(・∀・)』とかなんとかでしょ
こちとらよっぽど外さないフライホイールに使うんじゃ!
ダメだったらどうするねん!!(`・ω・´ )

付き添いが終わり、ホームセンターで調達してきました
Amazonの商品ページで知りましたが、243は『中強度』という商品名に変わっていたようです
いずれにせよ、これで作業は進められます
くぅ〜…しまったなぁ…
ミスった自分が悔やまれる(´・ω・` )
続く