
明けましておめでとうございます!(・∀・)
今年もよろしくお願いします
さて今回から新章『目指せパンダで通勤!』としました
とはいえ、内容は残った問題を引き継いでます(・∀・)笑
12月はバタバタしてまして、パンダの整備はストップしてました(´・ω・` )
パンダの状態はというと…

ヒーターバルブの補修後もクーラントが漏れてます
ヒーターバルブからの漏れは確認できないので、やはりヒーターコアからでしょう
またまたワコーズのストップリークを追加投入しましたが、それでも漏れてくるのです…
そこで、年末年始はパンダに時間を割くことにしました
ヒーターコアを交換しつつ、ついでにいくつかの修理をします!(・∀・)
毎度、初めての作業なので記録としてダラダラと書いていきます、あしからず(・∀・)
大晦日です
先ずはヒーターユニットを取り外す!

見えてるのはココだけです
他の方々の取り外した画像を見ると大変そうです(´・ω・` )
まずは車内から

メーターフードをガバッ!そして時計とスイッチユニットを外し、ヒーターユニット一体になっているコントロールレバーをフリーに
ここまでは何度もやってるのでサクッと♪

スペアタイヤ、バッテリーを降ろして奥のボロボロになった断熱用?の布を取り外す

ボロボロのグダグダ
このまま取り付ける気になれない(´・ω・` )

うあぁ…(´・ω・` )
漏れたクーラントが拡がってる

姿を表したワイパーユニットも取り外します
ワイパーブレードを外して、ワイパーアームは恐る恐る引っこ抜き、ナットはなんと樹脂製だったか!
カプラー外してステーのボルトを外したら…

あら!これだけ!?(・∀・)
さすがシングルワイパー

ふむふむ、ヒータユニットはこのボルトで固定されてると
ファンのカプラー、ホースを切り離し、反対側のボルトも外すと…

ヒーターユニット手前を持ち上げ、左右に拡がるヒーター吹き出し口と車内のコントロールレバーを引き抜くようにして…

よっしゃー!外れた!(`・ω・´ )

エンジンルーム、スッカスカ笑

ヒーターユニット…ほんとこれだけ!Σ(`・ω・´ )
左手前にある黒い『コ』の字は…

ボディに当たる面に付いてるスポンジなんですが、コイツらもボロボロ〜
さすがにこの状態で取り付ける気になれないので張り替えることに

ヒーターユニットのケースは上下二分割
金属のクリップをポチポチと10個ぐらいを取り外してパカっ!
ヒーターコアとファンは差し込んであるだけなので、引き抜きます

うあぁ…ヒーターコア下の方はドロドロ(´・ω・` )
さすがにココを通った空気は臭いはずです
そして蒸気が直接車内に入り曇るんですね〜

新品ヒーターコアとの比較
もちろん形状は同じ

前に書きましたが、バルブの接合部が異なります
新品は出っ張りが無い
よく見りゃ、付いてた出っ張りある方もメーカーは同じBEHRでした
バルブも接合部の形状違いが一つづつあるので、合う方を補修し直して取り付けます

ヒーターユニットのケースを洗って屋内に
吹き出し方向、上下切り替えのフラップは発泡剤で覆われているので乾燥させます
この間に張り替えるスポンジを調達に…
翌日です

接合面の形状が合うバルブ
ヒビ割れているので金属パテを盛っておきます

硬化までに改めてヒーターのケースを掃除
汚れは酷くありませんが、残った汚れに水が付いたらまた砂ボコリが付いていきますからね

パテがある程度硬化したところで、ゴムのガスケットを作りました
というのも、バルブ2つとも同じ箇所がヒビ割れ…何か原因があるのでは?とご指摘を受けていました

で、予想したのがコレ
コイツは出っ張りの無い新品コアにOリングを挟んでバルブを合わせてますが、少し浮いてます
これはまだしも、出っ張りある方はさらに隙間が!
それを両端で押さえつけ無理な力が加わったのでは?
ebayの新品パーツ画像にもガスケットが付いているモノがあったので、真似して作ってみました
コレで必要以上に締めなければ良いのでは?
さて次

スポンジを切って両面テープを貼り…

貼り直していきます

こんな形状には抜けないので、いくつかに分割して切り出し貼り付け
しかしスポンジが少し硬く、こんな湾曲面はしばらくすると浮いてきてしまうので、より強力な接着剤で貼り直します
床でやるんじゃなかった…テーブル作業と行ったり来たり、床につけた膝は痛い…
でも大モノなので仕方ありません
おや?(`・ω・´ )

コントロールレバーの生えてるところ
リベットがこのボックスに噛んでない!
リベットが斜めに潰れていて、穴からスッポリ抜けてしまっている
リベッターは持ってないが、いずれキャンバストップ貼り直しでも使うし!ってことでAmazonでポチリ♪
この作業は明日に…

ココで新品コアを組み込んでみる
それ用のミゾに合わせてワイヤーを這わせながら、ケースを閉じると

ふむふむ何度も見た光景になった
取り付け面倒なヒーターバルブも、この状態なら丁寧に取り付けできるぞ〜♪(・∀・)
さーて次は

ワイパーユニットです
実は
・間欠動作しない
・定位置に戻らない
という不具合がありました
ワイパーレバースイッチを一段階動かしても動作せず、二段階で連続動作する
一段階戻しても連続動作のままで、オフにするとその場所で止まる!
『エイッ!(`・ω・´ )』
停止位置手前でタイミングよく、ワイパーをオフにする技術が身につきました笑
さてこの現象
コンデンサーが動作していないとの情報
コンデンサーの足が基板から浮いていたという事例も聞く

モータ部にはめ込んである、白いボックスを取り外し

カバーを外すと基板の裏面が見える
この下にコンデンサーや抵抗が見えるが…あ!Σ(`・ω・´ )

配線パターン剥き出しで、断線してるぞ!
コーティングが薄かったのか?(´・ω・` )
少し焦げたようにも見えるので、アルコールで清掃してアルミ箔を置いてみた
導通はするものの、それを接着するのに失敗

結局、配線パターンを追ってジャンプすることに
断線箇所はシリコンコーキング剤で保護

汚れを落としながら、組み付け
リンケージ部にはスプレーグリスを吹き付け
さて動作確認…面倒だな(´・ω・` ;
えーい!組み込んでダメだったらやり直そう!
今回はヒーターコアがメイン作業だし、取り外し方も簡単だと解ったしね〜(・∀・)
さてもう一つ

時計です
時刻合わせのツマミを回しても、空回りするようになってしまいました
ある時点では、進められるけど戻せない状態になり、さらに進めることも出来なくなっていました

配線とケースを外すと、調整シャフトに付いてる歯車がユルユルなのが確認できました
これ以上バラすのは手間なので、この状態から歯車とシャフトに接着剤を流し込み、一晩かけて硬化するのを待ちます
さらに、動きが渋くて調整歯車に負荷が掛かったのかも?と歯車にはシリコンスプレーを吹き付けておきました
またまた翌日
急用が入ってしまい、作業に掛かったのは午後2時から
夜も作業してなんとかヒーターを組み付けたい

バンドリベッター
リベットも付属してます

が!付属のリベットは奥行きが短い!(`・ω・´ )
買いに行くとまた時間が掛かる…

ので手持ちの中から合いそうな鍋ネジやらを寄せ集めて接合

スポンジ類は少し浮いてきそうだが、押し込んで押さえてしまえばいいだろう
バルブと、洗ってあったドレンホースなどゴム類を取り付け、クリップで閉じたらさあ組み付け!(`・ω・´ )
車体に載せて配線カプラーを…あ!(`・ω・´ )
清掃して別の場所に置いてあったファンを入れ忘れた(´・ω・` )
もう一度クリップ外してカバーを開け、改めてファンを取り付け

レバーが車内に生えるように、何度も向きを調整しながら…

入った!(`・ω・´ )

ヒーターホース、ファンのカプラーをはめ、ワイパーユニットも戻し、エンジン始動してエア抜きします
ヒーターから温風が出始めました

が!バルブから漏れてるー!(´・ω・` )
ありゃヒビを見逃してた…締めたことでヒビが拡がったようです

ということで、パテを追加
クイックウェルドの硬化まで4時間待ちます…
一方、ワイパーユニット
ちゃんと間欠もするし、定位置に停止するようになりました!ヨシヨシ♪d(・∀・)

時刻は夜7時...でも、もう少し頑張ろう
そして11時

あかーん(´・ω・` )
盛ったパテの端から漏れてきてる
こりゃイタチごっこだな

といいつつ、再度パテを盛る
コレでダメなら直前まで使っていたバルブに替えてみよう
最初から盛るだけ盛っておけばよかったのでしょうが、もう一つのバルブは盛り過ぎて取り付け時にソケットが入らなくなってしまったので、控え目にしておいたのでした
また硬化まで4時間掛かるので、次の作業は翌朝に
続く…(´・ω・` )