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2025年05月16日 イイね!

パンダ4x4ie初めてのトランスミッション修理17 トランスミッション組み立て③ ちょっとだけ作業と野営場整備

パンダ4x4ie初めてのトランスミッション修理17 トランスミッション組み立て③ ちょっとだけ作業と野営場整備GW休暇3日目です
今日はちょっと別の作業を

5月25日(日)はパンダのお祭り『パンダリーノ』
今年もまた前日に、遠方からの参加者を招いて『前日祭』を行います


ですが、昨年秋から会場である庭の改善のために切っていた木や竹が積んであった
そこで、その片付けにお手伝いに来ていただきました!(・∀・)


朝からホグさん、あかりん、そしてワタクシの妹
竹の枝を落として粉砕
竹を切ってケースに詰め
無煙炭化器で、ヒノキや松を燃料に竹炭を作る
もう黙々と…

お昼です


賄いは春キャベツのペペロンチーノ


それに『飛騨山椒』の粒をミルで砕いて振り掛ける
山椒ペペロンチーノ


ふわっ♪と山椒のいい香りがペペロンチーノに合う♪
そして外で食べるものは美味い!(・∀・)


差し入れのカヌレ
もうお腹いっぱい

食後も皆働いてくれて…


作業前(´・ω・` )


作業後(・∀・)


スッキリしました〜
十分な駐車スペースができました
ありがとうございました(・∀・)
まだまだあるので、またお願いします笑


さて、トランスミッションです


前日すったもんだがありつつ(・∀・;も、ケースを閉じました
その後、マニュアルを見ていると…

メインシャフト、カウンターシャフトのナット締め付けトルク

FIAT 4x4 のマニュアルは116Nm


HAYNES のマニュアルは122Nm
こちらはFFのみ収録

うーん…4x4だから弱いなんてことは考えにくい
むしろ強くていいと思ってしまう
が、それは勝手な推測か

うーん…中身は同じはず
ならば強い方、122Nmにしよう

だが、一度116Nmで締めたナット、122Nmで締めようとするとスルッ!(`・ω・´ ;
あぶないあぶない
すべって舐めるところだった(・∀・;

そこで
片付けにやってきたホグさんに重しになってもらい笑、体勢を整えて122Nmで締める!

カチ♪

ありがとうございました〜♪(・∀・)

流石に疲れました
休んで回復したら続きの作業に入ります

うーん…明日?夜?
2025年05月09日 イイね!

パンダ4x4ie初めてのトランスミッション修理16 トランスミッション組み立て② カバーを閉じる!(`・ω・´ )

パンダ4x4ie初めてのトランスミッション修理16 トランスミッション組み立て② カバーを閉じる!(`・ω・´ )GW休暇2日目
みっちり作業できます
ではいよいよ、トランスミッションのカバーを

おっと!

マグネットを入れておかないと

さあいよいよカバーを
とはいうものの、いきなり閉じてしまって変速できないのは困ります(´・ω・` )
ということで仮組み


シャフトのリアベアリングなしでカバーを被せる


飛び出たシャフト
ベアリングが入った上に、ベアリング押さえになるプレートが入る


この空いた窓にギアセレクタのレバーが入る
そこにプライバーを入れて


ガチャ!
リバース状態
シャフトが飛び出ます
この後、1〜5速まで切り替え
シャフトが飛び出たり引っ込んだり
良さげです♪(・∀・)



ではシャフトのベアリングを入れてみましょう
ここは圧入するほどではありませんが、クリアランスは僅か
ヒートガンで暖めてみましょう


入りました
スッポリではありません
少しでも斜めだと入りません

因みに

ベアリングのアウターが擦れているようです
アルミのほうが膨張率が高いので、チカラが掛かると回ってしまうのでしょうか?
いや、外した時はスポッ!と抜けたほどです
ということは…ベアリング、痩せた?(´・ω・` )
とにかく、緩くないのは良いことだと思うことにします


ガスケットを当ててみます


当然、ネジ穴ピッタリ
そして液体ガスケットを塗るべき位置を確認しておきます

あ…液体ガスケット、どう塗る?(´・ω・` )
そんな時はChatGPT

ガクガク然々…そして最後にまとめ

【超簡単に流れを言うと】
脱脂 → うすーく液ガス塗る → ケースにもビード塗る → ガスケット置く → 蓋する → 仮締め → 20分待つ → 本締め!

ふむふむ
カバー側は、ガスケットに薄く塗るだけなのか
ガスケットの目を埋める程度にと

よし!(`・ω・´ )

ミッションケース接合面を脱脂
ガスケットを脱脂
しばらく経ったら、うすーく液ガス塗る
ピトピトくっ付く程度

ではケース

にゅ〜
にゅ〜
あ、途切れた(´・ω・` )

液体ガスケット、しばらく使っていなかったからか内部で透明な液体と分離してしまっていたようだ
透明な液体だけが出てきて途切れてしまう

フタをしてチューブをモミモミ
いくらかマシになるだろう


ふぅ(・∀・;
緊張した
途切れたところは継ぎ足し
うわぁヘタクソだなぁ笑

よし

ガスケットを載せて
ケースを被せる

あ、シャフトがキツい!(`・ω・´ )


分解時は簡単に抜けたシャフト
新品はちょいキツ
エンビパイプで軽く叩くとカバーの重みもあってか入っていった


分解時に段ボールに刺してあったケースのボルト


元の位置に刺して仮締め
20分待つ


今回使ったガスケットは、スリーボンド1215
これが定番らしいと何かの時に買って、何かの時に使っていたもの

ところで
パーツリストにはガスケットの品番が載ってました
検索すると

『LOCTITE 510』でした

Amazonでは

容量少なくても高いなぁ〜
ま、忘れてたけど1215があったのでこれで良いでしょう

さて20分が経過

何回かで徐々に強く締め、最終25Nmで締め付け
カバー取り付け完了です!(・∀・)

さて次は

ベアリング抑えの中間プレート
ガスケットは…


これか


こうだな

あ、今度は液体ガスケット、上に塗るの?下?(・∀・)
ガスケットには表と裏がある
ツルツルしている面とザラザラした面
さっきはケース側がザラザラ面だった
それと同じってことか!


カバー側に液体ガスケットを
同じ手順で仮締め

さて20分待つ間に

5速ギアを…あ(´・ω・` )


ここにもモリブデンコーティングされたシンクロリングが!
ヘインズマニュアルをよく読むと、この方式のシンクロ『ポルシェシンクロ』と判明しました
で…再コーティングし忘れた…
えーい今更!このまま組む!(`・ω・´ )


組みました
が、この後、リバースか何かにギアを入れつつ、この5速も噛み合わせてシャフトをロックします
なのでスリーブのネジは締めずにフリーに

そして

リバースギアを入れておく
これで二重噛み合いになりシャフトは動かない

では

新品ナットを


締めます
が、ここは116Nmとかなり強く締める必要がある
この状態ではミッションが動いてしまい締められない


ミッションを床に置いてまたがり、トルクレンチでなんとか締める
ふぅ(´・ω・` )


リバースに入れてあるとシャフトの5速スリーブのネジ穴が出てきます
ここでボルトで固定


カシャン
ニュートラルです
OK!(・∀・)

さて次は

左側ドライブシャフトの入るフランジ、ここのOリングを変えよう
僅かに伸びているように見える
今頃ですが、Oリングは噛み込み防止でシリコングリスを薄く塗っています

あれ?(・∀・)


Oリング、やっぱりはみ出てない?(´・ω・` )
ケースの接合面を清掃した時に気付いたのですが、

外すと収まっていました

あ…

出っ張ってる?


おお!?出っ張ってる!(・∀・)


Oリングだと思っていたのは、影!(・∀・;
じゃあここから漏れはなかったのね
じわりオイルが漏れていたので、てっきりここかと思って原因わかってラッキー♪と思ってましたが


とにかく組み付けます



ギアセレクタレバーを組んでいきます
やっぱり仮組みです
スプリングがねぇ…飛んでかないか心配です

あーしてこーしてそーして…

よし、あとはシャフトを半分抜いてからこのスプリングを入れれば良いか
これが左右に動いて…

あ!(・∀・)

あーーー!!Σ(・∀・)


分解時
ケースがなかなか外れず


このシフトセレクタレバーを左右に動かすレバーが当たって抜けなかった!


これだ!
このシャフトが


ここに入らないといけなかった!
でも閉じてしまってからは刺せるわけも無く


うぉーーーー!(`・ω・´ )



入りました(・∀・;

焦っていたので撮影なし笑
一度閉じたケースカバーのボルトを外し
ベアリングにキツく入ったシャフトをプラハンで叩きながら、カバーをプライバーで持ち上げる
紙ガスケットは液体ガスケットでケース側にくっ付いている

ChatGPTに相談する


『つまり、
→ 今回はセーフです!安心して作業続行してOK!』


よし!(・∀・)


最低限の空間を作り、レバーのシャフトを差し込み、再びカバーを閉じる
漏れないことを祈ります(´・ω・` )

続きは明日…(・∀・;
2025年05月08日 イイね!

パンダ4x4ie初めてのトランスミッション修理15 トランスミッション組み立て①開始!(・∀・)

パンダ4x4ie初めてのトランスミッション修理15 トランスミッション組み立て①開始!(・∀・)GW休暇に入りました
さぁいよいよ


トランスミッションを組み立てます!(・∀・)
これまで分解してきた手順の逆順に…
とマニュアルに書いてあります
しかもサラッと(・∀・;

まぁでも分解しながら『これ組むときどうすんの?(・∀・)』と思うこともしばしば
記憶、そして画像という記録を辿っていけばいいはずです!

先ずは記憶に新しい、カウンターシャフトのローラーベアリング
そのインナーをシャフトに圧入します

久々に登場

倉庫から運び出し、置き場所がないのでウッドデッキに油圧プレスを組み立てます
が、届かない!(´・ω・` )


組み方を変えたり鉄板を挟んでみたりと高さを稼ぐ

ガコン!Σ(・∀・)

外れてしまいます(´・ω・` )
安物なので垂直にシャフトが降りないことも要因の一つ
※実は使い方を忘れてしまっていただけ笑
 対象物を置く鋼材を出し忘れ(・∀・;

えーい!

コン!コン!コン!

なんだぁ〜プラハンで叩いてみたら意外と入る笑
スキマが見えるなぁ〜あと少し!
古いインナーを当てがい、コンコンコン!



これでどうだ!
古いインナーとは僅かに形状が異なるようで完全一致とはいきません
が、目一杯打ち込みました


アウター被せてクルクル〜


画像ありませんが、モリブデンコーティングした3、4速のシンクロも組んでおきました
よし、これでシャフトとギアを組める



インプットシャフトのオイルシール


内側はこんな特殊なヤツ
ガスケットキットに入ってます


クラッチレリーズベアリングのはまるスリーブの裏側にソケットで打ち込み

いよいよケース側

インプットシャフトとカウンターシャフトのフロント側ベアリングを装着
カウンターシャフト側は先程打ち込んだインナーが入るのでアウターだけ
インプットシャフト側ベアリングは今回対策品で、従来のボールベアリングからカウンターシャフトと同じローラーベアリングです

ではシャフトにギアを組んでいきます!


ミッションオイルをオイラーに入れ、オイルを掛けながら組み込んでいく
カウンターシャフトに1速・リバースのギア


ここ、スプリングが入るんですよね〜
飛んでったらマズい
慎重に(`・ω・´ )


よしっ
飛ぶなよ〜

続いて、シンクロ、1・2速セレクタスリーブ、2速ギア
トポトポ
カチャカチャ
トポトポ


マニュアルと付き合わせながら

3速ギア、3・4速セレクタスリーブ、4速ギア
トポトポ
カチャカチャ
トポトポ


途中、ふとしたチカラ加減でスプリングが外れたりしましたが入れ直し
部品展開図では判断しにくいスリーブの向きも参考画像から判断
カウンターシャフトにギア組み込み完了


手前、インプットシャフト
奥、カウンターシャフト
こんな感じに噛み合うのね〜


ヨッ!(・∀・)
丁寧にベアリングに差し込みます
おぉ一気にカタチになった〜♪

あΣ(・∀・)
デフを先に入れないといけなかった!


慎重にシャフトを抜き、デフを入れてから入れ直します


グリグリインプットシャフトを回してみる
ギアは入っていなくてもカウンターシャフトが回ってしまいますが、押さえると止まっています
ニュートラル状態


ガチャ
シンクロスリーブを動かし、1速


よーし、カウンターシャフト回ってる
2〜4速までギアが噛み合うのを確認します

次はリバースと5速のシャフト

Oリングを交換します


リバースギアを入れて差し込み
抑え金具をボルトで固定



ギアセレクタフォークを仮組みして、取り付け方法を確認します
3本あるシャフトのうち真ん中だけ刺し、フォークを噛み合いを確認
うむ(・∀・)

外して

ギアセレクタフォークのシャフトを刺す3つの穴
ここにキーを組み込んでいきます
同時に2つのギアが入らないようにする機構ですね


3・4速のフォークを刺したシャフトを入れる
その隣りに繋がる横穴に、長いキーを入れる
マニュアルにもマグネットを使えと書いてある
ポロリ
マグネットを引き抜くと着いてきちゃう(´・ω・` )
のでピンセットで抑えると、それにもマグネットがついちゃって(・∀・;

○=○=○←

3つ目の横に入り口がある
そこから押し込む
穴から見えたらマグネット
そして更に工具を突っ込み押し込む
入った♪(・∀・)

二つ目のシャフトを入れて、同じようにキーを押し込…あ、落ちた(´・ω・` )

何度かリトライしつつ


入りました〜
フォークのボルトを19Nmで締めて、カチャカチャカチャ
うん、ギア入る♪(・∀・)


おお〜カタチになってきた〜♪
あ、オイル塗り忘れてた


オイル挿しました
良い眺めです♪(・∀・)

さてと
カバーを取り付ける準備を


Oリングを交換したスピードメーターギアを組み込みます


これで閉じられるでしょうか?
でも液体ガスケットも塗ると後戻りはしなくない
仮にケースを閉じて、ギアが入るかを確認したい


ギアとシャフトを組んだことで、広げていたパーツが減ってきました
少しホッとしています

では続き、進めていきましょう!(・∀・)
2025年05月07日 イイね!

パンダ4x4ie初めてのトランスミッション修理14 組み立て直前!(・∀・)

パンダ4x4ie初めてのトランスミッション修理14 組み立て直前!(・∀・)いよいよ組み付けるぞ!(・∀・)

の前に、

TKさんにちょっとした指摘を受ける
『スピードメーターギアは外さないのですか?(・∀・)』


あーそういえば、Oリング入ってる
交換したほうがと思って分解当初に固定ボルトを外したんだが、抜けなかったので後回しにしてあった

うーむ…あΣ(・∀・)
Oリングが固着してるのかも?
パーツクリーナーを噴いてビチャビチャのうちに、フン!(`・ω・´ )


というほどチカラを掛けなくても、スンナリ抜けた(・∀・)笑


金属の軸から樹脂のギアを抜くと、中にもOリングが
おや?(・∀・)


Oリング?
外側が溝になってる


ガスケットキットに入っている中で一番小さなOリング、大きさからコレっぽい
が、こちらはフツーのOリング

うーむ…(´・ω・` )


ギアのシャフトにミゾが切ってある
装着するとOリングの下に位置する
ということは、Oリングにオイルを上げて送り込むのか!?
確かに、Oリングの外側にオイルが満たされそうだ!
ヨシ、まだ活きてるっぽいしこのまま使うとしよう!(・∀・)

さてもう組むぞ!(`・ω・´ )

いやちょっと待て
やろうとしたことがあったんだ


これ、ベルハウジングにある点検口
フライホイールにタイミングライトを当てて点火時期を見るための窓


欠けています
確か、スターターモーターのケースが割れた後のことでカケラが当たったと思われます
ゴムのカバーも紛失していました


こちら内側
ここを清掃して


エポキシパテを盛り


カッターでいい加減に整えます
どうせカバーで見えなくなるし…


ほら、もう気にならない♪(・∀・)
ゴムカバーが緩かったんで、いつ落ちるかと思いつつも耐えてきました
さっさとやらんかい!って補修ですけど笑

ようやくこれで…あ(・∀・)


デフです
今回、分解・ベアリング交換を見送りました
が、せめて点検しておきたかった


本来なら計測などしてシムを選択する、などしないといけないのでしょうが、すっとばして最後の点検である『光明丹で歯の当たり面を見る』
…やったことないけど笑

まず光明丹を塗るのでギアをパーツクリーナーで…え!?(・∀・)


徹底洗浄したつもりだったが、また金属粉が流れてきた!
ふむ、まだまだですなσ(・∀・;

とにかく洗浄し直し
光明丹をエンジンオイルで溶いて、まずは中のサイドギアに塗る
そしてぐりぐりと回してピニオンギアを当てる


歯の当たった面がわかるでしょうか?
光明丹が薄くなっているところ
さてこれは?


う〜ん、いいんじゃないでしょうか?
逆回転して反対の歯も同じ当たり方でした

続いて

塗り塗り


デフをケースに収め、古いガスケットを載せる
捨てなくて良かった〜
カバーとトランスファーも規定トルクで取り付ける
そしてトランスファー側をグリグリ回す


取り出し
トランスファーのギアに光明丹が移ってます


ちょっと外れて外側に行ってる箇所があります
なんで?(・∀・;
他も少し外寄りではあります


トランスファー側
なんだかマバラ?
古いガスケットの影響もある?
光明丹の垂れもありますか
でも真ん中に当たっているところもある

うーん
どうすれば良いのかピンと来てません(・∀・;
まぁ余りにも酷いようだったらなんとかしないととは思っていましたが、勝手に心の許容範囲内とします
初めてなのでこれが一つの判断基準の目安になれば…

さてと
もういい?
忘れ物は無い?
液体ガスケット塗ったら戻るの面倒だよ?

実は夜な夜な

ガスケットキットの紙ガスケットは厚紙に写し取っておきました
厚みも記録


Oリングと銅ワッシャー
こちらはおよその大きさを書き留めてあります
実際ははめる先のサイズがわかればいいんですが、どこにどのリングを使うのかわかりません(・∀・;

とにかく何かあった時のために



パンダリーノエントリーアイテム届きました
もうほんと、組まないと!(`・ω・´ )
2025年04月23日 イイね!

パンダ4x4ie初めてのトランスミッション修理13 こざかしくこざいく(・∀・)

パンダ4x4ie初めてのトランスミッション修理13 こざかしくこざいく(・∀・)トランスミッション本体の洗浄と並行して、ちょこちょことある作業を進めていました

小細工その1

3速、4速ギアのシンクロリング
一箇所切れているので、Cリングといったところでしょうか
表面は黒いのですが、このCの切れ目付近と、

外周グルリと細く金属面が現れています

ちなみに
ワタシの知るシンクロリングは

1速、2速ギアに付いていた金色に輝く真鍮製のコレでした
よく『シンクロが減る』ということを聞きますが、つまり消耗するということ
あの表面の黒い何かが削れて金属面が露わになったとわかります

シンクロがヘタるとギアの回転同調がしずらくなり、ギア鳴りするという知識だけはありました

先日のジャックデイでモンテさんのSISLEYに乗せられた笑時も、『買った時から3速が鳴るんですよね〜(´・ω・` )』と
シフトアップでも鳴るらしい

モンテさんは、シンクロに頼らないでダブルクラッチを多様されているようですが…
まぁは飛ばすからしょうがないか(・∀・)笑


さてワタシの4x4ie
その昔、上までぶん回す走り方をしていた時は3速シフトダウンで弾かれたりギア鳴りしたことはありました
が、走らせ方が変わったこともあるのでしょう、もうありません

とはいうものの、気になるシンクロリングの表面
生成AIのGrok先生にお尋ねすると…

『モリブデンコーティングである可能性が高い』と知ります

おや?(・∀・)
モリブデンは潤滑剤として作用するんじゃないの?シンクロリングはギアに押し付けた摩擦で回してるやん?

これに対して…

おー『動的摩擦特性』とな!(・∀・)
二硫化モリブデンは硬い物質で『ころ』の働きをするので『摩擦係数が低い』
一方で、硬いので金属を摩耗させるとも
その程度の知識しかありませんでしたが、高負荷時は『摩擦が増加する』!
なるほど〜!

あ…
持ってる♪(・∀・)


スミコーのモリブデンコート5555
オイル切れで焼きついた予備エンジンを復活させようとしていた時に、買っておいたものでした

なんでも今時のエンジン、メーカー出荷時にピストンのスカート部はモリブデンコーティングされているものがあるとか
これを、コンロッドメタルにもコーティングさせるお方も!
DRAGサニーブログ

よしコレでコーティング補修を試してみよう!
先ずは表面を#600でさすって足付け
脱脂、石油ストーブの前でスプレー缶と共に温め
そしてスプレーしストーブの前で乾燥
なかなかコーティングの厚みが出ず、何日かで何回かスプレーを繰り返す
そして最後に、ストーブの上で軽く焼き付け


タレもあって少し盛られてますが、軽く擦っておきました…どうせ当たると削れるんでしょうけど笑


金属面は無くなりました


スジも消えてます
正規のものより弱い簡易コーティングでしょうが、モリブデンはオイルとの相性も良く摩耗も少ないと


さてシンクロとしての効果はいかに!
それから耐久性は!?ひょっとして一瞬で無くなるのか!?笑

ちなみに

断面は表裏?内外?とにかく対象です
なので外周のスジを考えれば裏返しても良いのですが…マーキングしてなかったのでコーティングでどっちが表か裏かはわからなくなっちゃいました!(・∀・)笑


小細工その2
今や毎年行っている、九州遠征ナンカンパン2019年に参加した時でした
ナンカンパン当日、会場に向かう前に道の駅に集合
時間に余裕があったので、乗り比べをしていたのですが…

『クラッチ重い!(`・ω・´ )』

と、埼玉から参加していたponshさんに言われたのでした
その後、クラッチワイヤーに注油して改善はしていたのでしたが、気になっていました

そしてある日
ジムニーで『クラッチレリーズベアリングの動きが渋い』という事例を見つけたのです

どうやらスズキのFR車で起きる事象のようで、続いてエブリィの修理動画を発見
レリーズベアリングそのものが対策品になったとのことで交換しています
グリスが悪さをしてレリーズベアリングの動きが悪くなり、クラッチが切れずにギアが入らなくてなると
対策品はグリスレス仕様になっているようです

その中で

レリーズベアリングのリテーナー
モリブデンのドライコートを試されています
パンダでは変速できなくなるほどクラッチが切れない事象は出ていません

実物は

段付きはありません
レリーズベアリングの摺動跡はあります
保険としてモリブデンコートしてみます
ですが、モリブデンは硬いのでベアリングとの摺動部を削ってしまわないか?

そもそもドライ仕様ではないし、モリブデンコートの上に

本来塗るべきクラッチグリースを塗布します
まぁコイツも二硫化モリブデンなのですが
塗り過ぎてクラッチ摩耗粉がたくさん付かないように…

でもですね、先のスズキの事例と決定的に違うところがあるんです
それは…


このリテーナーが分離できるということ
スズキのミッションはケースに嵌め込み
ここがダメになっても交換できるんです!
比較してのデメリットとしては、オイルシールで塞がないといけないこと

スズキの方はミッションオイルが侵入する可能性は極めて低い…無いと言ってもよいほど!
※このオイルで潤滑されていた可能性も無きにしもあらずです笑

とにかくダメだったとしても容易に交換できる!
ということで、

表面を軽く磨き兼、足付け


モリブデンドライコーティング
ウエスで表面を軽く磨く
そうそう、キズがあったとしてもモリブデンが埋まってくれますね


スルスルです
後は組み付けるまでの状態になりました

さてこの小細工
効果が体感できるのかどうかわかりません
クラッチも交換しますしね〜
次回、ミッションを降ろす時に、この投稿を見返してみましょう
…覚えてるかな?(・∀・)笑


あーそうそう


1速、2速のシンクロリング
こちらも一応点検しておきました
とはいえギア鳴りもしてませんし、そもそも点検基準をキッチリ抑えているわけではありません
とりあえず目視点検で、山が欠けたりはしていないのとは確認しました

で、摩耗は?(´・ω・` )
そこで過去に観たYouTube『まーさんガレージ』のアルトワークスAT→MT載せ替えの動画から

シンクロとギアとのスキマ1mm以上(・∀・)


1速側
1.38mm


2速側
1.40mm

クリア!(`・ω・´ )
アルトワークスとは異なるものの、同様の機構から考えると、こんなもので良いでしょう
というか、次回トランスミッションを分解した時にどれほどになっているか?
その基準として、記録しておきます

あーやっぱり覚えとかないと!(`・ω・´ )

そしてやっぱりいつか分解する前提(・∀・)笑笑

プロフィール

「2025年 フィアットパンダ4x4i.e. 素人による初めてのトランスミッション修理の記録 https://minkara.carview.co.jp/summary/15151/
何シテル?   06/24 04:17
ジャックです Lumberjack(木こり)と名乗っていましたが、わかりやすく「ジャック」になりました IT関係の仕事してますが、過去縁あって会社で自動...
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