
2020年8月
恒例になりつつあった、群馬の風車ミーティング赤城山遠征を前に、オーバーヒート対策の準備をしていた時でした

雨の日に車内が湿気で曇るのでと、『防水一番』をキャンバストップに塗布
えぇ、もっと以前からキャンバストップの後端がサビで盛り上がっていましたよ(・∀・;
そんなこともあり、信頼できる新品ラジエターをと北海道のTKさんから購入したときに、

いずれ交換するし〜
とダブルサンルーフのキャンバスも一緒に購入していました
TKさんのそれは、元々FIATへ納入していたメーカーの下請け会社が制作した、純正品と言える確かなモノ♪
…と、言いつつ選んだのは表面『絹目タイプ』
純正はレザー風だが、こちらはビニールっぽい
ビニールレザーシートのジャック号には、こっちの方が合うかも…というより、今までとは違うモノを選んでみたかったという、ちょっとした冒険心みたいなもの?(・∀・)笑
しかし、そのいずれ、数々のトラブルで先送り…
そして、間も無く2年が経とうとしていましたが

ようやくパンダの機関が落ち着いてきたので、いよいよ交換します!(・∀・)
5年ほど前にヤフオクで入手しておいた、リアのフレームも開封!

黒いツブツブはカビです
ルーフライニングの破れもあり、見た目ボロい…(´・ω・` ;
ではフレームを用意してあるリアから交換を

パキィ!Σ(・∀・)
久々に開けると、パンダあるあるのフック折れ!

大丈夫!ストックしてある!
とリベットでかしめると、スポッ!
抜けてしまった!?
穴の大きさはを測るとリベットの対応サイズ5mmを超え、6.1mm!
う〜む…もう一回り大きいリベットを買いに行くか〜
その前に

予備のフレームを手直し
軽いサビを落として、キャンバスの角の袋に入る部分の塗装も落とし、防錆を考えてローバルシルバースプレーを噴いておく
乾燥を待つ間に

キャンバスを外す
TKさんに購入時に教わったブログ記事を参考に、8mmのドリルでリベットをもむ
ゆっくり慎重に、でもアルミなので順調に削れていき頭が取れる
ルーフに残った下側も薄くなるまで削り、最後は3.5mmのドリルで中心部を削って薄くなったところを、ポンチで叩いてルーフの中に落としていく
そうだ、このためにドリルセットも買ったんだった

外したルーフも、リベットを外す
そして袋状になったキャンバスからフレームを抜くと…

ギャー!Σ(`・ω・´ )
知ってたけど笑
片側は角が無くなってるし、真ん中あたりも大穴が開いてしまっている
溶接ができるようになれば、こんなモノも再生してしまうんだろうな…とりあえず捨てずにおこう

ローバル塗装が程よく乾いたフレームは、上からシャシーブラックをスプレー
乾燥待ちの間に、ルーフ周りを清掃
フロント側も外す準備をする

朝からずーっと雨が降っていたが、もうすぐ降雨量30mmもの強い雨の予報だ
よし、このタイミングでリベットを買いに行く!
…

6mm穴のリベット、無かったよ(´・ω・` )
ホームセンターにあるのは5mm穴まで
よくよく調べると、5mmの上は6.4mmだし
使っていたのは藤原産業SK11のものだったので、試しにエビのスタンダードなタイプを追加で購入
ホームセンターで大雨をやり過ごすと、帰宅時間はもうお昼に
小腹も空いたので、時短のために弁当を買って帰宅する
さぁ腹ごしらえも終え、午後の部スタート
試しにエビのリベットを打ってみるものの、やはり抜けてしまう
さてどうしよう?(´・ω・` )

んん?(・∀・)
よく見りゃ穴の周り、引っ張られてるぞ?
それならば

ポンチで叩いて引っ込ませつつ、穴を小さくする作戦
よし、5mm径のポンチがギリ入るサイズにできた!
塗装は剥がれたが致し方ない
サビ止めを塗っておく
バチィ!(`・ω・´ )

よーし留まった!ガッチリ♪

塗装の可能性を考え、フロント側も外してしまう

リアほどでは無いが、やはり一部にサビあり
サビ転換剤塗布〜塗装までしておく

リアは塗装が乾燥した
雨とはいえ気温が高いので助かる
では!

キャンバス合体!

そしてルーフにもリベット留め
この時、両端は留めないでおく
というのも

キャンバストップの両端を通るキャンバスの紐を引っ張り、そこにリベットを一緒に留める
さぁこれで仮にルーフを閉められ…ナイ!Σ(・∀・)
どうやらキャンバスの紐、引っ張りすぎてしまったようだ

リベットを飛ばしてやり直し
今度は端にシワができつつ、キャンバスまでは縮まない程度に

ヨシ!d(・∀・)
キャンバスの端が引っ張られて、いい具合に折れ曲がっている!

がーん…左側は緩すぎた(´・ω・` )
もう一度リベット打ち直し

こんなもんかな?
まぁヨシとしよう

フロント側フレームの塗装が乾いたので組み付け
両端キャンバスの紐をフレームに引っ掛けて、マスキングテープで固定
留め具を通す穴をカッターで切り込み、留め具を通す
新品は柔らかいので、スンナリと通る
リベット穴をマーキング、ポンチで穴を開け、押さえ金具を当ててリベットを打っていく
グイ
グイ
グイ
バチィ!
グイ
グイ
グイ
バチィ!
あ、あ、あ!(´・ω・` )
右手中指と薬指に違和感
曲がったまま伸びない!
普段使わない部位を使ったせいだ〜
左手で指2本を掴んで伸ばす!
何度か攣りそうになっては、左手で伸ばしてなんとかリベット打ちは完了
まだルーフへのリベット打ちが残っている
まぁいい、できるとこまで頑張ってみよう!
ルーフの方は姿勢も変わったせいか、左手のチカラも借りつつなんとかリベットを打ち込んだ
ふぅ〜(´・ω・` )

フロント側は、ガラス面に置いたキャンバスが自重で引っ張られるので、リベット留めと端の縮めが難しい
が、なんとかリア側と同程度の引っ張りに!d(・∀・)

何度かやり直しもあったが、まずまずの状態に
さて次

中骨を両面リベットで留めます
フロント側1本、リア側2本で計6ヶ所

元の位置は、ルーフ側ゴムのガスケットが押されて窪んでいるところ
めくって位置を確認しつつ、キャンバスの端に白ペンでマーキング
さてここからです
両面リベットをかしめるための道具

こんなモノしか持っていません
これは台座に下側を当てつつ、上から叩き込む
作業机の上ならまだしも、ルーフの上でできるのか?(´・ω・` )
時刻はまだ18時
いつもならまだ明るいが、今日は雨で薄暗くなり始めていた
かしめ工具を探してみよう
手芸店に売ってるそうだし
それにまだ右手に違和感があり、指が攣りそうだ笑

裏面、白色がこの純正相当のモノ
明るい色の面積が増えて明るくなった

これが終わったら、次は内張りだな
先日から生地を物色していたが、いよいよ決めないと
残り中骨を取り付けたら、細々とした後始末が残るのみ
次でキャンバスは仕上げてしまおう!
後半へつづく(・∀・)