
さぁいよいよ、毎年恒例となった熊本でのイベント『ナンカンパン』に参加するため、10月16日金曜日の夕方から熊本に向けて出発です!
今回の会場は、阿蘇の外輪山である鞍岳のふもとにある『四季の里 旭志』
キャンプ場のある施設なので、キャンプで一泊
場所の広いグループサイトで前夜祭の宴会もしてしまおう!(・∀・)
とはいえ、先ずはたどり着けなきゃいけません
そのためにも、通勤、買い物でガンガン使い、不具合を出しては潰してきました
さて出発直前の状態は

クランクシャフトオイルシールからのオイル漏れ
減り方はゆっくりなので、オイルを足しておこう

が、まだ減りは少なく、補充するほどでもない
突然ガバッと漏れたら終了ですが(´・ω・` )
昨日交換した新品ラジエターキャップ
通勤でしか使用していないが、漏れは見当たらない

今回クーラントを補充して熊本往復で減りを確認してみよう
先日、高めの3.0kg/cm3としたタイヤの空気圧も抜けてはいませんでした
キャンプ道具もろもろを積み込み、17時に野営場を出発
向かうはにゅーとらるさんと、あかりんとの待ち合わせ場所、名古屋市内の公園へ

その道中に色々思いを馳せています
忘れもしない、勢いで参加宣言をした2016年パンダリーノ会場
まだ車検も通せていませんでしたが(・∀・)笑

初参加の2018年、車検は通したものの色々トラブルあり、パンダでの参加を諦めかけたところに救世主が現れ、出発はしたもののまさかの30分で撃沈
結果、飛行機で移動したのでした笑

2回目2019年は、これまでの止まるトラブルは解消し、見事に完走したのでした
但し、ナンカンパン会場でヒータコアのバルブからクーラントが漏れ出し、帰路はヒーター無しでブランケットで寒さを凌ぎながら一夜を走破したのでした
そういえば、往路では燃料給油口キャップが外れて紛失するという珍事もありました笑
さぁ今年はどうだ?(・∀・)
ヒーターは漏れない
シートの座面は復活してフカフカ
濃かった燃調は正常に戻り、真っ黒だったプラグはほぼ正常に。燃費の改善も期待できます
ブレーキオイルの漏れやら、室内の雨水侵入も対策し、スイッチ照明切れも改善して、安心度も快適性も向上しています
何より毎日の通勤・買い物に使えていたという安心感
これは期待できます!(・∀・)
待ち合わせの公園へ到着

スッコーサとは初の九州上陸となる、にゅーとらるさん

あかりんも乗り込み、さぁ出発!
今回は、のんびり走れる中国自動車道を走ることに!
走り始めて間も無く、あかりん
『静かになったね〜(・∀・)』
『そうかぁ?(´・ω・` )』
以前は静かになったろ?と自慢していたのに、ほぼ毎日乗っているので慣れてしまい、今や当たり前

スタートから52km、1時間弱で新名神、鈴鹿PAに
途中工事渋滞を覚悟していたが、走っている間に終わっていたようでスムーズに到着

軽く腹ごしらえしようとしたが、みな量が多そうだと、この『津餃子』とライスをいただく

昨年は見つけられなかった、鈴鹿ならではのトイレ
壁紙が一室だけ違い、入るとF1サウンドが流れ出す!笑
さぁここからです
次の休憩までは距離を稼ぐぞ!(`・ω・´ )

今度は1時間40分124km走行
大阪吹田JCTから中国道に入り、神戸の西宮名塩SAに
順調です♪
ここで、昨年とても役に立った高速道路ガイドマップを入手
次の休憩、給油ポイントの目星を付けます
一般道で15km/Lと、既に昨年ナンカンパンの11km/Lを超えている燃費のおかげで、燃料メーターの動きは遅い
燃料メーターは真ん中から下の動きが早く、昨年はその辺りで給油を意識していた
だが、今年は余裕はあるものの、まだ読めない
できれば給油して燃費を計算したいものだ
にゅーとらるさんのパンダ3は…昨年はワタシの3回に1回という感覚だった
メーターには走行可能距離も表示されており、流石は現代のクルマ
まだ300kmは走れると余裕です
さて、次の休憩では給油をしよう

ガイドブックでは関西版をまたいで、中国・四国版へ
候補は120km先の『勝央SA』
だが燃料に余裕があれば、距離も稼ぎたいのでその先185kmの『大佐SA』とした
一般道の燃費15km/Lで計算しても、その差4Lちょい
警告灯が点くのは恐らく残量5Lと聞いたが、流石に警告灯がつく前には給油するし〜
とにかく勝央での残量で判断する
さぁ出発!(`・ω・´ )
…
予報通り、雨が落ちてきた
とはいえ強くはない
ワイパーブレードは新調したし、ガラスを磨いたので油膜に悩まされることはない
内側が曇り始めるも、ヒーターで温風を当てるとすっかり視界は戻る
昨年はヒーターコアから僅かに漏れるポカポカクーラントのおかげで、何度も何度も曇りを拭き取っていた
フロントガラスに容易に手が届くとはいえ、走行中はあまりやりたくない
ここも、昨年からの改善ポイントなのだ
途中、工事のため何ヵ所かで対面通行になる
反対車線との間仕切りが近く、しかも雨
それも2kmとか、5kmとか、区間が長い!
いくらかスピードを落とすが、後方にゅーとらるさんとの車間が開くので、更にスピードを落とす
そうやって走っていると、勝央SAまであと2kmに
燃料メーターの針は真ん中より少し下
残量は4Lどころでは無い
よし!大佐まで走るぞ!
にゅーとらるさん!追いてきてよ〜!!(・∀・)
しばらくすると、お疲れで休んでいたあかりんが、目を覚ます
『残念なお知らせです(´・ω・` )』
は?(・∀・)
『大佐、ガソリンスタンド…22時まで(´・ω・` )』
※「おおさ」です。ララァがシャアに話しかけているのではない
え!Σ(・∀・)

日付けはとうに変わっている時間だ
その次は?(´・ω・` )
『ななつかはら73km(´・ω・` )』
後からわかったことだが、よく車内でこの小さな文字に気づいたものだ…
とりあえず大佐SAに入る

エネオスの看板、消灯(´・ω・` )

燃料メーターは、ふた目盛り弱

次の七塚原SAまで73km
15km/Lとすれば、5Lほどか...
単純計算では、タンク35Lを8メモリで割ると、ひと目盛り4.3L
だが、半分を切るとメーターの動きが早い
果たして8Lあるか?
もう一つ懸念材料が…
中国道はアップダウンが多くて燃料喰いやすい!しかもパンダ、登りになるとメーターの針が目に見えて下がるのだ
その昔、警告灯が点いた状態で山道を登る途中でガス欠したことが…
残量が何リットルかわかっても、フルに使える訳ではないのだ
恐らく平坦な道ならば辿り着けるだろうが、ここは見極めが難しい
コンコン!(・∀・)
(ウィーン)
『にゅーとらるさん…行こうと思えば行けるけど、最悪ガス欠で止まる。ちょっと考えるので休んでて(・∀・)』
と、意味のわからない説明
反応を見たかったのだが、理解しなくてもいい
頷いて休憩してくれれば…
『う、うん(・∀・)』
よし!(`・ω・´ )
※何が?(・∀・)
にゅーとらるさん、昨日は仕事終わってからの出発
おまけにこの雨の中の対面通行でお疲れです
あかりんとSAの休憩所へ
スタンド何時からだっけ?(・∀・)
『7時(・∀・)』
まだ6時間近くあるな…他の方法を
営業時間を見落としたと責任を感じて、あかりんが色々と方法を提案する
『勝央SAに戻るのが一番近いかも?』
『JAFは高速入れないけど、ここはスマートICがあるから…(・∀・)』
ふむふむ
ICあるなら、近くのガソリンスタンドは?(・∀・)

52kmで約1時間
でも山道だ…高速よりはいいが、ちと心配
やはり勝央SAに戻るのが良いか…
ちょっとトレイ(・∀・)
(まだ検討してなかった方法があるな…いつもお世話になってるとこ)
便座でスマホをイジる…
(あぁあるじゃん、さすが保険屋のサービス)
トイレから戻り、電話をする

そう、レッカー3回の利用実績あり、共栄火災のロードサービス
『あーもしもし?(´・ω・` )』
カクガクシカジカ、状況を説明すると
『ガス欠であれば対応できるんですけど…(´・ω・` )』
『あぁどうせ辿り着かないので、ガス欠です(・∀・)』
『わかりました(・∀・)』
10Lを給油してくれるサービス
1年間で一度のみ有効だが、今回初めてだ
契約番号を伝え、場所や近くのICなどを伝える
『お待ち下さい(・∀・)』
よし、これで待っているだけで助かる!(`・ω・´ )
あかりんと車内に戻り、次の連絡を待つ
よい休憩にもなる

にゅーとらるさんはお休み中
まだ雨は続いている…
その後、40〜50分ほど掛かるとの連絡が入る
自走していたら、往復2時間だった
待ちます待ちます♪(・∀・)

約45分後、明かりがパンダの後ろに付いた
時間通り
ツナギ服の腕には『宇佐美』の文字が
小雨の中、給油口を開け、携行缶から給油してもらう
手続きの最後に油種の確認があり、しっかりハイオクをお願いしておいた
指示に従い、燃料メーターの針が上がったのを確認する
その後更に針は上へ
やはりメーターの目盛りは怪しい
『どちらまで?(・∀・)』
『熊本です(・∀・)』
『熊本ですか!Σ(・∀・)…お気をつけて!』
『ありがとうございます!(・∀・)』
助かりました♪(・∀・)
燃料に余裕が出たものの、燃費を測りたいので次の『七塚原SA』を目指します

七塚原SA
ほぼ中間地点まで来た

18.3Lを給油
先ほどの10Lがあるので28.3Lだ
走行距離は446km...15.76km/L
思ったより伸びてないな…(´・ω・` )
入れ方にもよるが、スペック通り35Lまで入ったとすれば大佐では残り6.7L…やはり行けたのかもしれないし、登りで息継ぎしていたのかもしれないな(´・ω・` )
これはいずれ、にゅーとらるさんに携行缶を積んで追いてきてもらい、ガスを吸い上げられなくなるのはどの状態か、検証することになった
…ええ、いずれ(・∀・)
ここで、にゅーとらるさんと先行後追いを交代
次の休憩地を目指します

大佐にあった案内
ここ七塚原まで73kmを走ってきているので、安佐SAまでは60km弱と距離は伸びない
その次

美東SAまでは200kmちょい
少なくともここまで燃料の心配はない
あとは体力次第、というか睡魔に勝てるか?
いや勝とうとしてはいけない
とにかくヤバけりゃ休むことにする
まだ雨の中を出発
にゅーとらるさんが水を得た魚のように、グイグイと走っていくが、追いていけない
先ほどより視界が悪いのだ
中国道は交通量も少なく、照明もほとんどない
時折りにゅーとらるさんとの車間が詰まるが、それは登りを6速で走っている時だろう
登りが続くと5速に落とし、またグイグイと行く
こちらは70km/hでないと怖く感じるので、それを維持しようとする
詰まったり離れたりを繰り返しているうちに、北広島JCTに差し掛かる
中国道を走り続けるには、ここで分岐になるのだ
『ザザッ!』Σ(・∀・ノ)ノ
分岐から合流までの下りながらのキツい右カーブ、路面のペイントで滑って外へ膨らむ!ブレーキはヤバいぞ!さらに切り込め!(`・ω・´ )
あかりんが目を覚ますほどの挙動
なんとか曲がり切りセーフ♪(・∀・)
ヒヤッとした(´・ω・` )
…
しばらくすると、広島のTakezo-さんが出発したとのLINE
こちらの様子も気にしていただいている

『安佐SAから150キロ先までGSが無いので…』
あかりんが読み上げると、2人して思わず『ふふっ♪(・∀・)』
あんなことがあったばかり
バッチリ、美東まで行けることを確認済みです
『オッケー👌』
そりゃ即答です笑
さて、言おうかなぁ?黙っとこうかなぁ〜?
にゅーとらるさんがバラしても、『寝ぼけてだじゃん!』で通そうか?(・∀・)笑
さて広島を抜けたら、本州最後の県『山口』を横断して、いよいよ九州に上陸
まだ距離はありますが、パンダにトラブルは無く順調に走ります
つづく…(・∀・)