
パンダリーノ前の最後の週末です
燃料ポンプ交換したら、エンジン始動しなくなってしまったパンダ…
パンダで参加できるのか?月曜日は早朝出勤なので、日曜日の夕方がタイムリミット(`・ω・´ )
痛みのあった左ひざも、土曜日には僅かな違和感が残る程度まで回復
とはいえ前日は帰宅が日付け変更後
休まないと持ちません
ゆっくり起きて用事を済ませて、午後から作業開始
通勤電車で原因追求の方法を検討していました
ポイントとなる症状は、
『燃料ポンプのヒューズを抜き、何度かクランキングするとエンジンが始動する。
もちろん燃料の供給が止まっているので、間も無く停止する』

燃料ポンプのヒューズ、インジェクターからリレーへの配線を辿ると、どちらもリレーの87番ピンに繋がる
ヒューズを繋ぐとインジェクターへ流れるべき電流が、燃料ポンプへ流れてしまうと予測
となると、
①インジェクターの配線が、何かしらの問題で抵抗が大きくなっている可能性
そのアース側はECUの13番ピン
②若しくは、リレースイッチ内部に問題がありインジェクターへ流れなくなっている
とにかくリレーと配線を点検するのだ!

先ずは点検しやすいリレースイッチを
2019年に予防交換しているので、その前のリレーは動作していた
が…

ナイ!交換前のリレーがナイッ!(`・ω・´ )
小屋の整理をした時にも見かけなかった
車載のパーツケースにも無い…
じゃああそこ?(・∀・)

使っていない和室の一部を占有するパーツたち笑
探すとアレやコレ、買ったまま忘れていたパーツも出てくる!笑
だが、ここにも無い(´・ω・` )
うーむ、捨ててないと思うのだが、もうこれ以上は…

探すのをやめてリレーの動作を確認する
バッテリーに繋いで、30番ピンと2つの87番ピンが導通していることを確認する
リレーは正常っぽい

まったく、なんでこんな加工されてるんだ?リレーのカプラー
そこに繋がる配線は劣化し被膜が割れているので、絶縁テープだらけ

レアショートの可能性を考えていたが、ショートも断線もしていない
インジェクターのカプラー端子までは導通している

GWに買ったシリコンコーキング剤で、割れた被膜をカバーしておいた
もう何年も前にパンダリーノでアドバイスをしてもらっていたが、ようやく実行した
固まったら配線全体をカバーすることにする
ふーむ、ではECU側か(´・ω・` )

ゴソゴソ手探りでカプラーを外して引き出す

むむっ!?(`・ω・´ )

ヤバいじゃん!(`・ω・´ )
端子が開いちゃってる
これなら振動で接触不良になるよね〜
以前の苦い思いを思い出す

ピンを抜くと、4本のうち1本のアシがひん曲がっている
戻してみるが、アルミ製で柔いので折れるかも…折れた!Σ(・∀・)
ここECUの9ピンは、電力供給のようだ
できる時は始動しているので、これが原因ではない
折れてしまったが、とりあえず残りの3本で導通すれば良いと、修正して戻す
それはそうと、本来の目的はインジェクターのマイナス側13番ピンの導通確認
だが問題ナシ
うーむ…予想は外れた(´・ω・` )
こうなりゃインジェクター自体の動作を確認してみよう!

サクッと外して、電圧をかけてみる
『カチッ!』
正常か…
あ、そうだ

燃料ホース差し込み間違いの可能性
マーキングしてなかったので間違えたかも?とも思ったが、作業写真を見返してみると合っているように見える
念のためホースを外してペットボトルに差し、キーを捻る
ガソリンが流れてくることを確認した

ホースの接続部分に微かにガソリンが滲んでいた
ひび割れているようだと外したら、表面がめくれてしまう…
とりあえず危うい部分だけ切り取って装着し直す

あぁもう薄暗い
それに、ロジカルに考えられなくなってもきているので、頭を冷やすためにもこの日の作業は終了…
…
翌日です

スッコーサ到着(・∀・)
にゅーとらるさんが、朝から野営場の掃除に来てくれた
先日、腰を痛めて動けず、その穴埋めにとの思いのようだ
ワタシはそれに乗っかり、前もってやろうと思っていた掃除を一緒にすることに

前回の秋から全く使っていない部屋
ざーっと、それでもちゃんとキレイになった♪
ありがとうございます♪後は来週末!(・∀・)

昨夜、BOSCHのマニュアルを広げていた
実は燃料ポンプの能力が気になっていた

新品ポンプのスペックには圧力1.1barとある
それまで付いていたポンプはBOSCH製
型番でググると…3.8bar!?Σ(`・ω・´ )
いやこれ、ホントかどうか確証がなかった
だが、マニュアルには圧力『100kpa』とあり、barに単位変換すると『1.0bar』以上あればよいとわかる
スペックは満たしていることが確認できた
では配線の点検に専念しよう!(・∀・)

昨日はインジェクターを単体で動作確認した
では接続状態で確認する
インジェクターの+配線端子を

オシロスコープで電圧の波形を見る
うーむ…電圧来てるっぽい?(´・ω・` )
じゃあなんで噴かない!?
インジェクターからECUの配線の抵抗はゼロだし、吸気温度センサーの内部を通っているインジェクターの配線も導通している
うーむ、何か計測方法間違えてる?(´・ω・` )
こういうわけわからない現象は『アース接触不良』で片付くケースか?(・∀・)
と、撮影していないが、車体の下に潜り、アース端子を外して清掃し直したが変化はなし…
実はセルモーターの動きが鈍くなり、バッテリー充電しながら作業していた
風に煽られ入ってくる雨も鬱陶しい
ここらでキッチリ充電しておこうと、急速充電にして買い物に出かけた

週末に向けて、薪も補充しておいた
さて作業再開!
あれ?(´・ω・` )

インジェクターからガソリンがぽたりぽたり
ちゃんと閉まってなかったか?危ない危ない(´・ω・` )
吸気温度センサーを締め直そうとするが、どうも手応えが…

ああぁぁ…Oリングがユルくなってる!?

明らかに伸びて収まらない
え〜?昨日もこんな状態だったか?(´・ω・` )
まぁ取り付けた時は薄暗かったので、確かに怪しいが

手持ちのOリングにサイズがなかったので、急遽調達してきた
水道用だが、ニトリルゴムならある程度は大丈夫だろう
少々キツいが取り付ける

キターッ!(`・ω・´ )
エンジン始動!
燃料も噴射してるのが見える!!
インジェクターにちゃんとした燃圧が掛かっていなかったんだ!
だが、アイドリング回転数が低いしスロットルを開けても回転が追いてこない
ゆっくり回転を上げると、それなりには上がってくるが、全開にすると止まりそうに
何かまだ燃圧おかしいのか?と、吸気温度センサーを外してみる
『ぴゅーーー!』Σ(・∀・ノ)ノ
笑笑笑
笑えたので、もう一度やって撮影したったd(・∀・)笑
いやしかし、何でココからガソリンが?
確かに穴が空いていたが、過剰な圧力を逃がすためのはず
燃料ポンプの写真を見直す
ハッ!Σ(・∀・)

リ、リターンが塞がれてる!?Σ(・∀・ノ)ノ
そんなバカな…

確かにガソリン吹き出したのは燃圧が高くなり過ぎたから
そしてインジェクターの噴射にも影響するのか、厳密には理解できていないが、そうなのだろう
電気系は異常なし
燃料パイプの接合部、供給側、リターン側のどちらもガソリンが滲んでいたのも頷ける
燃料ポンプのヒューズを抜いてエンジンが掛かったのは、クランキングしているうちに、インジェクターが噴けるまで燃圧が下がったからか!
あぁヒューズから電気系の問題と思い込んでいたが、こんなところに原因が!
クッソー!!(`・ω・´ )

その後、燃料ポンプの写真を見直すと、リターンのパイプは出ていないが穴が見える
あぁまた見当違いかも?だとしたらホースの接続に何か問題あるか?
とにかくリターンパイプが導通していないと思われ、原因を突き止めなくては
そのためには、また燃料ポンプを外さないと
燃料タンクを降ろすのか〜(´・ω・` )

もう夜です
タンクを降ろしてなんて、平日にはできない
夜勤なら明るい昼間に少しずつでも進めるが、今週は早番だし…
時間切れ(´・ω・` )

今回、パンダリーノはバモスで参加することにしますですハイ…(´・ω・` )
思いついたので、追記しておく
そもそものトラブル、登坂や発進時にしていた息継ぎ、インジェクターのOリングが緩んで燃圧が逃げていたのかもしれないなぁ〜?(・∀・)