
日曜日です

3倍速そうな、パンダがやってきました
いやこの眩しいほどの赤は、それではないか笑
納車されて1ヶ月、よもぎパンさんにパンダをお披露目していただきました
とーってもキレイな1000CL♪(・∀・)

エンジンルーム、スッキリしすぎ?笑

よもぎさん、念願の初代パンダ再び、しかも望まれていたキャブ車
よかったですね〜♪(・∀・)
いずれ、よもぎさんのパンダまんがにも登場するのでしょう!

いつものメンバーが集まり、お祝いです
いやぁホントおめでとう!
それと、こうやって集まって祝える機会にありがとうって感じです♪(・∀・)
さて、ワタシのパンダもなんとかせねば
一緒に走らせることもできません!(`・ω・´ )

先週、ようやくエンジンが普通に始動できるようになりました
改めて経緯を整理すると
1月に、フロントクランクシャフトオイルシールの交換に失敗してオイル漏れを起こす
↓
5月ようやくクランクシャフトのオイル漏れを修理し、4ヶ月振りに路上へ復帰するも、登り坂や発進時に息継ぎ現象が起きる
↓
原因分からず、いずれ交換する予定でいた新品燃料ポンプに交換
だが、燃料タンクを戻す時にリターンホースを捻って潰してしまい、燃圧高過ぎる状態になってしまう
但し、この時点ではまだ原因わかっていなかった
↓
インジェクター内部のOリングが伸びてしまっていた
燃圧が高過ぎて伸びてしまったのか?はたまたトドメを刺しただけで、以前から伸びていたことも考えられる
とりあえず水道用Oリングに交換
↓
原因のリターンホースを発見
装着し直して燃圧は正常に
↓
インジェクターのフタが緩んでいて、燃料ダダ漏れ…締め直して燃料噴射量は正常に
↓
そして先週、ようやくエンジン再始動!
でした
ということでようやく、息継ぎが燃料ポンプの交換で解消したのかを確認できるところまで来ました
ところで

燃料リターンホースの修正が終わってタンクを戻した時に、ホースのタンク接合部に入っているゴム製ガスケットが切れてしまっていました
※ポケットに入っていたiPhoneが何か操作をされた状態になりロックされて、撮影できなかった…
そのせいで、ガソリンを注ぐと漏れてくる
とりあえずバンドを締め直して漏れは止まったが、スタンドで給油したら漏れてくるかも…(´・ω・` )

パイプ断面は楕円形で折り返しもあるので、やはり専用品を用意した方がいいのでしょうが、とりあえず漏れないようにしておこう
それと、

タンクのホース脱着のために取り外したインナーフェンダー、割れています
えぇその昔、車両右側に横転してるので、恐らくその時に割れてしまったのでしょう
マッドフラップも供締めしてあったので、不安定で割れが大きくなるであろうとマッドフラップは右側だけ外してしまっていました
この2つをなんとかします
先ずはインナーフェンダー

水洗いして屋内に持ち込み

マスキングテープで割れ目を合わせて固定します
時間が経っているのでピタリといかないところもありますが、できるだけ合わせます

銅のメッシュとハンダゴテを用意しました
フェンダーの裏側に銅メッシュを当てて、融着させます

小さく切ってマスキングテープで押さえて、ハンダゴテを当てると、しばらくして熱くなった銅が樹脂を溶かしてめり込みます

インナーフェンダーは薄いので、埋め込むまではいきません
インシュロックを溶かして上から被せます
しかし…熱が入るとフェンダー表側も変型してしまいます
硬く絞った濡れ雑巾を当ててグイグイ押し戻すのですが、特に初めは上手くいきません

最初にやった上の方、ボコボコ〜
その下も合わせ目が溶けて、隙間が拡がってしまいます
でもそのまま続ける

だんだん加減もわかってきた

表面の隙間もインシュロックを溶かして、とにかくメッシュが見えない状態にまで埋めます

まだ少し光が漏れるほどの隙間が残ったのですが、もうあまり熱を加えたくないので、黒色のシリコンコーキングを塗って埋めます
メッシュが見えるところも、錆びないようコーキングでカバー
あとはコーキング剤の硬化を待ちます
…

一晩経過
さすが銅!しなやかさを保ちつつ強度は復活!d(・∀・)

ではフェンダーを取り付ける前に、燃料タンクのホースの継ぎ目をなんとかする

シリコン自己融着テープを用意しました
こいつを引っ張って伸ばしながら、接合部を巻いてしまう作戦です!
が、

うーむ…テープを通す隙間が無い(´・ω・` )
おまけに

シリコン同士がくっつかないよう保護フィルムが入っている
これを剥がしなが引っ張りながらとなると、更なるスペースが必要か?

やっぱりダメだった(´・ω・` )
今回は諦め
どうせまたタンクは補修をする
その時にはガスケットも交換するし、シリコンテープの出番は無くなるかも?

ということで、インナーフェンダーは取り付け

捻りながら押し込みましたが、割れ部分は問題なし
見えないとこなので、キレイさは不要!笑

ホイールを取り付けウマから降ろし、久しぶりに明るい方に向いてもらいます
ガソリンがインマニからどんどん飲み込まれていったので、エンジンオイルを交換します!

オイルレベルゲージを見ると、やはり量は多く、粘度はトロットロまで落ちてます

オイルパンから落ちるオイルの勢いも良いこと笑
交換時期はとうに過ぎていたので、真っ黒です
オイルが抜けるまでの間に、もう一つ

カムカバーガスケットからのオイル漏れ

増し締めしたり、ガスケットの清掃をして再取り付けしてましたが、また漏れてきた
オイルの粘度が落ちてるからかもしれないが、もう交換してしまおう

カムカバーを外します

カムカバーのネジ穴部分のアップ
ガスケットは潰れて、突起部と高さは変わらない
もう増し締めは期待できませんね〜

交換するガスケット、このパッケージはFIAT純正品です
でもこれ…随分前にデッドストック品をヤフオクで入手し、さらに仕舞い込んでて忘れていたもの
いくらかの硬化は免れない…
気休めにしかならないかもですが、クレのラバープロテクタントを噴きかけておきました

ヘッド内部も真っ黒なオイルが残ってますが、やはりガソリン混じりのトロトロオイル
燃料系リレーを外して、少しだけクランキング
オイルラインに残っていたオイルもいくらか排出されたので、吸い取ります
念のため、カム周りに魔法の潤滑剤ベルハンマーを吹き付け

デッドストックなガスケットを付けたカムカバーを取り付けます
液体ガスケットを、カムを避けて曲がる角の部分にだけ塗布しました

そしてオイルを投入
硬めの鉱物油、RAMCO 20W-50を3.2L

バッテリーは充電済み、気温も高く、キーを捻れば一発で始動する!
実は、前日もエンジンを始動してみたのですが、

うっすら黒煙を吐きます
アクセルに対する反応も、高回転は良いものの、低回転では鈍い
アイドリングでバラつきがある
水温も上がってないので濃くなってるとは思ってましたが、車両の向きを変えるために動かした時はチカラが無い印象でした
なので、しばらくは庭を行ったり来たりしていると、徐々にそれも回復♪
充電のためにバッテリーから切断してあったので、ECUがリセットされていたこともあるのでしょう
これでいよいよテスト走行ができる状態になった!いざ!(・∀・)

気温は26度
とりあえず家の前の道を行ったり来たり
吹け上がり、交差点でのゼロ発進加速は普通だ♪
よーし!

緩やかながら長い登りに
でも何事も起きない!
もう少し勾配のある坂を…普通!いいぞ!(・∀・)

ぱっと見もオイルが漏れているようには見えません
ていうか、iPhoneレンズにオイルが付着して曇ってるわ〜
15分ほど走っただけだが息継ぎはしない
いいじゃないか〜♪(・∀・)
よーし、これから少しずつ距離を延ばしてみよう!

帰宅すると、水温が90℃を超えファンが回り出す
しばらく様子を見るが、あまり水温は下がらない
これから更に暑くなる
冬には、オーバーヒート対策をして夏を迎えることを考えいたが、もう夏は目前だ
テスト走行しつつ、こちらも手を入れていこう

夜勤を控えているので、今日はこれまで
うーむ、だいぶ良い!d(・∀・)
ようやく4ヶ月不動のツケを、払えそうです
そして、これからの遠征も実現の可能性も上がってきました
次の目標は、昨年、帰路で水温上がり過ぎてヒヤヒヤした群馬の8月の風車ミーティング
クーラー使ってもヒヤヒヤしないで帰って来たい
毎年少しづつ改善はしているので、今年も結果を出したいぞ!
また次の週末から、次に進みます!
あ!?まだやり残したことあったな…(・∀・;
と、8月群馬遠征を目指すと言いましたが…
このブログ書きかけの昨夜、訃報が入りました
毎年の群馬遠征をするようになったキッカケの一つでもあり、今、パンダが走れているのは中古エンジンを譲っていただいたその方のおかげ、群馬のアドバイザーが急逝されてしまいました…
ブログを読んでくれては、アドバイスと雑談のメールをいただいてまして、今回のエンジン不動時にもアドバイスをいただいていました
今年、パンダでパンダリーノに行けなくなったことは『猛省しろ!赤城山でゴザ敷いて吊し上げ反省会だ!(笑)』とか来てましたが笑
ほんと、ワタシにも良くしてもらっていました
あんなことや、こんなこと、この先にもお願いすることもあったのですが…残念です
今、ますます、今年の赤城山遠征はしないといけないという思いです

こっそり読んでくれてますよね?
ご冥福をお祈りします