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ローカル線各駅停車　　土讃線　繁藤駅









繁藤駅（しげとうえき）
高知県香美市土佐山田町繁藤にある、四国旅客鉄道（JR四国）土讃線の駅
駅番号はD35。
JR四国の駅の中で最も高い標高347mに位置し、
ここから高知方面に向けて一気に下っていく。

1930年（昭和5年）6月21日 - 土佐山田駅 - 角茂谷駅間が開業。
天坪駅として開業。
1963年（昭和38年）10月1日 - 繁藤駅に改称。





1972年（昭和47年）7月5日 -
昭和47年7月豪雨の影響で駅前の山が地すべり性崩壊を起こし、
死者60名の被害を出す（繁藤災害）。
土砂は、民家十二棟をのみ込み国道を横断、国鉄土讃線繁藤駅に停車していた
機関車などを押し流し、二十メートル下の穴内川を埋めた。
消防団員や救助を見守っていた地元住民と列車の乗客ら六十人が犠牲となった




かつて当駅から石原満俺軌道という鉄道が、
マンガンを採掘していた黒滝鉱山（現在は穴内ダムの湖底に沈んでいる）に
向かって敷設されていた。1952年ごろに撤去されたようだが、
現在でも土讃線を跨いでいた橋梁の橋台や当時使っていたと
思われるレールなどの残骸が残っているそうです




ホームは2面3線。改札口側に単式ホーム1線、跨線橋を渡ると
島式ホーム2線があり、待避や行き違いが可能