以前から、クーラント・リザーブタンクの底などの液体を吸い取れるツールが
お手頃価格で売ってないかなぁとネットやお店でさがしておりましたが
なかなか意に沿う商品がなかったので、じゃあ作ってみようという事にしました!
昔、仕事でエアー式のバキュームをメンテのためばらしたことがあって
だいたいの構造は知っていましたので
最小限の原理で構想し、ホームセンターで買った
約¥10,000のコンプレッサーで使えるようにしました。
材料は、ホームセンターに売ってるφ12とφ5のアルミパイプ1m、耐油ホース外φ7内φ4、
あと、最近流行りつつあるグルーガン(ボンビーガールの森泉さん得意の100均グッズ!)です。
まず、φ12のパイプを100mmで一本、φ5のパイプを100mmで2本切ります。
φ5のパイプの内、1本を竹やり風にサンダーで削ります。竹やりの先端を5~10mmほど
半割り状態にします。
2本の位置関係は、竹やりの半割り部の後ろに直管を沿えるようにします。
位置関係が維持できるように、テープで仮止めしておきます。
φ12パイプの内径面に当たるところで、仮止めしたパイプをグルーガンで接着します。
パイプの接着部分は、目の粗いヤスリでザラザラにしておくと取れにくいです。
φ12とφ5とのスキマが出来ないように練りこむのがポイントです。
(接着風景を撮ってなかった (;^_^A )
接着の際、φ12のパイプと直管が一直線になるようにすると良いと思われます。
グルーガンの用材が冷えたら、竹やり側に吸引用ホース、直管に加圧用のエアガン差込程度の
ホースをつけて完成です!
気になる性能のほうですが、実験ではエアーの設定圧0.7MPa、水面上約200mmの条件で
100ccの水を約7秒でカラにしました!(結構、実用的でしたよ!(^^)b)
パイプ2本 ¥700
ホース1本 ¥200
グルーガンと用材 ¥300
想像が形になった瞬間 ¥プライスレス !!
高性能な商品はいっぱい売っておりますが、今回は
「ちょうどいいツール」 と 「作ってみたい好奇心」
を満たすために工作してみました!
出来上がってみて想像以上の吸引力(勢いのよい噴射!)で、用途・趣旨に対して
納得のいくものが手に入ったと自己満足しております!
!d=(≧∇≦)=b!
(ベルヌーイの定理って、真剣に調べると奥が深すぎて頭がフリーズしそうになりましたが
今回の内容でパイプ径とか取り付け角度とかその他いろいろ工夫すると、もっと低い圧力で
もっと吸引能力を上げれると思います。
その方程式は・・ ん~、分からないです~ ┐(-。ー;)┌ )
Posted at 2015/08/16 02:51:20 | |
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