ポルシェのブレーキは、宇宙一と言われています。その911のブレーキの種類について紹介します。
色で区別されますが、塗装してしまう人もいるようです。

△スチールのローターで、キャリパーには、黒と赤があります。
黒キャリバーが4ポッドで、赤キャリパーが6ポッドです。
4ポッドでも十分な効きです。

△PCCBと呼ばれるカーボンローターです。ポルシェ・セラミック・コンポジット・ブレーキと言います。
新車時のオプションで、150万ぐらいします。
聞くところによると、非常に効きはよいんだけど、扱いずらい部分もあるそうです。
PCCBは、専用のテスターで、ローターを測定するそうですが、0.3mmぐらいの減りで摩耗を検出するそうで、10万キロぐらいは寿命があるとの情報です。
しかし、サーキットで暖めずに急に使ったりすると、すぐにローターが摩耗してしまう場合もあるようです。
注意点は、このローターの交換費用です。
4枚セットで交換する必要があり、230~250万ぐらいするそうです。
距離を走った中古車に装備されていて、購入してすぐに交換となると、とんでもない事になります。

△PSCBと呼ばれる新しいブレーキです。
ポルシェ・サーフェス・コーテッド・ブレーキと言います。スチールのローターの表面に、タングステンカーバイドがコーティングされています。
スチールとPCCBの中間というより、スチールの寿命を延ばしたという位置づけのブレーキです。
まだ、新しく、あまり評判は聞いてません。
私も、ポルシェのブレーキは宇宙一だと思います。
4ポッドを、赤に塗装するのは好きではありませんが。
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Posted at
2019/10/04 21:42:33