ポルシェセンターは、ポルシェジャパンが経営している訳ではありません。
例えば、「ポルシェセンター〇〇」の「〇〇」ごとに、運営する会社が異なります。
例外もあるようですが、具体的には以下となります。
ポルシェセンター青山 → (株)エクセレンスインターナショナル
ポルシェセンター浜田山 → (株)C.P.S
ポルシェセンター銀座 → (株)ブライトインターナショナル
マップで場所を探したりすると、運営会社の名前で表示される場合があります。
基本は、ポルシェのCIでお店を構えて、同じマニュアルで運営しています。
ポルシェセンターだから「どこでも同じ」と思っていると、運営会社によって若干異なる場合があります。地域が違うため、その地域の客層に合わせているとも言えますが。
【運営会社が違うと保証が違う場合がある】
初年度登録から9年を超えた場合、認定中古車ではなく、「ディーラー保証」、「販売店保証」と記載されています。
これは、この運営会社が、独自に保証するという意味になります。
認定中古車保証であれば、どこのポルシェセンターでも保証を受けられますが、ディーラー保証、販売店保証では、違う運営会社では保証してくれません。
運営会社の保証だと、運営会社の方針に沿った保証の範囲、考え方が強くなってくると思います。
【サービス工場が違う】
運営会社が違うという事は、当然、サービス工場も、それぞれの運営会社がもっています。
なので、「陸運局の指定工場」なのかも、運営会社によって異なっているようです。
普通は「指定工場」の方が良いと思うのですが、乗り方によって変わってくると思います。
指定をとっていると、突然の査察があるので融通が利きません。
しかし、指定でない場合、交渉によっては融通を利かせてくれる場合があります。
例えば、指定工場のポルシェセンターはNGですが、指定でない場合は見逃してくれる場合があるそうです。
基本は、純正部品を使っているメンテナンスが前提となりますので、誤解しないで下さい。
どこまで、カスタマイズを楽しむか、PCの営業マンとどこまで深いお付き合いをするか、によって妥協点を見つけていく必要があります。
【ポルシェセンターは、結局、どうなの】
ポルシェの故障のリスクをどう考えるか、で決まると思います。
①クルマ人生も、あと何年でもないし、保証と保険でリスクに備えようと考えるのであれば、良いと思います。
②まだまだ、先があるし、純正以上にチャレンジしたいと思えば、専門のお店に行っても良いと思います。
今回の想定は、定年近いサラリーマンで、老後の備えも必要なので、当然、①だと思います。
ただ、ポルシェセンターの評判も、いろいろネット上に公開されてますので、自分にあったところを探すことも必要だと思います。
あくまでも、個人的な想像ですので、責任は持ちません。