今のGT4を購入する時に、考えていたことを記載します。
想定する状況としては、定年が近づいたサラリーマンが、初めてポルシェを購入しようとネットで調べた、というイメージです。
まずは、996、986編です。
【金額的に狙いやすい996、986】
やはり、金額的な事を考えると、この型式がでてくると思います。
狙いどころとしては、以下だと思います。
①ナビが交換されているもの。
このタイプは、2DINナビをつけようとすると、エアコンスイッチを下に移動する必要があります。
最初から2DINナビが上に設置されていれば、次の交換も楽だと思います。
②エンジン交換されているもの。
この年式は、少数ですがIMS問題でエンジンを交換したものが流通しています。
「エンジン交換」、「IMS」、「インタミ」等をキーワードで検索すると、見つかる場合があります。
実際の走行距離より、エンジン交換後の距離が短くなるので、見つかれば有力候補だと思います。
③外観だけでなく、内装、隅の部分がきれいなもの。
このあたりは、年数が年数なので、妥協するしかありません。同じ金額で購入できる国産新車と比べれば、見劣りします。
エンジンフード、トランクフードの隅とかがキレイなのは、手入れが良い証拠だと思います。
【中古車店で、ポルシェセンターで点検して納車とあるが】
ネットで中古車店に掲載された車両を見てると、
「ポルシェセンターで点検して納車します」
というのを見かけます。
あくまでも、法定点検であり、点検結果に対してどうするかまでは記載されてません。
また、法定点検と、ポルシェ認定中古車の点検項目とは異なります。
ポルシェ認定中古車と、同じレベルではありません。
悪いという事ではなく、「点検」の意味を理解し、消耗品等をどこまで交換してくれるか等の条件を、事前によく確認する必要があるという事です。
【購入しても、大丈夫なの?】
ポルシェへの「熱い思い」が強ければ、チャレンジして大丈夫だと思います。
ただし、購入当初は消耗品交換が続くので、消耗品予算を別枠で確保しておく必要があります。
車両としては大丈夫だと思います。この年数になると、荒く乗られたものは淘汰されてしまっていると感じます。
しかし、「最後は、ポルシェに」程度の気持ちの人は、やめた方が良いと思います。
以前、ネットで「ポルシェ中古車の400万円の法則」というのを見つけました。
「400万円より安いポルシェを購入しても、購入後のメンテナンスで、結局、400万円ぐらいになってしまう。だったら、最初から400万円ぐらいの程度の良い車両を選んだ方がよい。」
という意味です。
金額は別として、考え方は納得できる部分があります。
※あくまでも個人の感想なので、実際とは違う場合があります。ご理解下さい。
Posted at 2019/06/25 21:02:12 | |
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