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昨今の情勢から多くのイベントが影響を受ける中、もてぎ南でのジムカーナ関東選手権第2戦は主催殿の熟考の末、開催される運びとなりました。

もちろんリスクはゼロではありませんので最終的な参加判断は選手に委ねられるわけですが、今回何もかも異例尽くしかつ時間が限られた中で、主催の方々は何とかイベントを開催すべく考え得る最大限の努力と労力を割いて頂いていると思います（詳細は主催HPをご参照頂くとして、開催是非はもちろんのこと対応の議論やJAF承認など、想像に余りあります）。

とはいえ、この短い期間で実績のない対応をすることになった訳ですから、何らかの不自由な点などは必ずあると思います。
で、そんな際は参加者も一緒になって気持ちだけでも助け合いましょうという小さな提言です。

みんなの為にすぐに改善した方が良い点などは打ち上げるべきですが、その時のちょっとした打ち上げ方や、もしあるならばちょっと手伝えることをするだけで、お互い大分違うと思うのです（もちろん今回のリスク対応の中でですが、気持ちだけでも違うというのが主旨です）。

せっかく苦労して開催してもらえて、我々もそこに参加できるのですから、どうせならみんなで気持ちよく終われる方がいいと思うのです。

偉そうにすみませんm(_ _)m
まずは自分が努力しますので。

ちょっと雑感．

ツインリンクもてぎができたのが1997年ですので，すでに20年超．
以前から思っていたのですが，日曜にマルチに行って改めて思ったのが少し路面が変わってきたかなということ．恐らく長い時間の間にキメの細かい表面部分が少しずつ少しずつ減っていき，結果として礫状の割合が増えたような感じになってきたのかなと．

ま，気のせいかもしれませんが(笑)

ただ走れるコースが少なくなるご時世の中で，ジムカーナではマルチ・南・（現在大会は行われていませんが）北ショートと，関東在住な方には貴重な存在に間違いありません．

みんなで大切にしていきたいものです．

2月9日，過去最も早いタイミングで今年の地区戦がFSWで開幕しました．
自分は仕事の不透明さもあって昨年のJAFCUP後から今季をどうするか激しく悩み続けましたが，まずは開幕と第2戦を今年から新設されたPN5クラス（タイヤのトレッドウエア値を280以上に規制した二輪駆動のPN車両クラス）で出場する事にしました．
まだ生まれたばかりのこのクラスはTW280以上のタイヤで規制されているものの，その中でさまざまなタイヤと二輪駆動車がひとくくりとなったある意味無差別級のクラスで，自分（＆同様な方）的にはNDのようにタイヤサイズの小さい車両が大きいサイズの車両に比べて昨今タイヤの選択の余地が少ないことが厳しく感じられる状況でした．

合わせて今回使用したのは昨年のシーズン後から試していたミシュランで，PilotSport4（以下PS4）の一つではあるもののミシュランジャパンではPS4 16インチの設定がないため，正式扱いではないタイ生産のPS4 ST（某氏曰くデチューン版かも？とのことでしたが，結果的にはそれほど悪くなかった）．さらには現時点で輸入元も次回入荷未定という流通不安定なものでした（そんな状況ですので私のは昨年末に買ったのに2018年前半製）．
幸いにも事前のテストでFLEVAや17インチの正規PS4と極端な差は無さそうというところまで確かめたものの実際のところは分からず，また既述のように他の車両ほど選択肢がないことなどと合わせて，今回は真ん中から上くらいに入れれば上出来ととらえ，来年の規則への提言をする材料集めくらいの気持ちで臨みました．


前置きが長くなりました．
決勝前夜に少し雪があったせいもあり，スタートは少し時間調整されコース長も短め（スタッフの方はコース上の凍結を叩いて減らしたり大変だったと思います．ありがとうございました）．一晩置いたバケツの水が表面だけでなく完全に中まで凍るほどの低温下で，かつもともとこのFSWジムカーナ場を関東でもっとも苦手とする私には，どちらかというと短い方が好都合に思えました．
1本目は外周速度合わせなどに失敗したものの，そのほかに大きなミスがなかったこともあり望外の2位．2本目は路面温度が上がった事に加えて各選手の慣熟が進んだ影響か軒並みタイムアップ基調で，自分は出走時に7位に落ちていたものの，うまく1本目のリカバリーができたこともあり結果何とか3位に入る事が出来ました．
もちろん自分としては既述のように苦戦を予想していましたのでこの結果は期待を越える順位に間違いなく，とても運が良かったと思います．そしてそんなこともあってか，これまでにないくらいいろんな方から”良く頑張ったね！”と言って頂けました(笑)

なお，今回は全国に先駆けての開幕になったこともあってか各国産タイヤメーカーさんからの状況視察があり，今まで一度も例のないメーカーさんからも直接偉い方が現場を見に来られておりました．
またメディアの方も決勝だけでなく前日からとても丁寧に取材されていて，表彰式後に話をした際も今回の内容を今後に向けた提言という形できっちり伝えたいと（その場に国産タイヤメーカーの方もいらっしゃったのですが）熱く言って頂けましたので，このクラスに対する注目と期待値が垣間見えた開幕戦だったと思います．

さてこうして終えた今年の緒戦ですが，既述のようにさまざまなタイヤや車両が混ざったこのクラスでは，今後もコースの特徴や設定，そしてその時々の状況によって凸凹が変わると思いますし．その意味で本当の傾向が見えてくるのはまだ少し先だと思います．
ただ，かといってその凸凹が結果的にイーブンになるほどクラス自体が熟成されているわけでもないので，自分的には今後も苦戦が予想される事には変わりありません．
一方で，まずは翌年に向けた議論を土台に乗せるには今年の勢いが必要ですので，参加することで少しでもその勢いに協力しつつ，その時々でツキを拾っていけるよう次戦も悔いなく走りたいと思います．