市内のいつもの宿を出て、市電と地下鉄で移動。
何度も乗っているのに、やっぱり乗りたがる子鉄。
昭和27年まで使われていた札幌停車場の建物が入口。
ここには、開拓当時の建物がたくさん保存されている。
旧小樽新聞社の建物には、文字の形の金属判が並ぶ。
漢字の一つ一つが鈍く黒光りし、何とも言えない迫力。
実は上の写真は、活版印刷の活字が並んでいたもの。
ピンセットで活字を並べて、印刷を体験させてもらえる。
レバーを下げると、インクが塗られた丸板に版が当たる。
版に付着したインクが、白い紙に文字を転写させる。
インクジェットや静電転写の印刷が当たり前になった今、
このような印刷法は、子供にはかえって新鮮だった様子。
できあがったのは、幼児の所属と名前が入った名刺。
所属とは、もちろん幼稚園の名前。名前はひらがな。
新聞社の前から、車掌さんが乗務する小さな車両に乗り込んだ。
車内は、梅小路や
明治村で乗った京都市電の内部に似ていた。
この列車の動力は、白いお馬さん。実はこれは馬車鉄道。
子鉄にとって、生き物が引っ張るというのは驚くべきこと。
「サハをお馬さんが牽引するんやな」と自分なりの解説。
お馬さんが牽く馬車鉄道だが、汽車のような車庫もある。
北海道開拓の村は、とにかく広くて、歴史ある建物が多数。
見どころが多すぎて、数時間の滞在だけでは、とても足りない。
明治期の洋風の建物だけでなく、江戸の風を伝える和風建築も。
こちらは、ニシン御殿を持った青山家の漁の番屋と住まい。
多くの建物にはボランティアの方が待機しておられる。
建物の由来や歴史的な意味を、丁寧に説明してもらえた。
帰路は、子鉄の希望で快速エアポートのUシートを利用。
とっても快適な車両で、JR北海道のサービスに感心。。。
ブログ一覧 |
子供とお出かけ | 日記
Posted at
2011/08/15 04:20:22