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そーあするのブログ一覧

2022年05月18日 イイね!

GRBのDBW定義マップについて

GRBに乗り換えてはや3年が経過し、そろそろまとめていこうと思ったので、
自己満羅列する回 その1。

今回はDBWの定義マップを見ていく。
現時点の目標は、
「実走行での加速における違和感がどこにあるのかを見つけること」
とする。
最終的には、
「アクセルペダルの踏み込み量と実際のスロットル開度の関係性を定式化すること」
を目標とし、検討してく。

【使用ツール】
Tactrix Openport 2.0
ecuflash
romraider v0.5.9 RC3

導入については、先人が数多くいるため、割愛とさせて頂く。
強いて言うならば、導入も運用も自己責任ということだけだ。

GC8からGRBに乗り換えて初めて遭遇したDBW。
こいつが曲者でなぜ違和感があるのか、気になっていたこともあり整理することにした。
※GC8からGRBで軽く20年差があるため、他にもいろいろ変わっている。
 給排気に可変バルタイの適用や、DCCD、車軸の懸架方式など。

ざっくり書くと、ペダルを踏んでいる量と回転のあがり方、もといブーストのかかり方に違和感があった。というのが発端だ。あとは、手元のダイヤルで3モードの切り替えができる“I”、“S”、“S#”というやつ。
それぞれで出力特性が変わるというのだから不思議だ。
とりあえず「今解析されていて、見える範囲で辻褄合わせをしたい」
というのが今回つらつらと書き出したくなった理由でもある。

DBW関連に格納されているテーブルを見ていくと次のとおりである。
・Requested Torque (Accelerator Pedal) SI-DRIVE Sport
・Requested Torque (Accelerator Pedal) SI-DRIVE Sport Sharp
・Requested Torque (Accelerator Pedal) SI-DRIVE Intelligent
・Requested Torque Base (RPM)
・Target Throttle Plate Position Cruise (Requested Torque Ratio)
・Target Throttle Plate Position Non-Cruise (Requested Torque Ratio)
・Target Throttle Plate Position Maximum (Requested Torque Ratio)

思ったより少ないなというのが正直な感想だ。
他のマップを見ていくと133マップ存在する。この中には閾値のみ定義しているものも含まれる。(Ex.スピードリミッター)
純正ECUのリバースエンジニアリングで得られている情報では、DBWにかかわるテーブルは先の7つのみのようだ。SI-DRIVE毎もしくは運転状態毎にマップが定義されており、基本的なマップの組合せは次の3通りに分類することができる。今回はここに絞って見ていく。

Table name  : Requested Torque (Accelerator Pedal) 
Value  : Requested Torque (raw ecu value)
Parameter x  : Engine Speed(RPM)
Parameter y  : Accelerator Pedal Angle(%)

Table name  : Requested Torque Base (RPM)
Value  : Requested Torque (raw ecu value)
Parameter x  :Non
Parameter y  :Engine Speed(RPM)

Table name  : Target Throttle Plate Position (Requested Torque Ratio)
Value  : Target Throttle Plate Opening Angle (%)
Parameter x  :Engine Speed(RPM)
Parameter y  :'Requested Torque (Accelerator Pedal)' to 'Requested Torque Base (RPM)'

ここまでで、“Requested Torque“のみで次の4種類存在していることがわかる。
1. Requested Torque (raw ecu value)
2. Requested Torque Base (RPM)
3. Requested Torque (Accelerator Pedal)
4. 'Requested Torque (Accelerator Pedal)' to 'Requested Torque Base (RPM)'

それぞれ見ていくと次の通りとなる。
1. Requested Torque (raw ecu value)
直訳で、「生ECU値」。なんのことだ?となる。
ecu上で定義される理論トルク値としてみる。
2. Requested Torque Base (RPM)
エンジン回転数と対になる理論トルク値
3. Requested Torque (Accelerator Pedal)
アクセルペダルの踏み込み割合とエンジン回転数の3Dマップで定義された理論トルク値
4. 'Requested Torque (Accelerator Pedal)' to Requested Torque Base (RPM)'
次の式(1)で定義されているratioとエンジン回転数の3Dマップで定義されたスロットル開度
= Requested Torque (Accelerator Pedal) / Requested Torque Base (RPM) -(1)
定義式を和訳すると、
「”ドライバーのアクセルペダルを踏んでいる量”と
 ”エンジン回転数から定義されるトルク理論値”を
 ”エンジン回転数に対するトルク特性のベースマップ”で
割った値で構成されるテーブル」
となる。

 メカスロであれば、
Accelerator Pedal Angle (%) = Throttle Plate Opening Angle (%)
という簡単な等式で終わる。
 しかし、この定義では、わざわざ ”Requested Torque”という箱を用意し、変換を行っている。
 少し今回の話からは逸れるが、他のテーブルを見ていくと、Requested Torque(raw ecu value)はTarget Boost(=目標ブースト絶対圧)、Wastegate Duty Cycle(%)(=ウェストゲートバルブの制御)といったスロットル以外の要件にも絡んできている。
 このことから、クルマ全体の印象を決めている土台としてRequested Torque(raw ecu value)が用いられているような印象を受けた。
 実際にこのテーブルを参照し、グラフを出力すると次のようなものすごく見覚えのあるグラフとなる。
 alt
 よく雑誌などで目にする“トルクカーブ”に近い印象である。
そして、これを出力して気が付いたが、3500[rpm]あたりに谷が設定されている。
 実走行で感じる急激なトルク感の減少と、その後に来るドッカンターボ感はこれが原因なのか?と現時点は考えている。※ブーストマップを同様に眺めてみないと何とも言えないが…。
フォーラムには限定車のR205のマップや、その他車種のマップも掲載されていることから見比べを行ってみようと思う。

今回はここまで。

p.s.
理論トルク値を定義し、それを満足するようにスロットル開度を制御する。という方針でロジック設定されていると見たほうがいいような気もするが、一旦忘れようと思う。
古い人間なので、アクセルペダル=スロットル開度であって欲しいという願望を捨てきれない。
願望を捨てなければ成立解がないのであれば、潔くそっちの方向に戻ってくるとする。
Posted at 2022/05/18 23:32:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | ECU | クルマ
2022年02月20日 イイね!

20220213 TKクラブ 日光サーキット練習会

約1年ぶりのサーキット
約8年ぶりの日光サーキット

持ち込んだのは倉庫にほったらかしてたPOTENZA RE-11S WH3(255/40/18)
1secのまとめ方と最終の脱出がわからないまま、1日が終了。
Sタイヤ使ってるのに40秒切れてない…。


↓ラップ表
alt

Posted at 2022/02/20 12:52:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーキット | スポーツ
2021年10月18日 イイね!

追加メータについて その2(水温計)

その1からの続きではあるが、結論の中身を書き出しているだけなので、
御託はいらないというヒトは飛ばしてもらって構わない。
まずは、水温計についてである。

前回のブログに記載の通り、水温については次の通りで考えている。

1.水温計
 設置条件:ラジエーターにて冷やされる前のクーラントの温度がわかればいい。
 設置場所:ラジエーターのアッパーホースにセンサーを割り込ませる

水温計の対象となるクーラントの働きをざっくり書くと次のとおりである。
クーラントはエンジン内部の水路を通ることで、燃焼による熱を運び、(入熱)
ラジエーターにて、外気と熱交換を行う。(放熱)
そして、熱交換によって冷やされたクーラントは再びエンジン内部に戻る。(循環)

細かい原理や途中工程はすっ飛ばしているが、大筋は外していないはず。

これを踏まえて、”コンディションを把握するツール”として、
ドライバーとしてほしいのは何の値だろうかという見方をすると、

水温が”安定しているか?”

がわかることではないだろうか。

言い換えると、

”クーラントは入熱量に対して十分な放熱量が確保されている”

ということである。

取得した数字から何かを計算するわけではなく、
値の推移及び水準がわかれば良い。
したがって、流路において任意の1点で値が取得できればよいと考えられる。

極論ではあるが、純正メーターについている水温計の感度を上げるだけでもいい。
ユーザーが使う分には数字は意味を持たないからだ。
実際に、初代インプレッサ(GC8型)のユーザーで
そういった改造を施している記事を読んだ記憶がある。
個人ブログだったと思うので気になるヒトは検索してほしい。

話が脱線したので、本題に戻るとする。
”水温が安定しているか否か”がわかればいいので、
水温センサーでは任意の1点で取得できれば良い。
といっても、「じゃあどこにセンサーを設けようか?」という回答にはならない。

取り付け位置を考えるとしたら、次の2点が要件になりそうだ。
・純正もしくはアフターパーツで交換すれば加工前に戻せる。
・ENG本体への加工はしない。

他の部分にも言えるが、
「加工コストを抑えること」と「元に戻せること」が
今回の前提条件にこっそりと加わっている。

ここまで長々と書いていることをまとめると、
・クーラントは入熱量に対して十分な放熱量が
 確保されていることがわかればよい
・管理をするだけならば、センサー数は1点で十分
・交換可能な部品を加工する
という簡単な3行にまとめられる。

そして、それらを満たす部分はどこだろうか?ということを見ていくと、
水路でユーザーが交換できる場所は限られてきて、
「アッパーホース」もしくは「ロアホース」になる。

2択のうち、ENGでの異常発熱が無いか
(=ラジエーターの放熱量を超えていないか)を見つつ、
加工のしやすさを鑑みると
アッパーホースに水温センサーを取り付け」るのが最適解となる。


…わかってはいたが、一般的手法に落ち着いた結果である。
開発途中の製品であれば、水路の各ポイントに設置したり、ENG加工したりと何でもありだが、
ラインオフして市場に流通している市販品である。
すでに形が決まっていて、車種によって形状が違うのだから当然ではある。
今回これを書き出したのは、「自分を納得させるため」ということをしたいがためである。

残りの油温、油圧についても同様に書き出し次第、投稿予定である。

続く
Posted at 2021/10/18 15:53:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記
2021年10月02日 イイね!

追加メータについて その1

そろそろ2回目の1年点検が控えているため、
次の1年に何をするか整理するタイミングかと思い、書き出すことにした。
その中で、まだやってないなと思った項目から1つだけ
ピックアップしてどうするかまでメモしてみることに。

追加メーター
アマプロ問わずとチューニングカーとしてはほぼ必須のコンディション把握ツール
いっぱいついてると本気組のように見え、
メーターの多さと性能が一種のステータスとなりうる不思議な部品。
とりつけてもクルマのスペックは上がらないが、ヒトのモチベーションには効いてくる。

自車の状況
 純正OPのブーストメーターと油温計がすでに装着済み
 OBD2経由で水温がみれることは確認済み

 こうなるとENGコンディションを見るにあたってほしいなと思うのは油圧計となる。
センサーから取得した数字を表示するだけなら適当に配置させて、可視化すればいい。

だがしかし。というやつだ。
メーターを設置する目的を考えるなら

”愛車のコンディションを把握するため”
”どの部位”
”何の測定値”

が必要かを考えるところが始点になると考えた。

 したがって、今回は自分のようなビギナーにもとっつきやすく、
かつ代表的な水温、油温、油圧の3点に絞って
考えていることをつらつらと書いてみようと思う。

 個人的な見解であり、文献などを読み漁っている身ではないため、
間違いがあった場合、指摘をお願いしたい。
EJ20搭載機ならば、ほとんど同じ構造であるゆえに同類の観点で、見れるとは思う。
が、どんな車種でも共通という答えにならなかったのが悔やまれる。

結論から行くと、”CBA-GRBでは”という前提条件付きで次の通りになる。

1.水温計
 設置条件:ラジエーターにて冷やされる前のクーラントの温度がわかればいい。
 設置場所:ラジエーターのアッパーホースにセンサーを割り込ませる

2.油温計
 設置条件:流動しているオイルの温度がわかればいい。
 設置場所:オイルクーラ通過直後の位置にセンサーを割り込ませる
 備考:水冷式オイルクーラ装着車両であることから、油温と水温は連動するため、
 水温計とどちらか一方で十分と言える。
 ただし、何らかの理由で水冷式オイルクーラが機能していないとなったときの
 状況判断材料として、保険で設置する。

3.油圧計
 設置条件:オイルジェットから吹き出すための力=オイルが壁を押す力がわかればいい。
 設置場所:クランクケースに設けられている純正油圧スイッチの位置に
      金属製の三叉を割り込ませ、そこに設置する。
 備考:純正位置での油圧スイッチが油圧警告灯のスイッチであることも考慮した。
 
以上である。

細かいところを書き出していくと非常に長文で読みづらくなったので、
複数に分けることにした。

次回に続く
Posted at 2021/10/02 19:35:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記
2021年09月25日 イイね!

肌寒い秋の夜

ブログ久しく書いて無いなぁと思い開いたら最終更新が2019年。
整備手帳などを含めたらまだ新しいが、それでもだ。

2019年11月で乗り換え後1年。
今が2021年09月でほぼ丸々2年。
あの時から何か変わってるのか…?と思い、
請求書やらスマフォのアルバムを引っ張り出すことに。


・エンジン、ミッションマウントおよびピッチングストッパー交換
⇒純正のでは、Gがかかった状態でのシフト操作に難があるため、
 硬度UP品へ入れ替え。インプレッサではほぼMUSTの項目

・車高調へ交換
⇒某オクで安く手に入ったので投入
 アライメントと合わせて沼の入り口

・GDBラジエーターへ交換
⇒GR/GV純正は指1本分しかないので冷えない。
 JURANの競技向けクーラントと合わせて10kmほどの全開アタックはできる。
 (オイルフィルター部の油温計で120℃前後)

・ブレーキローターをスリット入りへ交換
⇒純正の段付きが大きくなってきたのとより制動力を求めて
 ABSが介入するレベルでがっちり食いつくように

・ブレーキパッドをサーキット志向へ交換
⇒ここは宗教戦争もおきるのでノーコメント。
 MX72PLUSはイイゾ

・フロントロアアームブッシュを強化ゴムとピロへ交換
⇒信号などの停車時に後ろへ引っ張られる感覚があったのと
 ゴムのひび割れが気になったのでフロントロアアームについているブッシュのうち
 ボディ側をピロボール、メンバー側を強化ゴムに変更
 ステアリングの座りや鼻先の入り方が素直になった

・フロントインナーフェンダーをラリー車と同じものへ交換
⇒純正クリップタイプが風圧に負けて外れるのと
 車高下げて幅広タイヤではインナーフェンダーに擦るため
 ホイールハウスを覗くと「あれ・・・?」と言われる

・ステアリングラックO/H
⇒オイル噴射したので。

・ドラシャブーツ交換/遮熱版作成
⇒触媒の熱害で周辺部品がだめになった。なったんだよ。
 なぜ純正でついていない。

・群サイ
かれこれ4~5回ほど走行
峠で走ることの答えはいまだ出ず。
ただ純粋に楽しい。

・サーキット
タイム計測をしたのはリンクサーキットと本庄サーキットの合計2回のみ
リンクサーキットは59秒→https://youtu.be/sYvwfUJQqXY
本庄は49秒→https://youtu.be/ztoyCHVFX8s
成績でいえば不可がつく

・レーシングカート
羽生、井頭、フェスティカ、もてぎと誘われて転戦
ここでもドベに沈む。

最近気が付いたが、旋回時の減速で曲がることも覚えなきゃなと。
ただ純粋に走らせることが楽しいので、
もっときれいに、効率よく走らせられるように車とはゆるく付き合っていきたい。

さぁ、雪のシーズンまであと少し。
必要なものをそろえていつでも出撃可能な状態にしておこうか。
Posted at 2021/09/26 12:34:19 | コメント(0) | 雑記 | 日記

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「生成AIで遊ぶ ~copilotの陣~ http://cvw.jp/b/2466184/48616083/
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