2007年12月11日
『 ねき 』
『 ネキ 』 とは大阪語で ( 他にも使用している地域もあると思うが )
すぐ近く、すぐそば、直近、真横、という意味である。 たぶん。
本日はこの 『 ネキ 』 がキーワードである。
先日の水温計装着時のお話であるのだが、
配線完了して喜び勇んでエンジンをかけて見たのじゃが、
水温計の針が一向に動かない。
うむ、これは車内に配線を引っ張り込んだ時にガサツに引っ張りすぎて
コネクタが断線したか、ギボシのカシメ不良だな、と早合点した吾輩、
早速テスターやら電工ペンチやらを総動員してチェック開始。
されども原因になるような箇所は見当たらない。
ふと水温計を見れば、おお!針が動いているぞ♪
これはきっとガサゴソとチェックしているうちに偶然導通したのだ、
やはりどこかに必ず接触不良があるハズだ! と、またまた早合点。
アッチコッチ叩いたり引っ張りまくったりして見たが、
カンショ病みの吾輩の作業であるのだ。
デストロイヤーの四の字固めより強烈に食い込んでどこも抜けない。
そこで吾輩は無知なりに考察したのである。
原因その1・自動後退の作業が気に入らず、自分でアダプタを付け直した時に
エアを噛んでしまった。
しかしアダプタの位置はほぼラジエタの頂点部である。
エアなどリザーブタンクへ抜けるハズだ。
これは考えられぬ。
原因その2・センサーかメーターの製品不良。
元気いっぱいオープニングセレモニーしてくれるし、動き方が気に入らぬだけで、
ちゃんと針は動いている。 これも却下だ。
原因その3・センサーの位置がラジエタの 『 ネキ 』 なので、
おそらくエンジンの 『 ネキ 』 にあるであろう純正のセンサーとは
そもそも動き方は違って当然。
うむ・・。これだ・・。 我ながら秀逸な仮説である。
早速検証して見る。
観察しているとファンが動く、サーミスタが開くぐらいの時間に
それまで20~30℃を指していた針が急激に80℃付近まで跳ね上がる。
うむ・・、やはり仮説は正しそうだぞ・・・。
そこで無知なりに再考察である。
サーミスタが開いてクーラントが循環し始め、
それがラジエタホースに到達するまで針が動かぬのであろう。
本日もそれを確認するように走って見たが、
ほぼ間違いあるまい。
そなんことで、カンショ病みの吾輩、
エンジンのネキにセンサーを設置したくなってしまった。
つか、吾輩得意のギボシ端子にて純正センサーから分岐してやろうかと思う。
つか、おそらくは純正より精度の高いPIVOT社のセンサーと交換してやって、
そこからギボシにて純正へ分岐、
これなら問題あるまい。
せっかく高価な水温計を装着したのである。
針が動き出すまで純正のミドリとアカのランプのお世話になるなんて
まっぴらじゃないか。
さりとて、それをイキナシ地蔵号でやるのは勇者すぎる。
誰か、やれ。
Posted at 2007/12/11 17:58:10 | |
トラックバック(0) | 日記