2013年11月22日
今日も今日とて隣町で焼き鳥買ってきた伊助です、こんにちは。
隣町の商店街をぶらぶら歩いておりましたらば、
美容室が新規オープンしてございまして、
そのお店のまえで美容師と思われる女の子がチラシを配っていたのであります。
通る人にことごとく渡しておったのでありますけれど、
伊助さんだけスルー!
まあ、くれない理由はうすうす気がついているのではありますがw
でもそこはほら、
そうと知りつつ渡してあげる、ぐらいの心づかいがあってもいいんじゃないでしょうかw
まだまだ苦労が足りない理容師さんでありました。
おい、ねえちゃん、オレの楽しい話でも聞いて勉強しろ、な。
むかしむかし、とある業界でボクは丁稚奉公しておったのであります。
いつもは給食屋さんのお弁当を食べるんですけれど、
その日は日曜日でそこのおうちのごはんを頂くことになったのであります。
池くん(実名)と中川くん(実名)という先輩がございまして、
この二人はとても大食漢であったのであります。
ボクに出されたごはんは客用の小さいお茶碗だったものですから
少々もの足らのうございましたのでおかわりを要求しましたところ、
そこの奥方は息子くんにこう尋ねました。
『 やすし(実名)、池くん(実名)と中川くん(実名)はごはん済んだんか~? 』
まだだ、と答えるやすし(実名)くん、
それを聞いた奥方、
よそったはずのボクのおかわりをジャーの中に戻してしまわれたのでありますのです。
いやあ、あんときゃ情けなかったよ、ホント情けなかったよ。
おなかいっぱいごはんを食べるのが夢だったんだよ。
な、ねえちゃん、おい、聞いてるか? ついでだ、もう1個聞け、な。
むかしむかし科学と学習という雑誌がございまして、
毎月そのフロクを楽しみにしておったのでありますのです。
ある日ばあちゃんが買ってきな、と1000円くれたのでありますのです。
うれしさのあまり、ウチを出た途端ぬかるみに足をとられて転倒、
服を汚してしまった罰として龍三郎ちゃんの母親の人に1000円取り上げられてしまったのす。
そして1000円は龍三郎ちゃんに与えられてしまいました。
いやあ、あんときゃ悔しかったよ。
ホント悔しかったよ。
だからボクは考えたのです。
今度ばあちゃんに1000円もらったときは帽子の中に隠しておこう、と。
そしてそれは実行されました。
もう取られぬよう、落さぬよう、ボクは科学と学習を売っている福井文具店に行く道中、
帽子の中に1000円入れて歩いておったのであります。
そしたら近所のおばちゃんが玄関の前を掃除しておったのであります。
あら伊助ちゃん、と声をかけられたのでボクは帽子を取っておばちゃんにご挨拶したのです。
一生懸命ご挨拶したのです。
お~お~お~おば、おば、おば、おばちゃん、こ、こ、こ、こ、こんにちは。
賢明な読者諸君ならもう結果はお分かりでありましょう。
福井文具店で科学と学習が買えずに泣きながら戻る道の、なんと遠かったことか。
からたちの垣根のあるおばちゃんの家の前からはすでに1000円は無くなっておりました。
かあさん、ボクのあの1000円、どこに行ってしまったのでしょうか。
かあさんはそこから見ていて下さいましたよね?
な、ねえちゃん、だからな、オレにもビラくれ、な。
Posted at 2013/11/22 19:35:34 | |
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