いくら関の刃物が有名でも、いくら堺の刃物が優秀であっても、
それは産地の地名であって、堺株式会社とか関商店というものが存在するワケではありません。
ですからゾーリンゲン、と言ってもゾーリンゲン社が存在しているワケではありません。
というワケでゾーリンゲン産の爪ヤスリを購入した伊助です、こんにちは。
そんでもって鬼嫁にこっぴどく叱られました。
そんなもの、100均にいくらでもあるのに! アホか、バカか、と。
というのもですね、先生にご注意を受けたからであります。
どうしてもピキピキとテレキャスターのようなアタック音が出てしまうのであります。
セゴビアの、まるでコンプレッサーをかけたかのようなまろやかな音が欲しかったのであります。
それにはまずお爪のお手入れからだと悟ったのであります。
100均で買わずにゾーリンゲンを買う、これが男の浪漫なのだ。
オンナコドモにゃわかるまいて。
お話はずんずん変ります。
伊助さまの携帯電話でよろしかったでしょうか?
わたくし、スペイン大使館の方から来ましたアントニオカルロス(仮名)と申します。
あまりにも流暢な日本語なのと、
大使館の方から来た、と仰るので消防署の方角から来た消火器の押し売りみたく、
てっきりイタ電か新種の詐欺かと思いましたのです。
だけれども、ホンモノだと理解出来てからも、
あれれ? オレは犯罪者だけれどもスペインから叱られるようなヤマは踏んでないぞ??
と思っておったらですね、
伊助どん、あなた、ギター習っとるでしょ、
スペインの楽器と音楽を愛してくれてドモアリガット、オブリガード、ボルシェット、サブロッソ。
ああ、なるほど、そっちの名簿からか、ビックリするやんけ。
早いお話が、
大使館が主宰するスペイン音楽のコンサートがあるんだけれど、
お客がぜんぜん来ないのでどうかサクラで来て欲しい、もちろんロハでいいです、いいです、との由。
こんな美熟女さまが演奏するんだそうであります。
うむ・・。 どう見てもニッポン人です。
日曜の午後は貴重なお昼寝タイムなのに・・・
あ、そうか、エアコンが効いた薄暗い環境でピアノ聴きながら寝てりゃいいんだ、
おうちより快適かもしれんな、と思うので明日行って参ります。
帰りにはパエリアの折詰とか持たしてくれるのでありましょうか。
たのしみです。ではさようなら。
Posted at 2013/09/28 21:17:16 | |
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