数少ないちょっと古典的な武闘派ホット・ビッグハッチ - メガーヌルノー・スポール

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数少ないちょっと古典的な武闘派ホット・ビッグハッチ

ミセガワ
ルノー / メガーヌルノー・スポール
メガーヌルノー・スポールトロフィー_RHD(EDC_1.8) (2021年)
- レビュー日：2024年6月8日
- 乗車人数：１人
- 使用目的：スポーツ走行

おすすめ度： 4

デザイン：3
走行性能：5
乗り心地：3
積載性：5
燃費：5
価格：5

満足している点: スポーツモードでの鋭いレスポンスのドライブトレーンと極めて実用的な室内空間。
古典的なスポーツと最新テクノロジーが良い塩梅に融合している(ADASやEDC、DASS)
吊るしのままかなり追い込めるシャシーの完成度
おとなしく走るとまずまず優秀な燃費
不満な点: 直進性にまで影響する轍とられの悪さ
全車共通になって色気のなくなったRACEモードのインパネ表示
見掛け倒しな緩いレカロシート
⇒と思っていたけれど、表皮の摩擦が高いのか、4点式シートベルトと併用すると意外とホールドするシートは街乗りで快適で、RE71RSの発生させる強烈な横Gにも耐える不思議な出来栄えの良さ。ただ街乗りでガニ股になって左ひざがコンソールに当たるため、やはり交換する模様。
やや無駄に長い全長
小さいブレンボなのに１７インチ付かない
バッテリー上がりが心配なスマートキー
始動時閉に設定できないサイレンサーバルブ
総評: スポーツ走行性や燃費、実用性は期待通り
一方コスト制約からベースモデルに対して小手先で対応した感がぬぐい切れない各部のデザイン。
先代の方が突き抜けていた。

デザイン: 3; ド迫力で素敵なイエローだが、先代やルーテシアRSほどスタイリッシュとは言えない。
またMCでルノー他車種と共通のインパネ表示となったのは残念。
ベロア調のシートも好みとは言えない。
走行性能: 5; 車幅はさすがに気を使うものの、ドライビングダイナミックスは大満足。かなり手を入れたRX-8と拮抗するサーキットパフォーマンスを全くのノーマルで達成している。
乗り心地: 3; 覚悟していたし耐性もあるので構わないが、率直に言えばバネは相当硬い。ドライバー本人は問題ないものの、高齢者や子供を同乗させるとちょっと申し訳ないレベル。ショックのイナシが抜群で、ボディー剛性感も凄まじいので救われる。
積載性: 5; かつて乗っていたGF8 インプレッサワゴン並みの積載性で我が家史上最大。
私の場合小物入れの数は特に気にしていない。
そもそも車に余計なものは載せない主義なので。
燃費: 5; 高速でエコランすると１５km/L以上走り、筑波でスポーツ走行しても往復の高速を含めると10km/Lに迫る燃費。
タンクが小さいかと危惧したが、思ったよりも息が長く全然OK
※追記
街乗り少なめ、高速や郊外道路主体で控えめな運転を心がけて１２ｋｍ／ＬはルーテシアRS(15km/L)より３ほど悪く、多少の工夫では改善しない。排気量の比較からすると少し悪いイメージ。１３くらい楽勝かと思っていたが、そこまで甘くはなかった。
価格: 5; 中古で乗り出し４３５万。希少性や性能含め、とても良い買い物でした。
故障経験: 今のところ絶好調。