
初代のホンダCR-Xに先日遭遇しました。
都心のビル街、スーツ姿の男性が颯爽と走り去るシーンに思わず立ち止まり、見とれてしまいました。
今見ても、何とエクセレントな雰囲気か。
昭和なモデル、維持し続けるのも容易ではないはず。
オーナーの愛と心意気を感じます。
遠い昔、某漫画を地で行くような日々を過ごしていた頃、仲間の一人がこの車に乗ってました。
あだ名は確か、ライントレーサー。
ボルトオンターボのフルエアロ、無限PRO仕様です。
トップスピードは別として、軽さを生かした俊敏な加速とそのスタイルが目立っていたのをよく覚えています。
当時のチューンドカーは、無理やり組んだエンジンの信頼度が高くなく、壊しては直すを繰り返していた記憶しかありません。
インプWRXやランエボは勿論、第二世代のGT-Rも存在しなかった時代。
R30、FC3S、31Z、S12シルビア、MZ30ソアラ、それに初代MR-2やマーチR等々…。
連絡を取り合う訳でもないのに、夜な夜な会っていた仲間たちは皆どうしているのだろう。
もはや、同じ走りをすることはできなくなったものの、自分だけが未だ、あの「甘く危険な香り」の漂う種類のクルマに拘り続けているのかも知れません。
現役の80年代スポーツカーを見かけると、ヤンチャしていた時間を鮮烈に思い出し、これが何気に刺激になったりしています。
どうやら、車に対するマインドセットは消えないみたいで。

Posted at 2020/03/06 22:12:31 | |
トラックバック(0) |
Excellent car | クルマ