
自動車の踏み間違い防止装置の設置義務化が、具体的に検討されているそうで。
来年度よりA/Tの新車を前提とするみたいですが、現況からして必須のデバイスだと思います。
オートマ車の購入を考えたことのない不案内な自分には、もうじき自動運転だなんだ言っている時代に、国の法整備は未だそのレベルか、と驚いたのが本音でした。
かつてМ/Tカーが主流だった時代に、果たしてこういう問題は起こっていたのだろうか。
痛ましい報道を見る度に、これって2ペダル車じゃなかったら、少なくとも発生確率は低いのではないかと、いつも考えてしまいます。
元来、自動車を動かすためには、シフトレバーのみならず、クラッチを踏むという操作が必要。
加えて、入れたギアを徐々に繋いでいくという手順からすれば、ガツンとアクセルを開けられず、万一踏み間違えて慌てても、エンストしてお終い、という苦笑いのオチだったはず。
面倒の少ない2ペダルが市場の中心になるのは当然の摂理です。
しかし、その気楽さがドライバーの注意力を低減させ、安全運航に課題が出ているのは明白。
並行して、高齢者の運転免許返納もまた大きな話題。
A/T車なら運転が容易、ゆっくり走れば大丈夫と考えて躊躇するのは分かります。
長年ライフスタイルの一部だったものを、自ら放棄する判断は非常に難しいでしょう。
地域によって事情が違いますし、何よりクルマの運転が大好きという年配の方々も多いかと。
頑固者の自分は、手間な3ペダルのドライブが辛いと感じるようになってきたら、その時こそ愛車を降りることを覚悟すべきと勝手に想定しています。
Posted at 2024/06/29 21:56:08 | |
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