
レースに勝つという明確な目的に基づいて造られた車。
今更ながら、ホモロゲーションモデルの強い個性には魅力を感じます。
ベース車両はできるだけ万人に操り易いセッティング。
しかし、その生い立ちと時折垣間見せる秘めたポテンシャルは、発揮させるか否かに拘わらず、ドライバーの五感に訴えかけるものがあります。
我が家の車はメーカーからラインオフして、結果的に素、もしくはそれに近い状態ですけれど、今の自分のレベルでは概ね満足できる仕様です。
手を入れなくとも、相応の完成度がある点がポイントなのでしょう。
かつては常に追いかけている対象がありました。
有り余るパワーを求め、スクラップ&ビルドを一通り経験し、基本設計のバランスの重要さを知ることができたようにも思えます。
さすがに長いこと乗り続けていると、再び本来そのクルマが目指していた姿に近づけてみたいという誘惑に駆られる場面は多くなるものの、現在は熟考しつつ、小さなモディファイをしていくのも楽しみ方のひとつだと納得。
そう考えると、ある意味ホモロゲモデルは果てしない「夢のある車」かと。
嗚呼、、ここ暫く忙しさにかまけて走らせる機会が減ってしまっているせいなのか、どうやら一種禁断症状が出始めてきたようで~。
該当する2台、時間を作ってどちらか出動です。

Posted at 2018/05/18 22:09:14 | |
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