■購入から約一年経ちました
アルミ製クロスバイクのFX3から、今のÉmonda SL 6 Discに乗り換えて、約一年が経過しました。
振り返ってみると、7万円のクロスバイクでも『自転車なのに高いなぁ』と思っていたのに、その僅か4ヶ月後には40万円のカーボンロードバイクに乗り換えた訳ですから、我ながらかなりの決断をしたものだと思います。
多分、今現在でもクロスバイクからロードバイクへの乗り換えを躊躇っている方もいるでしょうし、もっと具体的にフレームの素材やブレーキシステムの選択で悩んでいる方もいるかも知れません。
そんな方々のお役にたてるか分かりませんが、今回は、以下の観点からÉmonda SL 6 Discを一年乗った上での感想を述べたいと思います。
①クロスバイクとロードバイクの違い
②フレームにおけるアルミとカーボンの違い
③ディスクブレーキの是非について
④Émonda SL 6 Discの率直な感想
■クロスバイクとロードバイクの違い
僕はクロスとロードの2台持ちなので、用途に合わせてその2台を使い分けています。
具体的には、『雨上がりの路面』や『近所への買い物』というシチュエーションにはクロスを使い、『走り込み』や『ロングライド』ではロードバイクを使っています。
ある意味で、これがクロスとロードの違いそのものかも知れませんね。
残念ながら、クロスはロードにスピードで勝てません。
そして、同様にロードはクロスに利便性で勝てません。
もちろん、パーツの交換などにより両者を互いに近付ける改造は可能ですが、二兎追う者は・・・という結果になりやすい気がします。
純粋にコスパから考えれば、違う用途で使いたくなったら、それ用の自転車を買い足すのが利にかなっているのかも知れません。
とは言え、安い買い物では無いので、そうそう気軽に買えるものじゃ無いですけどね(笑)
■フレームにおけるアルミとカーボンの違い
これ、価格にダイレクトに影響するchoiceなので、僕は物凄く悩みました。
で、とにかく『試乗』の機会を出来る限り有効に使おうと、自転車屋さんの試乗コースを事前にアルミのクロスバイクで走り込み、同じ道、同じコースをカーボンのロードバイクで何度も走りました。
結果として、やはりカーボンは『柔らかい』し、アルミは本当に『硬い』です。
特にひび割れた路面の細かい震動の拾い方が、かたや『マイルド』、かたや『ガツガツ』って感じです。
もちろん、手袋やサドル、パット付きインナーパンツの選び方によってアルミの乗り心地を補完することは可能ですが、僕にとっては『どっちが良いか?』と問われれば、『カーボン』が良いですね、ヤッパリ。
つまるところ、カーボンの値段を払える人は、確かにそれだけの価値が有りますので、是非買って試して欲しいと思います。
■ディスクブレーキの是非について
今年と去年のモデルから、自転車のメーカー各社がディスクロードを大量にリリースし始めました。
ロードバイクにとっては新しい潮流かも知れませんが、MTBでは既に主流となっているブレーキですし、技術的な不安は有りません。
それに、クロスバイクのVブレーキの強力な制動力に慣れていた自分としては、キャリパーブレーキの利きがいまいち『甘く』感じたのも確かです。
まぁ、初めてのロードバイク購入だったので、既存の機材との互換性を気にしないで済んだのも大きかったかも知れませんね。
結論としては、規格も定まってきた様なので、新しくロードバイクを始める方には、間違いなくディスクブレーキはお勧めだと思います。
■Émonda SL 6 Discの率直な感想
深い赤の色合いが気に入って買いましたが、1年経過した現在、未だに色褪せない魅力に満ちています。
実測重量8.2kg(サイズ52) は、飛び抜けて軽量ではありませんが、マンションの三階分を担いで問題なく登り降りすることが出来る重さです。
アルテグラの変速機構は滑らかで、ディスクの 効きも必要にして充分。
サドルやホイール、タイヤについてはパーツ交換で更なる軽量化を図る余地もあり、長く付き合っていけるロードバイクだと思います。
まぁ、敢えて不満点を挙げるとすれば、フレームバッグ等を取り付ける際には、ボディを確りと養生する必要が有ります。
ラメ入りグロス塗装は、バッグのベルクロやバックルで擦れると、簡単に艶を失い汚くなります。
輪行を頻繁になさる方も、ボディの養生は入念に行うことをお勧めします。
色々言いましたが、未だにÉmonda SL 6 Discをぼうっと眺めては所有欲が満たされる幸せに浸ってます(笑)
もし見た目が気に入ったら、買って後悔することのない一台だとおもいますよ👍
Posted at 2019/07/16 23:55:20 | |
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