
みなさんどんだけ当て逃げの被害に遭ってますか?
23年間で7回当て逃げされているこの車ですが、
そのうち3回が右リアサイド。
でも右リアの板金を直したことは一度もありません。
いずれも軽微だったので。
軽微じゃなかったのが左フロント1回、左リア1回、右フロント1回、
ボンネットにバイク乗りが吹っ飛んで落ちてきたような形跡があったのが1回。
一度たりとも自分でぶつけたことはないのですが、
何だかんだで左フロントサイドと右フロントドア、
ボンネットまで交換しています。
すべて停車・駐車時に凹まされてます。
けっこう板金代使ってます。
初めの何度かは、車両保険を使おうと警察にきっちり届け出てました。
でも保険を使うと3等級下がります。するとその後3年の保険料が10万上乗せ。
軽微な当て逃げの板金修理で10万行くことはまず無いということに気付いて、
車両保険は即、解約しました。今じゃ車両が古すぎて逆に入れませんが(笑)。
一時期、よく仕事で羽田空港の駐車場によく停めていたんですが、
年に1回は当てられておりました。
2回連続で当て逃げされてから、
できるだけ空いているフロアに停めるようにしていたのですが、
それでもその後、2回当てられました。
空港の駐車場って、けっこうチェックイン時間ギリギリで
焦って停めることが多いので、やたらと当て逃げが多いんだと思います。
空港周辺の民間駐車場を使ったこともありましたが、
キーが回らなくなってハンドルロックを壊されたり(一体どうやって壊すんだか)
キーレスリモコンを紛失されたり、名簿が流出したりと、
色々ウンザリで民間は使わなくなりました。
さて今回のお買い物、エンジョイ中華。
そして年間走行距離が5,000㎞を下回るようになった昨今、
今更ながら激安ドラレコ付けました。Xiaomi 70Maiってやつです。
モニタ無しでwifiスマホで管理するコンパクトサイズ。
昨年末の時点で中国語版70minutesは40ドル、一方、
69ドルで送料40ドルという感じだったので、
アホらしいなぁ、と思っていたら、いつの間にか中国から
グローバル版が送料無料で買えることになっていました。
クーポンなど駆使してポチりまして、3,650円也。
スマホから、70maiのwifiアクセスポイントに接続。
class10じゃない古い16GBのmicroSDを入れたら
「古いの入れんなコラ」というボイスが。
カードを抜くと電源オフられました。しょんぼり。
まだスーパーキャパシタが主流になる前の仕様で、
240mAhの小型二次電池が内蔵されています。
事故時でも録画を保護するための最低限のバッテリー。
70分持つから70Maiって話も。
ユピテルのドラレコバッテリー火災のリコールがちょうど去年の今頃、
70mai英語ファームv1.03がお目見えしてCE/FCC/EACを通ったのが今年の3月。
(現在global版はv1.06)
うーん、というところなんですが。
一年経って保証が切れたら分解してキャパシタ化してしまうかもしれません。
一昨年の中華ドラレコの主力選手。
値段なりですが、そこそこ高感度・高ダイナミックレンジです。
前年にリリースされた、国産ドラレコ主力のIMX291の廉価版、 IMX322の更なる廉価版なので、比べると絶望的な差があります。
というか、
上記リンク先を知ってて、2018年にIMX323(322)を
買おうと思う人はどうかしてやがります(笑)。
実は今回、カメラが同一で、仕様や形状が似てるBlueskysea B1Wと
迷いましたが、値段が半額のXiaomiにしました。
ちなみに、同じカメラなのにchipsetの違いもあり、画質はB1Wのほうが上です。
B1Wは動画としてはコマ落ちしてカクカクしててイマイチですが、
ドラレコの「解像」という意味での画質では優秀です。
面白いのがこの辺で、はるか上位の高解像度カメラ、IMX291を使っているのに、
IMX323と大差ない解像しか出ないドラレコが売られていたりするわけです。
不思議なことに。この二つはデジカメの進化5年分ぐらいの性能差があるのに。
そのあたり、超高感・高解像度のカメラ性能を生かし切れなかった
技術者の苦悩が想像できます。
色んなガジェットマニアたちの比較検証動画を観ましたが、
IMX291を使った機種は、近景にピントが合うようなセッティングをされたものが多く、
何でこうなるんだろう? と疑問符が付くような勿体ないものが多かったです。
でも、いろいろあるんだと思います。チップセットの処理能力の制約とか。
70Maiの場合、wifiをONにしておくと画質が落ちるそうですが、
HDRって要はFull-HD1080Pをノンリニアで画像の乗算とか減算処理をして
そのまま書き込んでいくようなものですから、それをファンレスで
高温の車内で安定動作させろって無茶振りにも程があるわけです。
他にもデザインや寸法によるレンズや放熱処理といった制約、
値段相応に詰め込まざるを得ない機能とか、納期とか。
未完成でもとりあえず機能を限定して安価で高画質を売りに発売して、
ファームウエアのパッチで対応、とりあえずシェアを奪ってしまえば勝ち、
とばかりに拙速に重きを置く中国メーカーと、
PL法やらでガッチリ縛られ、出遅れる日本メーカーの差があからさまに出るところです。
もう利益を出すにはガラパゴス化するしか道が無いという。
70maiの設定画面。あまり設定できるところがありません。
70maiで優れているのは値段とボイスコマンド。
中国版はもちろんマンダリンで、あとから出た
英語ファームに差し替えると"take picture" "record video"と声で
コマンド入力できるようになります。今回購入した
グローバル版は、英語・ロシア語があります。
みんカラ内でもレビューはB1Wの半分以下、数えるほどしかありません。
まあ、西日本LED信号非対応ですから当然ですが。
ところが、50Hz圏のEU/ロシアに目を向けると、これがかなりの注目株。
70maiはHDRやWDRのオンオフ、露出、反転、
50/60Hz切替の設定とか、スマホの操作画面にはありませんが、
usercfg.txtを書き換えてSDカードのrootに置いておけば、
切替も可能かも。との記述が。
西日本に遠征するときは50Hz設定を書き込んだSDカードに差し替え、
なんて手は無理ですかね。兄弟機Mijiaはフレームレート固定(CFR)ですが、
70maiは可変(VFR)とありますのでアリかもしれません。
実際使えるかどうかは別として、検証は自己責任で。
※この辺から覚え書き(読み飛ばしてください)
他にやり方として、wifi接続した状態でブラウザから直接webcgiを書き込むことも。
(携帯じゃなくてもPCやタブレットからでも)
http://192.72.1.1/cgi-bin/Config.cgi?action=set&property=Camera.Menu.ApkGetVol&value=VOL0
と叩けば、即、
0
OK
と返ってきて音声オフになります。webサーバ仕様で制御できるとか。同様に
http://192.72.1.1/cgi-bin/Config.cgi?action=set&property=HDR&value=ON
も通りました。HDRの有り無しは…暗部のゲインや白地に黒の場所に、明らかな
差はあるんですけど、HDRというよりか解像度が上がったという印象。
他にも
http://192.72.1.1/cgi-bin/Config.cgi?action=get&property=*
これでコマンドリスト一覧が取得できますし、例えば
http://192.72.1.1/cgi-bin/Config.cgi?action=get&property=Camera.
と入れればカメラのステータスを吐いてくれるようです。オマケで
rtsp://192.72.1.1/liveRTSP/av1
とやればPCからでも直でlivestreamが見れます。av1をav2にすると高解像度に。
TFカードをいちいち抜いて設定書き換えて、とかせずに、
いろんなパラメーターをリアルタイムで書き換えて好きな色設定ができると楽です。
手打ちじゃなくてIPcamを制御するアプリとかでやれそうです。ドローン用とか。
※9/25追記
アンドロイドのwebブラウザでは、htspとかhtmpのプロトコルが通るのがないので
汎用のhtspプレーヤーをダウンロードして使っています。
http://192.72.1.1/cgi-bin/Config.cgi?action=set&property=EV&value=EV0
タブレットからEV設定を打ったら通ったんですが、後に固まりました。
再起動も効かないのでバッテリーが切れるまで放置。そのあと普通に起動しました。
録画してないと1時間以上持ちました。確かに70minutes。
ユーザーが隠された機能をカスタマイズできる仕様というのもまた楽しいものです。
キヤノンの一眼レフもファームのカスタマイズが簡単で、
以前はよくファームを書き換えて遊んでいました。
コマンドリストはMijiaと共用というか汎用らしく、v1.03では
GPSスタンプとかスピードスタンプ、
モーションセンサー設定までありましたが、
センサーそのものが無いので当然エラーが返ってきます。
1分1ファイルという設定も変えられません。
グローバル版に入っていたv1.05ファームでは、
クエリで返ってくるコマンドがだいぶ減ってますので、
汎用からオリジナルに変貌を遂げつつあるようです。
ロシアのPDAフォーラムでは70maiや同スペックのMijiaを
弄るのがそれなりに盛り上がってますので、検索してみてください。
※ ここに書いたことはほぼロシア人のフォーラムの翻訳です。
まだほとんど試してないので、しばらくは質問されても答えられないと思います。
なお、内蔵ROMのサイズが中華(64MB)とグローバル(128MB)で違うので、
中華版をお持ちの方はv1.05以降のグローバル版ファームは使えません。
ようやく、今回のお題ですが。
ロシアのPDAフォーラムのキャプチャですが、
これを見れば、どのドラレコが本当に売れていたか一目瞭然。
ネット上の評価はステマをどうしても排除できませんが、
こういう結果だと売れ筋も分かりやすいです。
あんまり提灯レビューが酷いサイトは
「まだ商品が届いていないので☆3つ」
「注文間違えました☆1つ」
「期待を込めて☆4つ」
と台無しレビューで埋め尽くしちゃうぞコラ。
ていうか、Yiスマートダッシュカム、けた違いに売れてたんだなぁ。
◆Xiaoyi Yi smart dashcam(IMX323)
◆Xiaomi Mijia dashcam(IMX323)
◆Xiaomi 70mai(IMX323)
◆Viofo A119/A119S(OV4689/IMX291)
あたりが突出してるのが分かると思います。
ガジェオタ気質の人は、こういう基準でモノをチョイスしているって話でした。
西日本の人は、アメリカ・カナダ・韓国のような60Hz圏のフォーラムで人気なものを
探してみると良いと思います。google翻訳を駆使して。
ちなみにドラレコ普及率トップを誇る(笑)ロシア・中国はいずれも50Hzです。
また、駐車監視モードのドラレコがいまいち普及しないのは、
ドラレコそのものが盗まれるから、だそうです。
なので、脱着しやすいマグネットUSBケーブルに交換している人が多いです。
みなさんTOPKのを推してます。
上の話の流れからして、駐車監視モードがあるドラレコを買ったはずが、
おっと残念、ポチってから無いことに気づきました。あれれ~?
素直にB1Wにしておけば良かったのに。相変わらず迂闊です・・・
ちなみにB1WのPLフィルターが70maiに付くという話もありますが、ヤフオクで
150円で買った糊なし偏光板フィルムを丸くカットして両面テープで貼り付けました。
偏光板を回転させるとこんな感じ。車を太陽に向けて、逆光で
ダッシュボードの照り返しを一番カットする角度でレンズに固定します。
f2.2がf4.5まで一絞り分落ちますが、発色はB1W並みに向上します。まあ当たり前。
暗くなった分、シャッタースピードも落ちますので、
対向車のナンバーなんかはブレて読み取りにくくなるはずです。
トレードオフな関係なのでその辺はお好みで。
実は、先日のコンライトセンサー取り付けのときには、
既にポチっていたので、一緒に配線だけを先に作っておきました。
ダッシュボード裏にDC-DCコンバータ―まで仕込んであります。
もうポンと繋ぐだけです。