ドアロックの不良（ガチャガチャする）対策

ドアロックの動作の際にガチャガチャっとロックピンが暴れて結果ロックされない症状がでましたので対策をしてみました。

今回症状がでたのはリアドアです。

グリップの奥側のパネルを外します。
内装用のリムーバーでこじれば外れます。

そこのT30のトルクスが２本あるので外します。

ネジロック剤が塗ってあるので回り難いです。

パネルを外します。

左下あたりに内装はずしをつっこんで矢印方向に順番にはめこみを外していきます。

最後はパネル上部の噛み込みを上に引き抜きます。

で問題の箇所はここ

どうもここの動きが渋いみたいです。
経年変化ですかね？

その問題の箇所のゴムをはずすとかろうじて中身が見えます。
※中身を赤いラインで書いてみました。左の四角はアクチュエーター、あとの細長い四角はアクチュエーターの稼働部とロッドとなります。

そのロッドの稼働部にグリスを打ってやります。
※青矢印部分

で、元に戻して完成です。。。・・・が、今回はこれでは再発がありました。

で、結局このゴムのジャバラをパネルから抜いちゃいました。
この事でアクチュエーターには余計な負荷はかからなくなりました。
このゴムは元々室内側ですしこのゴムがパネルから外れてても特に問題なさそうなので。

で、動作確認。

その後とりあえずは再発してません。

悪あがきや延命の場合これでよいかも？

【ちなみに】
Dでの一次対応もこの部分（ゴムの蛇腹）にグリスを塗って滑りをよくするらしいです。

ゴムを回して付いてた向きを180度変えてやってもよいかもしれません。
クセ付いてるでしょうし。

一番よいのはアクチュエーターの清掃とこのゴムの交換でしょうが、パネルはリベット止めなのでそれをするにはそれなりの覚悟が必要です。
ちなみに清掃と書いたのは稼働部に汚れがついて渋くなってるのは明々白々なんで。

ちなみにアクチュエーターは約6000円程度するらしいです。

という事で、大仕事をしたくなければ穴からCRCでの洗浄もしくはグリスなどですべりを確保し、ゴムの蛇腹部分の対策（外すorグリスor向き変える）をすることで概ね問題ない動作をすると思います。