PIRELLI ICE ASIMMETRICO  

【再レビュー】(2022/01/07)
2022年1月6日、東京で大雪警報が出ました。
気温が下がる夕方に向け積雪も増え、東京では10cmの積雪が。うん、大雪だ（笑

雪質は水分多め。底はシャーベット。
ということで、性能確認してみました。

ブロックの剛性のせいか雪上でもしっかり感があり、スタッドレス感をあまり感じず。
ロードインフォメーションもしっかりで路面の状態がわかりやすいです。
緩めの登り坂での再スタートでもスルスルとズレを感じずに進みました。
そしてそこそこ斜度のある下り坂へ。
ギア固定のエンブレかけつつ下りましたが、ブレることなくスルスルと。
そしてその坂を今度は上がります。
定速で上がりましたがスルスルと上がります。
スタッドレス用の運転をしているとはいえ、何気にすごい。

その後、近場の坂を上がったり下がったりラジバンダリしましたが、あまりにもスルスル走るので意図的にトルク変化&急減速＆ステア先行のトルク乗せ＆ブレーキを試すわけで。

すると、まぁ予想通り以下の範囲で収まってくれるんですよ。

感心。

そして翌朝、凍結路でも確認しました。

バンクがついてなければ転がしていく範囲では凍結路でもスルスル走ります。
ブレーキをくれてやっても余程意図的な踏力をくれてやらない限り、ABSが介入するレベルになりません。

意図的にアクセルを開けトルクを乗せると空転しますが、それでも前にゴリゴリ掻いていきます。

あまりにも調子がいいのでコンクリ＋丸リング凹みの斜度きつめの凍結路登りにいってみました。

流石にトラクションコントロールが入りましたがそれでもスルスル上がります。

新品の溝という好条件ではありますが、何気にすごい。

ただし、逆バンクのコーナーで多少横に逃げたので、その点は普通のスタッドレス(MXI2/3)と同様だと思いました。

深い雪や違う雪質ではわかりませんが、セオリー通りの雪道運転ができるのであれば、十分な性能があると感じました。

リピート決定。安いですし（笑


#大事なのは雪道用の運転技術
#雪道を見極める目も大事
#気温で状態を推測できますよね
#それでもこのタイヤはなかなか良い
#でももしかしたらTDIのフロントヘビーの賜物かも？
#それかT-Rocのディメンションに対してマッチしてるとか
#SUVの減衰力初期固めと相性が良い？

雪道運転/スタッドレス用運転＝”急”を避けた運転というと簡単ですが、砕いていうとタイヤを転がしていく運転です。転がせる範囲でブレーキ、転がせるアクセル、転がせる範囲での旋回。わかるかなぁわかんねぇだろうなぁ

追記：空気圧はF2.4bar R 2.3barにしています。これだとリアの突き上げも少なく、フロントの反応も程よいです。