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ルドルフ ブデル (EV164)のブログ一覧

2020年03月20日 イイね!

40kwhリーフとe+(62kwhリーフ)が何キロ走れるか

40kwhリーフとe+(62kwhリーフ)が何キロ走れるか前回のブログ「今までを振り返る」はこの内容を書くための前振りです。
一番知りたいのはこの内容ですよね。
まず補足として、充放電サイクル数とバッテリー容量変化の関係は以下の図になります。
DOD(放電深さ)は50%が理想ですが、そうはなかなか運用出来ませんので、少し寿命を短めに見ています。(3000サイクル辺りにマーク)




ここからが本題ですが、24kwhリーフの走行距離とバッテリー容量低下の関係は以下のようでした。ほとんど直線の関係です。充放電サイクル数とバッテリー容量変化の関係も劣化前までほぼ直線の関係に見えないでしょうか。


注目すべきは115000kmぐらいでセグ欠けしており、この時のバッテリー容量は85%を切っており、83~84%位と分かることです。






それに対し、40kwhリーフはバッテリー容量90%と考えられるのです。



ここで24kwhリーフのバッテリー劣化16%×24kwh/40kwh=10%になることに気づきます。
さらに延長して直線を引くと下図のように40kwhリーフの走行距離とバッテリー容量低下の関係が求まります。
この図からすると、最初のセグ欠けをするのは18万km、バッテリー容量が70%になるのは36万kmぐらいと推測出来ます。



e+(62kwhリーフ)ではどうでしょうか。
まず、115000kmでの劣化は同じように計算すると、16%×24kwh/62kwh=6%となります。また、走行距離とバッテリー容量低下の関係をプロットすると、以下のようになります。



最初のセグ欠けをするのは25万km、バッテリー容量が70%になるのは56万kmぐらいと推測出来ます。
なんか、もやもやがスッキリした気がしませんか。
もちろん、QCのハードユーザーとかバッテリーの熱が放熱しづらい環境とかは当てはまりません。また、環境に合った走行距離の劣化係数と経時変化の劣化係数で式を補正しなければなりません。あくまでも、同じような気候で同じような走行距離の場合に当てはまります。また、40kwhリーフやe+は24kwhリーフのバッテリーと構成が違うように感じますが、それがどう影響するかはわかっていません。良い方向に行っていると思うのですが。
40kwhリーフで40万km、バッテリー容量70%ぐらいキープを目指して試験中です。
Posted at 2020/03/20 23:57:59 | コメント(0) | トラックバック(0)
2020年03月20日 イイね!

今までを振り返る

今までを振り返る今日、フル充電して289kmでした。



もうすぐ、12万キロです。一応、バッテリーの劣化は10%と考えています。リーフスパイのSOHは?とか言っても、30kwhリーフを見て分かるようにリプロ前後でバッテリーは変わらないのにSOH値はガラッと変わるのだから、どうソフト上で定義するかの問題で、真実はわかりません。
と言うことで、距離表示で考えています。それと、いつも家充電で3KW×6.5hしているのですが、当初は50%位の充電量だったのが、55%になってきたからやっぱり10%位の劣化かなと考えてます。
そこで、今までのブログで好き勝手に書いたこととの一致度を検証してみます。
2017.9.23 「新型リーフ(40kwh)は40万キロ走れる」の中では、24kwhリーフの距離劣化が0.5%/10000km、経年劣化が3%/年であったことから、40kwhリーフの場合、距離劣化が0.25%/10000km、経年劣化が3%/年として、40万キロ乗れると推測しています。現在、12万キロ、2.2年として当てはめると、0.25%*12+3%*2.2=10%ぐらいであってますね。
40kwhリーフにのりはじめて、1ヵ月後の2018.2.28に「40kwh my LEAFはこれからどうなるの」では距離劣化が0.5%/10000km、経年劣化が1.5%/年と推測して、2年で10万キロ弱走り8%の劣化、3年で14万キロぐらい走り12%の劣化と推測しています。現在、12万キロ近くと考えると、10%の劣化は良く一致しているように思います。
この2つのブログで劣化係数が異なるのは劣化が経年が支配的なのか、距離が支配的なのかの過程が異なるためです。
距離劣化係数a%/10000kmのみが支配するときは10%=12*a%が成り立ち、経年のみが支配するとき、10%=2.2*bが成り立ちます。よって、現在の劣化 10%=12*a% +2.2*b%が成り立つわけですが、24kwhリーフよりも劣化係数が大きくなることはないので距離劣化係数aは0.25%~0.5%の間、経年劣化係数bは1.5%~3%の間とわかりますが、一体いくらなのかは探究中です。
2020.2.23 「(#3)10万キロ到達したMy LEAFの今後を予想してみたpart2」では充放電サイクル数と劣化の関係について考察しているのですが、4000サイクルで40万キロに達し、劣化が30%位と推測していますので、40万キロの約1/3の12万キロ(1200サイクル)で10%の劣化も問題ないように思います。
テスラで使用している18650バッテリーについても、2016.4.25 「Battery degradation」の中でパナソニックのデータから、500サイクルで10%の劣化、600サイクルで寿命であること、2017.8.20 「7/25以降、涼しい日が続いています」の中で18650バッテリーの特性からテスラは30万キロぐらいで寿命が来ると推測しております。
もちろん、モデル3のバッテリーは性能アップしているでしょうから、どのくらいの実力か、私も情報収集中です。
参考に、モデルSのバッテリーの劣化と充放電回数との関係図を以下に示します。私が知りたいデータは600サイクル以上の1000~2000サイクルあたりなのですが、データを見つけられません。誰かデータを知っていたら教えて下さい。
長くなってしまいましたが、私は[40kwhリーフは40万キロ走れる]の試験を継続中です。


Posted at 2020/03/20 22:35:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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「丈夫です。 http://cvw.jp/b/2539771/47469939/
何シテル?   01/13 19:15
ルドルフ ブデル (EV164)です。よろしくお願いします。 所有車はリーフ onlyです。 ZE0(24kwhリーフ)はバッテリーのサイクル特性データから...
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