奥多摩峰谷川坊主沢

奥多摩峰谷川坊主沢に行ってきました。
山と渓谷社発行の奥多摩の沢を紹介している本によると、滝は全て簡単に巻く事が出来、初級向けであまり人気の無いマイナーなルートとなっています。

シーズン初めで体が訛っているので、こんな所が丁度いいよね～!(^^)!
余り期待せずに選んだのですが～

下山予定の下流部の林道に相棒の車をデポし、アテンザで狭い悪路の林道を登ります。
坊主沢にかかる橋の所には、二台程駐車できるスペースが有りました。

直ぐに堰堤が二基ありますが、簡単に越せるのにガイドブックに騙されて右岸の小道を行くと、直ぐに踏み跡が消えてしまい、嫌らしい巻き・・・
初っ端から付いていない(@_@。

堰堤から暫く平凡でしたが、程なくゴルジュが現れます。


遠目には困難そうに見えましたが、近づいてみると突破できそう(*'▽')


残置ハーケンを掴んで相棒の奥方も頑張っています(*'▽')


続く二段の滝・・
上段が被っていて悪そうですが、とりあえず一段目を登ってみましょう(*'▽')


二段目・・・
一応ザイルを付けて被っている所をチャレンジする前に～
不用意に取り付いたら岩がボロッと抜けて滝壺にボチャン(@_@。


それ程難しくは有りませんが、うっかり落ちればただでは済まないので、カムを決めて～


後続の確保です。


水流線突破を強いられる小ゴルジュが続き、清涼感抜群です～!(^^)!


小滝は沢山出て来ます。


鳥の巣には卵が・・(*'▽')


人気の無いルートなので期待していなかったのに、意外や意外に楽しいです～


岩魚の様な山女魚の様な・・


どんどん滝を登り～!(^^)!


どんどん滝を登り～!(^^)!


ゴルジュも～


結構簡単に登れちゃったりします。


水流線の突破は気持ちいい～!(^^)!


釣り竿片手に登って行くと～


ちょっと大きめの滝が現れました。
地図に滝マークが記載されている物と思われます。

下から見ると二段ですが・・・


登ってみたら三段目が有りました。
出だしの傾斜が強く、外傾した上昇バンドが登れそうですが、滑りそうなのでザイルを引いて登りました。

右岸に巻き上がる為のフィックスも有りましたが、そちらの方が怖そう・・・

奥多摩なので、釣れるなんて期待していない・・
冗談で持ってきた玩具の様な竿とリールで・・・


相棒が尺物ゲット～!(^^)!


滝の上で二俣となり右俣を遡行します。
小滝が続く良い渓相です。

オコジョが顔を出しました～!(^^)!


二～三匹の子供のオコジョは恐れを知らず顔を出したり引っ込めたり(*'▽')


取水施設が現れ、導水管管理用歩道が有りました。


予想に反し、美しい渓相、全てのゴルジュを水線突破、全ての滝も直登と、本当に楽しい遡行が出来た上に～
坊主という名称に反し、獲物も沢山釣れました～!(^^)!

なので、最後まで詰めずに・・・
導水管管理歩道で下山する事にしました。