2019年11月04日
20年振りの坂道発進に思うこと
4日(月)はお休みでした。
御殿場のホテルでゆっくり朝食を済ませて午前中に帰宅。
ウェット練習で車がドロドロだったので私は洗車、カミサンは洗濯。
その後二人でスーパーへ買い物。
買い物行く前にカミサンに坂道発進の練習してもらいました。
ジムカーナ走行してんのに何故いまさら?
そりゃ坂道発進ができないからです。マジなのです(-ω-;)
カミサンは教習所を卒業して以来、一昨年の夏にロドスタ乗るまで
MT車は1度も運転したことがありませんでした。
はじめの頃は私が東京湾の大井埠頭や若洲あたりまで運転していって
現地で運転を交代。
日曜でガラガラの埠頭をひたすら教習所みたく走ることを繰り返して
いました。
後は少し操作に慣れてからドライブで富士五湖を周回した程度。
数回のMTリハビリだけで年末には浅間台フリー走行でジムカデビューという。
以降は日常の時間的な制約や、普段はATのヴォクシーで足りることから
MT車はジムカ場でのみ運転する状況がつい先週まで続きました。
カミサンが練習しやすいスイフトに乗り換えると同時に、
維持費を節約したくてヴォクシーも手放したのでウチは現在、
MT車1台のみ( ̄▽ ̄;)
カミサンは公道でMT乗れる状態ではないのに承諾してくれました。
普通、この選択はなかなか難しいと思います。
で、提案したのは自分。
何としても公道でMT車を問題なく運転出来るように
教えてあげなくてはなりません。
先週のビ筑練習では常磐道を谷和原で降りてから現地手前までの
一般道がほぼフラットのため、試しに運転してもらいました。
そしたら平坦な一般道なら普通に走れるヾ(◎´∀`◎)ノ
坂道発進さえ普通に出来れば私がついてなくても、
自分が乗りたい時に車を出せる。
坂道発進だけ集中して練習すればよいとわかったのであとは練習。
と言っても都内の一般道で後続車を気にせず安全確保しながら
坂道発進の練習が出来る場所なんてそうそうありません。
考えた結果、最初は自宅マンションの駐車場で練習することに。
ウチのマンションは自走式立体駐車場でスロープ勾配がキツく
坂道発進の練習にはもってこいです。
すれ違う幅は十分あるので出入りする車にさえ気をつければ
短時間で何度も急勾配の坂道発進が練習できそう。
MT初心者に1から坂道発進を教えるのは難しいと思いますが
ウチの場合はジムカーナしてたので、
1、サイドで車を抑える、
2、回転高め、半クラでサイドをゆっくり解除
3、十分動いたら半クラ長めでゆっくりクラッチつなぐ
こんだけです。
最初の数回は車が後退したり半クラが足らず登れなかったり
しましたが10回もやると感じが掴めたようでした。
暫く反復すると成功したときはエンジンのトルク感が
失われないまま力強くスムーズに前に出る理想的な
坂道発進の感触も体感できた様子。
いきなり公道で試すのは危ないので、今日はここまで。
スイフトはクラッチミートの位置が異様に手前なので、
私自身もまだ慣れなくてよく失敗します。
正直、坂道発進のタイミングはとりにくい(-ω-;)
ロドスタはアルファのクラッチストッパー付けてたので
足首の動きだけでクラッチミートができてとても操作が
しやすかったのですが。。。
スイフトはクラッチストッパー付けてもなお、
ミート位置はかなり手前のままと想像します。
慣れるしかないですね(^_^;)
カミサンがジムカーナを始めた当初から、
私自身も自戒のため常に強く意識したことがあります。
何かと言うと全ての操作を丁寧にすること。
本当に速い人の走行を見てると運転の上手さというのは
そこに尽きるというのが私の感想です。
私レベルで恥ずかしい手前味噌ですが、自分が走るときも
カミサンに教える時も、常に自分ができる最大限丁寧に、
を意識してきたおかげでカミサンは20年振りでも
スンナリ坂道発進成功できたのかなと思っています。
ま、実際常に丁寧か?つーと出来てませんけどね(-∀-)
でも普段の低い速度で出来ないことをジムカーナの
全開走行時に出来っこないわけで。
速い人ほど車の動きがカクカクしないんですよね(^_^;)
私がバーチャファイター1のカクカクポリゴンとすると
速い人ほど秒間フレーム数が多く動きの滑らかな
バーチャ3や4みたいな。
秒間フレーム数の多い操作のできる速い人ほど、
車はとんでもない動きをして一見荒っぽく見えても、
インカーカメラだと車内のドライバーは
余裕を持って平穏に操作してる気がします。
私の好きなコミックに
新谷かおるのファントム無頼という作品があります。
主人公は自衛隊の戦闘機パイロット。凄腕。
整備長から「荒っぽい」と。主人公はこう答えます。
「荒っぽいかもしれないが、雑には飛ばしてない」
今もコミックを大事に持ってますが子供の頃に読んだ時は
この会話の意味が理解できませんでした。
定期的にジムカーナを楽しむようになってから、
自分の走行の駄目な所、速い人の凄さ、自分との違いを
何となく観察するようになっていくうち、このシーンは
車の運転でも同じだと確信するようになりました。
外から見ると動きは豪快。
でも決して雑には走らせていない。
そんなドライバーになれたらいいな、と思います。
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ジムカーナ | クルマ
Posted at
2019/11/05 20:30:14
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