
数少ないみん友の皆様、ならびにこっそり見て頂いてる方、お久しぶりです(笑)
最近は天気も悪く蒸し暑い日が続いてたのでクラウンほとんど乗っていません❗←むしろいつも通りか💦
さて、嫁と子供が実家に帰ったので早速クルマパーツいじりをしましたので載せたいと思います💡
まず始めに、備忘録として掲載してますので画像の数が大量です❗そして、長文です❗
なので、超暇な方、電動カーテン好きな方、13クラウンが好きな方以外は閲覧しないことをオススメします(爆)
当時、純正オプションであった電動式リアカーテン(¥49500)です。長年ストックとして自分んちの実家に放置してあった不動の電動カーテンを修理致しました🎵しかも超希少前期H/T用のカーテンです❗(前期と後期でリアトレイとスピーカーの形状が違いますが取り付けブラケットを付け替えれば装着可能、後期には純正ハイマウントストップランプ追加されてるのでカーテンに逃げがありますが前期には無し)
まず手始めに不動の原因を探ります💡自車の電動カーテンのハーネスを外し、不動の電動カーテンのハーネスと接続、アース線も取りスイッチをON❗
『ウィーン』と音がするだけでカーテンのワイヤは一切動きませんでした💦
カーテンレール本体とカーテンワイヤを外しモータ本体を取り外し。
精密ドライバでネジを取り外しモータの確認。
せっかく開けたのでグリスアップしておきました💡
続いてモータの逆側にはカーテンワイヤのギアが入ったボックスが付いてるのでこれも精密ドライバでネジを取り外し。
モータ部の裏側です。小さいギアが飛び出しています❗
飛び出している小さいギアはカーテンワイヤのボックス内に入ります。
こちらは、カーテンワイヤのボックスの蓋を開けた中身になります❗
真ん中に大きめな軸のギアがあり、その回りに小さいギア4つ付いてます❗
先ほどのモータ部から飛び出しているギアがカーテンワイヤの主軸に噛み合ってます❗電気が流れるとモータが動き、この小さいギアが回り主軸に伝達され、残りの小さい4つのギア全てが回り、ワイヤを動かす仕組みになっています💡
元々不動の不具合パーツなので気兼ねなくどんどんバラしていきます❗
そして、不動の原因が見つかりました❗
主軸のギア(上下で2つに別れてるうちの上側のギア)が破損しておりました💦これはかなりの致命傷かと思います💧💧
下のギアと上のギアをゴムブッシュでサンドして1つの構成部品になってるのですが上側ギアの付け根部分2ヵ所両方欠けてブッシュの中に破片が残ってます💦ワイヤが動かなかった原因として本来上下のギアがゴムブッシュを挟んで連動しますが破損してることによって上側のギアが駆動せず残り4つのギアにも伝達出来ないことが原因でした😞
とりあえず破片を取ります。緑色に塗ったのはパーツの位置がわかるように印したものです。
下側のギアは1ヵ所欠けもありました💦こちらも致命的💧
ゴムブッシュを取り外し破片だけにします。
ロックタイトの接着剤で接着してみました❗
しばらくして結構強力に接着されたので、
ゴムブッシュを被せ、真ん中に差し込まれてるシャフトを戻します。
下ギアと上ギアを元に戻します💡
接着作業が終わったので一晩寝かせました✨
そしてモータ部の動作確認をしてみました❗
結果はモータは非常に元気でした🎵最初に動作確認した時に『ウィーン』とモータ音は鳴っていたのですが一応確認しときました💡
あとは、各ヵ所のワイヤの位置関係を確認しておきます💡
4隅のサイドコーナー部分から確認💡こちらも精密ドライバでネジを取り外し蓋を開けます。
モータ側(右側)、上下2ヵ所。問題なさそう❗しかし、ローラーやらピンやら構成部品が小さくて紛失に注意です💧
逆側(左側)上下2ヵ所。うち上側の1ヵ所がワイヤの位置関係が違いました💦
内側のワイヤがローラーの内側をワイヤが通っています。本来は外側を通ります。
これでOKです❗部品が小さいので手加減してやらないとローラーやピンが飛んでっちゃいます💦それと普通ワイヤがズレることがないヵ所なので不動になった前の持ち主が原因を調べようと開けていじくったものと推測されます💧
左側のサイドレールの固定するネジとナットが最初から紛失されてなかったのでホームセンターでネジを買ってきました🎵長さ15㎜だと短そうだったので長さ20㎜のM3のさらネジです❗カーテンレールに固定されてるネジとナットは全て黒いのですがなかったのでユニクロメッキです💡まぁどうせカーテンで隠れるので見えはしません(爆)
この部分上下2ヵ所の固定に使用しました✴️
これで左側サイドレールがグラグラすることはありません。ちなみにサイドレールを取り付ける手順は下側から先に差し込んでから上側からネジ、ナットで固定の手順です💡
次にランナーを交換したい場合の手順です❗(今回このカーテンは交換作業はしてません)
ワイヤと噛んでるランナーは上下左右、先頭の4ヵ所のみです。残りのランナーはフリーな状態でただレールに嵌まってるだけです。カーテンにスイッチが入ると先頭の4ヵ所のランナーが、ワイヤで動き出し残りのランナーはただ引っ張られてるだけです。
交換したいランナーヵ所のブラケット(レール本体を取り付けて固定する物)を取り外し、サイドのネジ、ナットを取り外します。そうするとレールが抜けるのでランナーが交換出来ます。(ただし、カーテンワイヤがギアに掛かってない状態じゃないと出来ません。カーテンワイヤがギアに掛かってる状態だとワイヤに遊びがなくてレールが抜けません)
少し厄介なのが一番先頭のワイヤに掛かってるランナーの交換の場合です。先頭のランナーにはピンを差し込む穴が空いてます。(どのランナーにもこの穴は空いてます、先頭のランナーとそれ以外のランナーは少々形が違いますが全く問題ありません)
ピンは差し込みすぎると奥まで入って抜きづらくなるので控えめに💡
同じく交換したいランナーヵ所のレールを取り外しワイヤを引っ張りだします。ワイヤに切り欠きがあるのでその部分にランナーのピンを引っ掻けてワイヤに取り付けます💡(これも同じくカーテンワイヤのギアがフリーな状態じゃないと出来ません)
そして一晩接着剤で寝かせてたギアとワイヤを組み込ませ作動させましたが呆気なく一瞬で再び割れました😥やはりギア4つとワイヤを駆動させる負荷に耐えられなかったようです💦💦
本当ならここでギア破損で修理断念ですが、、、、、
別の部品取りカーテンからギア移植(爆)💡💡
上下のギアに破損や欠けも無く良品です😄
持ってて良かった部品取り❗
ちなみにギア移植した部品取りカーテンはこちら❗
後期セダン用カーテンです❗こちらは不動ではありませんが開け閉めの最中でワイヤが途中で止まってしまうか作動してもメチャクチャ遅いと言った不具合です💧
自車から配線を延長し動作確認💡一応開閉はしましたが部品取りです💧直せる自信はありますが直したところでS/D用なのでH/Tには装着出来ません‼️(リアガラスの形状が全く違うので)オマケに青内装用です💧
見た感じキレイですがランナーやフックも劣化でボロボロです💦しかしカーテンなんだから紫外線浴びるために作られたような物なのにランナーもフックもただのプラスチックで触るのも割れそうで怖いです。
なかなかレアな画像かと思います💡H/T用カーテンとS/D用カーテンを見比べてみましょう🎵
S/Dのがフレームの長さが短いですね💡よってカーテンも短いです❗
サイドのコーナーやアールの部分も違います。
モータはこちらの方がキレイ✴️✴️
移植できるパーツとして、モータ、主軸ギア、生きてるランナーとフックくらいでしょうか⁉️
後期S/D用のワイヤギア中身です。主軸ギアはH/T用と同じですが回りの小さい4つのギアの構成部品が違いました。
後期S/D用は白いギアのみで1つの部品を構成してますが、H/D用には黒いキャップがついており2つで1つの部品構成になっています。どちらも厚みは同じですので流用は可能かと思われます。(今回は不具合あった主軸ギアのみ使いました)
それでは主軸ギアを移植しながら作業していきます🎵
まずは再度ワイヤの位置関係を見ながらワイヤをギアに噛み込ませていきます❗
電気系統も電動カーテンの仕組みもあらかたわかってるつもりですがなかなか苦戦中💦💦ワイヤの位置を確認しながら作業するのですがワイヤがレールの中に入ってる為、明るい部屋でも見づらいので携帯の明かり点けながらの片手作業なので大変です。上下2本のワイヤが入ってるのですがワイヤの見すぎでどっちが上なのか下なのかわからなくなってきます😓やはり30年以上前の製品、ワイヤ、モータ、プラスチック、小部品、かなり気を遣います。。紛失を避ける為、おうち作業推奨です(爆)
ワイヤの位置関係が確認出来たらギアの噛み込ませ作業💡ここは必死に作業したので途中画像はありません💦うまいこと噛み込ませました💡あとは動作時にワイヤがギアから外れなければ良いのですが。
ワイヤとギアの位置関係を印しておきます💡
上側から来たワイヤはギア前で1回下側のワイヤと交差し、ギアを通過、通過したのち再び交差し、下側のワイヤに入っていきます❗
最終的に再度ワイヤの位置、噛み込み不良、ネジの緩みなど確認して、いよいよ動作確認に入ります🎵
車庫まで行って自分のクラウンで動作確認するのも面倒なのでおうちで確認💡ストックしてある配線一式を使います💡
電源は先日ブログでも書きましたが充電済のバッテリー(爆)まさかここでこのバッテリーの出番が来るとは‼️
プラス、マイナス配線を繋ぎスタンバイOKです💡
見づらいですが作動して動くのは赤丸で囲った上下左右の4つのランナーだけです❗現状全開状態です💡
スイッチ(横置き専用)でCLOSEボタンを押します❗
またも見づらいですが上下左右の4つのランナーが中央に寄ってるのがわかります🎵中央に寄ったってことはカーテンが無事閉まったことを意味します🎵🎵
実家に帰って保管してあったカーテンを取り付け💡
スタンバイOK👍️前期用カーテンなのでハイマウントストップランプの逃げがありません❗
無事に開きました‼️(カーテンが弛んでるのはランナーにフックを全数引っ掻けて付けてないからです。動作確認だけしたかったので全数取り付けてないだけです)
むしろ今車輌に装着してるカーテンより滑らかでスムーズな気がします(笑)
ギアの噛み合わせで数回やり直したりして取り付け取り外しを繰り返し、ワイヤを痛めてしまったかと思いましたが意外とワイヤが丈夫で助かりました🎵(ワイヤは1㎜くらいです)
ちなみにストックのカーテン配線一式3セットです(爆)3セットとも全てスイッチシールが横置きタイプ💧💧横置きタイプはロワーフィニッシュパネルかコンソールボックス内に設置した場合に使用。自分のは縦置きシールタイプでコンソールボックスの横に設置した場合に使用。断然横置きタイプが多いですね💦
自分のクラウンのカーテンスイッチ縦置きタイプです❗シールが剥がれかけてるので誰か縦置きタイプのシール持っていませんか⁉️💦
動作確認後、部品取りカーテンに詳細を記入し再び保管💡
カーテンコントローラの配線も気になったので自車で調べました🎵
手書きですが各部配線と色別にわかりやすくまとめました‼️
※※※※※まとめ※※※※※
作業として今回は自分で修理出来ましたが部品取りの主軸ギアを持っていなかったら断念せざるを得ない状況でした。既製品で売っていれば安いのでしょうが30年以上前の部品なのでもうないでしょう。ただこの年代のマークII三兄弟、10セルシオあたりのカーテンであればモータやギアあたりは同じかも知れません。フレームやカーテン本体は絶対装着出来ませんが、、、モータやギア欲しさで他車種のカーテン使うのも現実的じゃありません、そもそも流用出来るのかもわかりません💧
それと一番怖いのがワイヤ切れ。こうなったらどうすることも出来ないでしょう。あの1㎜くらいのワイヤの割に丈夫だとは思いましたが。
ストックを持っていればワイヤ切れ以外は修理可能かと思います。構造は単純なので。
今回修理したカーテンもランナーやフックが割れて紛失してるヵ所もありますがそれくらいどうにでもなると思い今回の修理はパスしました(そもそも使う日が来るかもわからない)
もちろん、今付いてるカーテンも調子良いですよ🍀動かすことによって劣化や不具合も心配ですが、機械物なので動かしてあげた方がいいですね、1回乗るたびに1度は開閉してあげてます💡
以上、長々と最後まで読んで頂きありがとうございました✴️
電動カーテン装着されて不具合ある方いらっしゃれば参考になれば幸いです。
あっ、そもそも見てる人いないか😁