【748】キャスター角を立てる為に…

黄色いのシリーズ



コクピット周りのスペースの問題から
前回は断念したキャスター角の変更ー


前回の失敗を踏まえ、
キャスター角変更を現実のものとするために、
今回は新たなパーツを購入しました。

入手先は例によってネットオークション。
出品者は黄色いのを買った横浜の店(爆)
中古品ではあるけれど、新品の半額以下で
購入できたのだから取り敢えずは良しとします(笑)


フロントステムのロングナット。
この部品への交換により、
トップブリッジとハンドルの位置が
10mm程高くなることと合わせて、
ハンドルが4mm弱ほど手前にセットされる
計算になります。


ハンドルが手前に来れば、
前回キャスター角の変更を断念した一番の障害が
解消される(筈な)ので、試してみるだけの
価値はあるかな…
と、思料したの。


ココまでしてキャスター角の変更に拘る理由は
なにか？

非常に割り切って書くと、
フロントフォークの角度を立てることによって、
曲がりやすい車体特性を狙います！


普通のバイクは
フロントフォークとフレームを連結している部品の
取り付け位置が変更できる構造には
なっていないのですが、
ウチの黄色いのを始めとした
この時代のドゥカティの一部車種は
「サーキットでの使用に限りー」キャスター角の変更
（24.5→23.5度）ができるような車体構造に
なっています。



で、当時は過激と思われた23.5度のキャスター角も、
タイヤの性能が進化した今の時代にあっては
それほど過激なものではなくなったのか、
一般市販車の中にも23.45度のキャスター角を持つ
マシンがラインナップされるようになりました。


ナニが言いたいかと言うと、
『今となっては23.5度のキャスター角に
目くじらを立てなくてもイイんぢゃね？』と
いうこと(笑)


週末の走行会には間に合わないけれど、
この先、セッティングを詰めていくときには
キャスター角変更にも挑戦してみたいので、
そのための手持ちのコマとして、今回のナットを
使うのさ♪


ステムナットの脱着には専用工具が
必要となるのだけれど
正規品を買えばナットの購入価格の
3倍以上の価格になるので
代替案を考えますー


ナットの緩み締め付けトルクによっては
ハンドリングを左右することになりかねないので、
ショップに依頼することも含めて
検討してみようかな、と。


黄色いのはホントに楽しいバイクなのさ〜♪