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2016年12月05日 イイね!

【2輪遍歴】2輪遍歴 第6弾 Z750Four(A4) MY1976

【2輪遍歴】2輪遍歴 第6弾 Z750Four(A4) MY1976長文注意♪

900Rに乗り換えて初めての夏の夜に
(覆面パトカーに煽られた結果)、
幹線道路での速度超過で一発免停を喰らい-

その半年後に再びネズミに引っ掛かり-


再度の免停まで残り1点となった状態で迎えた
社会人1年目の春。



新入社員研修の3ヶ月間は
自分で営業車を運転しての移動が
多くなることを踏まえ、
免停を回避するために900Rと距離をとろう―
と決心をし、
マシンを友人に預けるという窮余の策に走りました。

しかし、
研修期間も終わり、初期配属が決定した途端に
単車が恋しくなるのは自明の理。


っつう訳で、
知人からバーボン1本で譲って貰ったのが、
不動車となっていた当時15年落ちの
カワサキのZ750Four。

ケンジ君が乗っていたことでも有名な
「カワサキZ2」こと750RSの
後継モデルとなるマシンです。

キャブレターの変更により
従来モデルに対し馬力が1psアップすると同時に、
フロントブレーキをWディスク化し、
ガソリンタンク、メーター、テールランプ、
サイドカバー等の意匠を小変更した
マイナーチェンジ版。

180km/hリミッターが装着される直前の年式となる
1976年製のモデルです。



10年近い放置により錆付いた
オリジナルタンクを捨てて、
1974年式Z1A用の
オレンジタイガータンクに換装の上、
初代Zと同じ丸テールランプを装着し、
雑誌の売買コーナーで入手した
モリワキ(ステッカーは何故かヨシムラ)の
機械曲げ直管を履いた
なんちゃってZ1(でもシリンダーは黒塗装…)仕様に
2年半ほど乗っていました。


このマシンを走る状態にするまでに
掛かった費用は先のバーボン込みで約60諭吉。

当時はコレだけ出せば
中古のZ2が買えたものと記憶していますが、
今のようにwebで気軽に
全国のタマを選べる状況ではなかったので、
経歴不明の中古車を買ってくるよりは、
知り合いのマシンを直して乗るという
アプローチを選択したことは、
結果として正解だったと思っています。

このZを初めて走らせた時は、
Fブレーキの効きの甘さと
幅広シートによる足付きの悪さに辟易して
『どうしたものか…』と悩みもしましたが、
F19インチの素直なハンドリングや、
欲しいパワーを欲しい分だけ引き出せる
Engの使いやすさ、
運転手の邪魔をしない素直なフレーム等が
相俟って、走らせることが楽しくて仕方のない
マシンである―と理解できるようになるまで
時間は掛かりませんでした。


峠を走ることを覚えたのは
このマシンに乗るようになってから。

当時は路面が凍結して走れなくなるまで
毎週末の早朝に峠を走っていました。

乗り始めて1年が過ぎた頃には
峠での遊びが過ぎて、
バルブがジャンプしてしまい
腰上をOHする羽目になりましたが、
 バルブガイド打ち変え、
 バルブの大径化加工、
 バルブスプリングの変更、
 ピストンのバランス取り、
 ヘッドの面研による圧縮比up等、
地味に手を入れて貰った結果、
復活したEngはオーバーレブ特性が変わり、
レッドゾーンを越えてもパワーの頭打ち感がない
超面白い仕様に大変身。


必然に迫られて
Egを開けたことがキッカケとは言え、
空冷ZのEngに対する見方を
大きく変える事件となった一件でした。

そうそう、このマシンでは、
高速をぬゆわで巡航するGZ20ソアラを
追いかけている最中に、
磨耗していたキーシリンダーの接点が逝ってしまい
全ての電源が落ちる―という
トラブルに遭遇するという
「悪夢」にうなされたコトも ありましたっけ。

追い越し車線をふわわ近い速度で走っている最中に
Engがストールし、マシンが失速する中、
ウィンカーも機能しない状態で、
後続車に手信号で合図を出しながら
路肩にマシンを寄せた時の怖さは、
夢の中の出来事とは言え
今でも鮮明に覚えています。

路肩にマシンを停めた後、
最寄のSAまでの数百メートルを
押し歩きした時もかなりの恐怖でしたけど…


SAでは、
車載工具のドライバーを
キーシリンダーに突っ込んで
端子を強制的に接触させるという
対症療法で事なきを得たのですが、
キーシリンダーにドライバーを刺したまま
走るZで職質を受けなかったのは
夢ならではのご都合主義、だったのでしょう。

ってな感じで、
ガシガシ走らせていたこともあり
毎月どこかしらに不具合が生じ、
その度にショップに入院をさせていたら、
最終的には軽く1束を超える金額を
突っ込むに至りましたが、
手を掛けた分だけ確実に
速く且つ乗りやすくなるマシンが楽しくて
空冷Zの魅力にすっかり嵌っていた次第です。



ところが、
京都からの引越しに際して保管場所が確保できず、
最後は元Z2乗りの友人に泣く泣く売却する羽目に。


そんな背景もあり、
いつかもう一度空冷Zを手に入れて、
じっくりと付き合ってみたいと思い続けて幾星霜…
想いは未だに叶っていません(苦笑)

個人的には角より丸。
フルスケール1000ccより
国内向けの750ccが好みなのっ♪

  Z2とかZ2Aに拘る、
  所謂「初期型信仰」癖はありません。

Zを手に入れた暁には
電装系には手を入れざるを得ないだろうから
180km/hリミッターの付いたA5やD1でもOK。

今となっては
最速を競うマシンでもないので、イジるとしても、
ハンドルとステップで ポジションを作り直したら
Rショック、タイヤ、ブレーキ、マフラー、キャブを
交換するくらいかな。

後は調子を見ながら
必要に応じてEngを開けて、適宜手を入れていく… 
というノリで。

とか言いながらも、
アホみたいな値段の付いている
最近の中古車相場を見ると、
気持ちも萎える48歳(苦笑)

尤も、750に拘りさえしなければ
ドレミコレクションの
エボリューションオーダーモデルで
Z1を手に入れるという抜け道も
あるにはあるんだけど、ね。

プレミア付き捲りの中古車を買うくらいなら
リプロパーツじゃんばりのドレミ仕様の方が
機械的にも安心できるだろうし。


新車で最新のSSを買うことを考えたら
金額面でもなんとかなるかな…と(爆)(爆)

電子制御じゃんばりな21世紀のマシンが
手に入るだけの金額を払って
40年も前のモデルを手に入れるってのは
悔しいけれど、、、
敗北感さえ覚えるけれど、、、

  考えるだけならタダだから、
  今は妄想を楽しんでおきまつ♪
Posted at 2016/12/05 04:54:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2輪遍歴 | 日記

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「【SEROW】シート交換 http://cvw.jp/b/2594760/48627275/
何シテル?   08/30 17:00
心情的には『バイク乗り』。 所有マシンは R nineT URBAN G/S(MY2017)と クロスカブ110(MY2019)、 セロー250F....
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