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2013年06月17日 イイね!

久々の試乗記 Part1(Ford Mustang V8GT Coupe Premium)

久々の試乗記 Part1(Ford Mustang V8GT Coupe Premium)おはようございました。

不肖ワタクシ、クルマ好きにもかかわらず免許取得時期が遅れ、漸く10年前(21歳、大学3年生になる直前)に取ったんですが、それまで車を運転できんかった反動からか、一気にいろいろな車の試乗に出かけたんですね。しかも、今なら間違いなくできんのんじゃけど、躊躇無くチャリンコでDに突撃していました。
そして、大学卒業までの2年間、記憶の限りでは50台前後試乗し、当時の記憶に特に残ったクルマの試乗インプレなんてものを、某友人のHPへ居候する形で(若造がエラッソウなことを書きながら)投稿していたものです(確かそのトップページの画像が、当時の父親の愛車・Y34グロリアと、義兄の愛車・アルテッツァが載っている写真でした)が、私が某M社Dに就職した為、涙を呑んで掲載終了とした記憶があります。
そんな不肖ワタクシが久々に試乗インプレなんてものを書いてみました。



Ford Mustang V8GT Coupe Premium

過去(3年前)に、現行中期モノのV8クーペ(4.6リッター)を販売したことがあるんですが、その頃は1回目のエコカー補助金真っ盛りの時期でした。
ある日のこと、マスタングが店に入ってきたときは、たくさんのエコカー補助金対象のM車(デミオとかアクセラとか…あっ!言っちまった)が並ぶ中で、1台だけ明らかに異様な雰囲気のマスタングが置いてあり、来店されるお客さんの9割9分は「何だかもの珍しそうにそのクルマを見るが、誰も半径2メーター以内には近づかない」という状況・スタッフも私以外誰も乗りたがらない状況(販売担当じゃったんで、乗らないという選択肢は既に無い)を目の当たりにし、思わず爆笑しそうになりつつ懸命にこらえる状況が、納車を迎える2週間後まで続きました。

そんな思い出のマスタングですが、3年ぶりの試乗と相成りました。
なお、この度の試乗(後でまた書きますが)は、全て営業スタッフ1名を含めた、合計4名で行っていることを付け加えておきます。

全幅が1.9メーターに近いこと自体は、普段からMPVに乗っているので何てことは無いんですが、なにしろ久々の左ハンドル、そして5リッター・最高出力:313kW(426ps)//6,500rpm・最大トルク:529N・m(53.9kg-m)/4,250 rpm 。試乗前はさすがにちょっと構えました。過去の記憶でも、明らかにパワーを持て余している感をひしひしと感じたので…。
しかし慣れてしまえば、狭い道での擦れ違い以外に特に気になる点は無く、パワーが有り余っている分、勿論、踏めばそれなりに…否、尋常じゃないレベルで、1.7トンに迫る車重(余談だが、私のMPVと同じくらいの重さ)を全く感じさせない、暴力的な加速をする程速いんですが、このクルマの本質は、殆どスロットルを開けなくても、アイドリング領域でのトルクの厚さから来る余裕さが断然違う点、言ってしまえば「大排気量NAじゃからこそできること・そして小~中排気量+ターボ では決して実現できないこと」じゃないでしょうか。したがって、街中ではスロットルを開ける必要が殆ど無い為、極めて楽に運転できます。街中を走るだけなら、せいぜい1200rpmで事足りるでしょう。
しかしながら、驚くことに燃費も望外に良い(10㎞/ℓを優に越え、踏み込んでも8㎞/ℓ以下に落ちないケースも報告されている…とのこと)そうです。

あと、これは個体差かどうかわかりませんが。中期モノのV8・5ATは確か発進時がちょっと重く感じましたが(あれはあれでアリだが)、この度6AT化の恩恵もある為か、何の問題も無く思いました。
また、セレクトシフト(いわゆるマニュアルモードで、シフトレバー左側に±スイッチがある。3速発進も可能)ですが、個人的にはDレンジホールドでもええわい、と思います。


その他、意外じゃったのが、このテのクーペの後席って、人がマトモに座れない・贅沢な荷物置き場だ ってよく言われるでしょう?少なくとも、今回4人乗車した限りでは、勿論ドラポジもあるんで一概には言えませんが、ヘッドクリアランスはともかく、足元の狭苦しさは無さそうに思います。

しかも、アメリカンV8のエキゾーストノートを間近で聞けるという点で、ある意味特等席と言えるかもしれません。

そして最後に『マスタングらしさ』といえば…サスペンション・前:マクファーソンストラット、後:ソリッドアクスル平たく言やぁリアサスがリジッドなんです。
確かに、古臭い・バネ下がバタつく傾向にある など、欠点もあるんですが、トー/キャンバー/トレッド変化が無い・シンプルで頑丈・ホイールトラベルが大きく取れる など という利点もあります。実際、確かにバタつくが、嫌になるレベルではなく「わかってしまえばもう悪癖じゃない」、よく考えて作っていると感じましたね。
しかも、何とものすごく驚くことに、現行型の開発にあたり、マスタング愛好家にアンケートを取ったところ、多くの方が「リジッドがいい」と言われ、わざわざ先代から一新したリジッドを開発したとのこと。数売るクルマじゃないという点を考慮しても、これって国産車や欧州車じゃ考えられないことじゃないでしょうか。
「変えんにゃいけんところと変えるべきじゃないところ」の見極めってとても難しいですが、変えすぎたが故に個性まで無くしたら本末転倒になりかねないんですね。特にこのテの、言ってしまえば趣味車の場合は。


「個性がある・作り手の意志が感じられる」そんな車は見てても乗ってても楽しい ということを改めて感じた1台でした。
Posted at 2013/06/17 00:38:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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