※7月22日 一部本文を追記・変更しました。
おはようございました。
きりんさんがすきです。でもぞうさんはもっとすきです。アサヲです。
だいぶ前の話ですが、記憶の限りでは、確か大学1年
(12年前) の9月頃でしたが、福岡三越で
「イタリアフェア」 なるイベントが開催されていました。
その時の展示車が
・フィアット 2代目プント(前期モノ)ELXスピードギア
・アルファロメオ 156(前期モノ)2.0ツインスパーク ロッソコルセ(限定車)
・マセラティ 3200GT
・フェラーリ 550バルケッタ ピニンファリーナ
で、上の2台は見て触って確かめることが可能でした
(※下の2台は柵が張られてました…) 。
この時が初めてイタリア車を間近で見ることができたイベントですが、12年越しで初めてイタリア車のステアリングを握る機会に恵まれまして、その第1号が、先月日本デビューを果たしたばかりの「3代目パンダ」です。
なお、この度の試乗は、
営業スタッフ1名を含めた合計4名乗車 で行っています。
VIDEO
(※初代パンダCM。新型のがまだ無いんちゃ…)
まずはボディサイズとかの類のお話から。
全長3655×全幅1645×全高1550×ホイールベース2300(単位mm) 、車両重量1070㎏、乗車定員は5名。
エンジンは総排気量875cc直列2気筒8バルブ マルチエア インタークーラー付ターボ、通称「ツインエア」で、
最高出力63kw(85PS)/ 5,500rpm(ECOスイッチ使用時 : 57(77)/ 5,500)
最大トルク145Nm(14.8kgm)/ 1,900rpm(ECOスイッチ使用時 : 100(10.2)/ 2,000)
変速機は、日本仕様ではMTベースの5速セミAT、「デュアロジック」のみ。そしてJC08モード燃費が18.4㎞/ℓ。
その他の所見では、「必要 または あるべき装備」として、安全装備の類は、先進系のものはありませんが、現時点で考えられるモンは大概揃っています。「無けりゃあ無いでいい装備」として、パワーウィンドウは前席のみで、リアドアの窓が、さすがにup!のようにフリップアウト式ではありませんが、同クラスの国産車どころか、軽乗用車でも殆ど見かけない手動式です。あっ、この瞬間が、欧州車ですね。
また、このクラスにして、独特な形状の革巻きステアリング・シフトノブが標準装備であること。
基本的には500をベースに、各部がアップデートされていること。
「スクワークルズ」なるデザインモチーフで全体が纏められているが、実用上において問題無いうえにデザインも両立していること。
インパネ&ドアトリム上部、よく見ると
「PANDAPANDAPA(ry」 のエンボス入り、テールランプユニット・リアゲート(厳密にはハイマウントストップランプの蓋部分)「panda」ロゴ入りです。この辺りは、国産車は勿論、ドイツ車でもなかなか見られないセンスです。この辺りは実車を確認してみて下さい。
あと、驚くのがドアの開閉音ですね。
同クラスの国産車、ヘタすりゃあ上のクラスでも、まぁフロントはそこそこエエ感じになっていますが、何故かリアについては、閉めたとき「…ペコン」と拍子抜けする音を立てますが、パンダ(と展示車ではあるが、プント)については「ガシャッ!」
…マジですか?小型車ですよ?
ほいで、実際乗ってみますた。
2ペダルMT「デュアロジック」は、正直な話、洗練度に関しては、先月乗ったup!の「ASG」以上でした。
フィアットGrは、かなり前からこのテの2ペダルMT
(フェラーリ:F1マチック、マセラティ:カンビオコルサ⇒デュオセレクト⇒MCシフト、アルファロメオ:セレスピード、ランチア:DFN など) を作っているので、当然と言えば当然かもしれませんが。
発進・変速動作(Dレンジ)がこのテの中ではスムーズな部類で、普通のATと比較してもあまり違和感は無く、割とすぐにマスターできるんじゃないか?と。実際、ATであろうと積極的にシフトチェンジをする私が、この度1回もMモードを使っていません。使わなくても特には問題無かったようです。
また、エンジンについては、サウンドが独特です。振動は当然出ますが独特です。
VIDEO
(※パンダ版のエンジン音が無い為、500版にて)
この度3000rpmも回してないと思います。排気量が約900㏄ですが、ターボの助けもありつつもターボらしさを殆ど感じさせず、実にトルクフルに走ります。目隠しされて同乗したら、予備知識がなかったら、1500㏄級NAに思えるでしょうね。
実際、ツインエアのクルマを試乗されたお客さんからも、よく走るので1500㏄位かと思ったら実は900㏄と聞いて、驚かれるケースが多いそうです(営業スタッフ氏談)。
コーナリング性能は、先代と比べてロール量30%減(営業スタッフ氏談)とのことですが、脚の設定は世間一般では些か堅めの部類になるでしょう。
しかし大したもので、乗り心地面でも乗ってて嫌にならず、ほぼ一発でショックが収まり、なおかつ自然なコーナリングができるうえに不安感はありません。
最後に、室内空間の部分に触れておきましょう。
室内空間は軽とえっと変わらん感じになります。乗車定員は5名ですが、4名で使うのが正しいでしょう
(欧州仕様も4人乗りが標準みたいですし) 。前席、特に運転席のについては問題無し。後席については、私がドラポジを取っても、足元が狭くて座れないようなことはありません(この辺はドラポジで変わるでしょうけどね)。ヘッドクリアランスも問題無し。少なくとも
「後席の足元空間を広くしますた(キリッ⇒助けて!荷室空間が狭くなっちゃった(´;ω;`)」 などという本末転倒な事態にはなってないです。
この内容でメーカー希望小売価格が消費税込で208万円。諸経費やらいろいろ含めて、240~250万円前後というところでしょうか。価格だけを見たら、多くの日本人は「小さいクルマに200万円ってバカじゃね?」ですが、実際に乗ったら、そねえなことは言えなくなる程の完成度でした。同クラスの国産車と比較して、「取捨選択を明確にしつつ、作りたいモンを作って」この内容ですから、値引き云々のしみったれた話を言うより「気に入ったら買やぁええ、気に入らんかったら買わんでもええ」でやったらええと思いますよ。その方が幸せになれます。
イタリアを代表するフィアットGrの中で、小型車を得意とするフィアットの本領発揮と言いますか、正直なところ、個人的にはクルマの本質部分において、ケチの付け所が皆無なクルマでした。
最後に、新型パンダのカタログ、1ページ目から。
「このあたりではあまり見かけないはず。でも、実は30年以上にわたって愛されてきた車、それがPanda。控えめなサイズながら、車内は驚きに満ちている。こんなにもシンプルで機能的で革新的なクルマは、ほかではきっと見つからない。そして、新型Pandaはこれまで以上にスタイリッシュ、これまで以上に機能的。Panda, Sinply More. (※原文ママ)」
モノを買う。一般的には、クルマは高い買い物の部類ですが、「多くの人が持ってるから買う」ではなく「自分が気に入ったから買う」それが一番大事だと思いますが、皆さんはどう思いますか?自分が気に入ったものを買おうとする以上、物事の本質をしっかりと見極めることができる
オッサン 大人になりたいと思う不肖ワタクシです。
Posted at 2013/07/21 23:51:08 | |
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