リアブレーキキャリパーオーバーホール
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
フロントの作業から1週間後、リアブレーキのオーバーホールを行いました。
フロントはスチーム洗浄してから作業をしましたが、リアはそれほどブレーキダストが酷くなかったので、電動ブロワーで吹いてから作業に入ります。
2
前回の作業の投稿にやむちゃグさんが「ブレーキペダルにつっかえ棒をするとブレーキラインにエアが混入しないのでエア抜きが早くできますよ」というコメントをくださったので、さっそく試してみます。
適当な長さの棒が見つからず、軒先に転がっていた1×4材の切れっ端を使いました^^;
3
リアのブレーキラインは11ミリのフレアナットで留まっています。そうそう、サイドワイヤーがなかなか外れてくれず苦労しました。
4
取り外したキャリパー。フロントほどではないですが、ブレーキダストがそれなり付着していて、ダストシールのゴムもカサカサに硬化しています。
フルードの漏れはありませんでしたが、経年劣化を考えると替え時でした。
5
フロントと同様にマキタの電動空気入れを使ってピストンを取り出します。
こちらも表面にキズやカジリなども無し。ウエスで汚れを落としたあと磨きます。
6
新品のゴム類。フロント同様ebayで購入しておいたものです。
シリンダー側のシール、ダストシール、ピンのブーツ×2とグリスが入っているだけで、サイドブレーキレバー側のピンのOリングなどは見当たりません。
ハチロクとか、国産のオーバーホールキットだとすべて入っていた覚えがあるのですが、輸入車は別売りなんでしょうか? それともそこまでの分解は非推奨なんですかね??
7
リアパッドをチェックすると左右とも内側外側、均等な減り具合。ノギスで測ったら残量は約5mm。
フロント同様、年末くらいにはローターとあわせて交換かなぁ。
8
カミさんにエア抜き作業を手伝ってもらっていたら、子どもが「やってみたい」というので右リアのエア抜きだけ頼んでみました。
息子が生まれる1年前にウチにやってきたカングー。その息子が整備の手伝いをできるようになるとは。
9
つっかえ棒のおかげでエア抜きはかなりラクに済みました。フルードが足りなくなると思って追加で買いに行きましたが(DOT4の1L缶 1980円)、全く使うことなく余る結果に…。
2年後まで冷暗所保管です。
10
今回使用した工具一式。
キャリパーボルトは13ミリコンビレンチ、スライドピン側の回り止めは薄い15ミリスパナ、ブリーダープラグは8ミリのディープオフセットメガネ、ブレーキパイプは11ミリのフレアナットレンチ。あとはキャリパーのピストン戻しとシールピックツール、ワイヤーブラシです。
あとはマキタの電動空気入れ。
11
父の工場にあったときから30年以上使っているKTCのピストン戻し。
いまはもっといい工具があるのかなぁ^^;
12
走行距離は93786km。試運転を兼ねて片道10キロのドライブへ。
息子と2人で実家へ行き、帰りにバッティングセンターに寄って帰ってきました。
これで車検用の整備は完了です♪
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク