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しんむらけーいちろーのブログ一覧

2010年10月17日 イイね!

DR30とボク。 (番外編)

DR30とボク。 (番外編)









皆さま こんばんわ~。


今日は ちょっとTopingの方は お休みにして
別の お話デス。














さて、 この画像 ドコかわかりますか?? 

















そうです。
前 ブログで 書きました
「DR30とボク。」
で 物語(と言っても実話だけど)で メインステージとなった
ギ○ンです。






その前に お暇な方は 読んでみて下さい。
エピソード 1
エピソード 2
エピソード 3
エピソード 4
エピソード 5(最終話)












じつは コレは お盆帰省した時
親族で キャンプに行った その帰りに 
ゲリラ豪雨に襲われ 21号線が 大渋滞になり
一本 裏道に入って グルグル回ってたら たまたま ココに出たのでした~。(笑)





なので、雨のため 画像はキレイに撮れませんでしたが
コースに合わせて 撮影してみました。






コレが 話で出ました スタート地点&ロータリーとなった
吉野家とガソリンスタンドです。 (懐かしい~~~)





そしてココからスタート






しばらくストレートで






この辺から スロープに合わせ 上へ







順々と 頂上が見えて来て






橋に向けてストレート






この辺から 橋にかかる






そのまま橋を渡り






このあたりで 橋は終わり。

この辺で 勝敗は つけていたのでは なかったかな・・・・。(^^;





あとは 減速しながら 下りて





この交差点の信号で Uターン。









多分 あってると 思いますけど・・・。(^^;

しかし 昼と 夜は違うし
速度で こんなに遠かったっけ・・・・って思っちゃった。。。








あの頃 ギ○ンのゼロヨン会場は やはり ケー○ツと いたちごっこだったので
規制が入り どんどん 名古屋方面へ シフトして行き
やがては そこから 直ドリ派が発生しておりましたナ~。。。




ちなみに その頃は ボクは 埠頭ドリ&深夜ジムカーナ(峠少々)だったかな~。  (^^;





もう みんな 昔の話ですなぁ~~~。。。






Posted at 2010/10/17 20:55:30 | コメント(15) | トラックバック(0) | DR30とボク。 | 日記
2010年07月17日 イイね!

DR30とボク。 (最終章)

DR30とボク。 (最終章)












ざわめくバイパス



揺れるホテルのネオン



狂った エキゾーストノートが シグナルブルーで駆け抜ける・・・



それが 80sの ボク達の夜だった・・・。








こんばんわ~ 80s男 しんむらけーいちろーデス。
今夜は いよいよ 最終章

ちょっと長い話ですが 今夜も お付き合い下さい♪
















AM0時を越えても 静まるコトのない ギ○ン・ストリート


その戦場に 躍り出た 彼とボクを乗せた RS・・・

それを 睨むかのように 右車線に着いた 青く光る C3コルベット

その反対の左車線には 白いファミリア フルタイム4WD(BF型)が着いた。




さあ ボクたちは もう逃げるコトは出来ない・・・。

行き先は もう前しかないのだ。









緊張の中 両サイドで約200人のギャラリーたちの目線が
ボクたちを 祭り上げる・・・・。




そんな目線を 意識していると それを我に返すかのように
コルベットのVエンジンが唸った。








ドルゥン 
ドォルンッ









そのVエンジンの音と 共にギャラリーたちの 声援は上がり
後を追うように ファミリアの回転数が上がり
そのコクピットから 緑に光る いくつかの追加メーターの針が揺れて見える・・・。






バクバクした心臓を押さえ ステアリングを強く握った彼は
遥か遠い先を見て ギアを1速に入れた。













ボォオ オオオオオオオオオオオオオッ













FJのエンジン音が吠えた。



シビれる振動が シートか全身に伝わって行く・・・






いよいよ 対抗の信号は 青から黄色に変わった。



ボクも腹をくぐり アシストグリップを握る。









3台のエンジン音の雄たけびが まるで狂想曲のように交じり合い
両サイドにある ラブホテルの壁に反響し 夜空に響くいた。




ボクの瞳孔が開いた瞬間 シグナルはブルーへ






ドキュキュ
キュキュ・・・・・



ホイルスピンと共に リアに沈んだシートから
胸から押し付けられるGへ変わった。





彼の1速から 2速へ シフトアップで
一瞬 自分がGから 開放されるのが分かる。



その瞬間 ウエストゲートのサウンドが
地面を叩きつけるように唸り
ボク達の後方を 真っ赤に染まった。



再びかかるGの中 ボクは 横目で 右側を見た・・・・・




















コルベットの姿がない。





















その時 遠ざかる ライトの光が バックミラーに映った。




そのコルベットよりも ファミリアの方が 前に来ていたのには 驚いたが
2台のカタチが見えたのは 一瞬にしかすぎなかった。



この時 彼のDR30の水平メーターは 真下超えていたのを記憶している。









「お~~っ 
勝ったじゃん!!」











ボクたちは この時 笑いが止まらなかった・・・。











Uターン地点を 折り返し 徐行の中

「オレたち 勝ったはイイけど どれくらい速かったは わからなかったナ・・・」
話しながら スタート地点へ戻って来ると

ギャラリーは みんなコッチを 指差しているのだ・・・・・・。




ボクたち 二人は 「なんだ??」と再び 吉野家の方へ曲がると
ギャラリーに回ってた 一緒に来てたハチロクレビンの2人の友達が 走って来て








「お前 メチャクチャ 
速いぞォ~!!」






「へっ?」 「そうなん??」





残念に 乗ってる側は どれくらい速いのかなど 
さっぱり 分からないのである。。。(笑)






その一人が
「ちょっと 変わってくれよ!!」 と ボクに言った。
「おっ・・おう」と入れ替わり ボクは次は ギャラリーに回った。





すると 彼のRSを追うかのように 数台のDR30がボクの横を 走り抜けた。








そう 次は RS同士の戦いだ。



白い4Drの鉄仮面、 ガンメタの鉄仮面・・・・ もう横ではない後ろの列まで
赤黒 鉄仮面や 3枚グリル・・・・・・






当然  さっきの速さを見せたら DR30に乗る側として
黙ってはいられないのは 当然だ。








だが、 彼のRSは 勝ってしまったのだ。








そして 戻って来たと同時に 彼のコトを






「ステッカーレスのガンメタRS」
と名付けられていた・・・。







そう、当時 ゼロヨンをはじめ チューンドカーと言えば
改造パーツ、ショップ、オイル、タイヤ・・・・と
ステッカーを貼るのが ステイタスだった。

だから ゼロヨン会場に ステッカーレスなヤツなんて
ギャラリーぐらいしかいなかった。


普通は 目立ちたくて ステッカーを貼るのに 
逆に レスが 目立ってしまったのである。





この夜から  こうして 彼の伝説は始まったのだ。
















それから R32のGT-Rが出るまで
ギ○ンで 正式の最速が誰なのかは知らないが
ボクが知ってる限り 彼が かち合った相手とでは ほぼ負け知らずだったと思う。












ゼロヨン仲間の VG30のZ31に乗るH君が
見知らぬガソリンスタンドに入ったら
Zを見て 「ボクも ギ○ンで ゼロヨンやってんスよ」と 話しかけられ
何気に


「めっちゃ速い 
ステッカーレスのガンメタRSって 
知ってます??」

と言われたそうな。












「それオレのツレだ」 と
ちょっと 鼻高々だった・・・と言うが
その気持ちは よく分かる。(笑)














そして コレは 信じてもらえないかもしれないが
身内では みんな彼のRSの影響で
ガンメタのDR30(3枚グリル、鉄仮面、4Dr、GTを含む) を買い 
時には 5台もあったのだ・・・。







まさに ガンメタ軍団である。










そんな そのガンメタ軍団では リーダー格の彼だったけど
決して いばるタイプではなかった。




彼は 当時の絵に描いたような クルマ馬鹿で
トラック運ちゃんをやり 給料の8割をクルマに ぶち込み
本当に のり弁で 生きていた男である。





そして メインはゼロヨンではあったが
彼は峠でも 公道でも(?) そこそこ速かった。


そのため 下からの加速も計算し 最終的には 300馬力ジャストで
落ち着いたらしい。
(今じゃ 300馬力ぐらいじゃ 驚かない時代だが 当時 1馬力上げるために 誰もが必死だった)

















彼は プロに言わせれば 決して運転が上手い・・・ってタイプではないのかもしれないけど
ボクから見れば
「無謀なんだけど 
安心感がある」
 
そんなヤツでした。








今では もう そのRSから 降りてしまったけど
ボクにとって DR30は 彼の伝説であり
今でも ボクの胸では キラキラ輝いています。







あの ウエストゲートの
パシャーッ!!
って雄たけびを 響かせながら・・・・。












おしまい。


















Posted at 2010/07/17 08:11:56 | コメント(29) | トラックバック(0) | DR30とボク。 | 日記
2010年07月07日 イイね!

DR30とボク。 (エピソード4)

DR30とボク。 (エピソード4)









皆さま こんばんわ~♪


今夜は(あ。もう昨日か・・・) 七夕でしたネ~。
アチラ コチラで セブンのオフ会でも やっていたのかな?? (^^)




さて、コチラは 引き続き DR30ですが
このブログに出る画像の写真は 全て 当時の写真を使っております。



なので 今では定番(?)しつつある 「前期に後期テール」と言うのが
彼のRSは 買った時からなっていて
当時では まだ珍しく 意外と ワンポイントとして 目立っておりました。



ココだけ 心は 鉄仮面だったかもしれませんネ~~~。(^^)






そんなDR30 エピソード4 今日も行ってみましょう♪










1987年 X月 X日 サタデーナイト (←死語)




ちょうどその頃 学校をはじめ会社など 週休2日制が定着しはじめ 
世間では「ハナ金」と言う言葉が飛び交う時代でしたが
「クルマのお祭り」だけは 昔と変わらず 土曜の夜のまま。



そんな風潮の中 免許取りたて1年生のボクたちは
土曜の夜になれば 具体的な目的は ないんだけど
行くトコ 行くトコが 新鮮で 刺激的で 
ダラダラした 朝帰りも 十分楽しかった。




そして 今夜も いつものように PM10時頃に 彼の家の前に集まり 
ボクと彼以外に ツレが2名で 行き先をどうするか話してた・・・・。



あそこは あーでもない こーでもない・・・と話していると 一人が言った。







「今夜 夜景でも 見に行かへん?」






「夜景って ドコの??」






「夜景って言ったら 金華山っしょ♪」









『金華山』とは 岐阜にあり
愛知、岐阜、三重の 中部地方で 夜景と言えば ベスト5には入るほど
メジャーなデートスポットである。
(どうやら 今では PM9時ぐらいから もう入れないらしいが・・・)




当然 そこに女がいたワケでもないが
何事も もの珍しい歳の ボクたちは 迷わず 行くコトにした。







そしてこの日は 彼とボクがRSで 別のツレ2名は赤黒レビン(前期3Drアペ)での 
2台体制で出動した。





我々は 街中を抜け 22号バイパスに出て ひたすら金華山を目指し 真っ直ぐ走るのだが
その道中  何気なく 彼は言った。






「どうやら この先 このバイパスで ゼロヨンやってるらしいゼ」





「ゼロヨン!?」











そう、 それが 岐阜方面では 有名な ゼロヨン・スポット
「ギ○ン」 である。







愛知には 当時全国有名の「ナ○タ」があったが
どちらもストリート・ゼロヨンではあるモノの スタイルは異なり

細かく言うと 「ナ○タ」には 裏と表の 2スポットがあり
「ホンモノ」が集まる 裏は 公式のドラックに近く
あらかじめ400mが 計算されていて
時には ショップが ツリーを持って来るほどの本格的に対し
「ギ○ン」は シグナルGPで
距離も適当、 信号から次の信号までを勝負するスタイルで それはそれで楽しい。





まあ そんな説明はさておき
ボク達は ひたすら金華山方面へ向け走っていると
反対車線から いくつかの光(ライト)が こっちに向け かっ飛んで来た。







「ココか・・・・ゼロヨンの会場は・・・・」




この「ギ○ン」は 岐阜から名古屋方面しか使わない。




すると 後ろからは Uターンした チューンドカーどもが 
ボク達のクルマの横を 走り抜けて行った。(もちろん コlコは全開ではないが)





どんどん そのスタート地点の交差点に 近づくにつれ
左右に200人ぐらいは軽くいるであろう ギャラリーと
100台ぐらいの チューンドカーが 左右に また奥の道へ・・・と並んでいる。





「スゲ~~なぁ~~~」
と言っていると 偶然にも そのスタート地点となる交差点の
反対車線の ど真ん前に止まった。




その時 既に スタートを待機する チューンドカーどもが並び
スタートのタイミングを計るかのように エンジンをアオり出した。






バウッ バウッ






対抗の信号が黄色に変わり赤へ

手前の信号が青に変わると







ドキュキュキュッ
とホイルスピンと同時に 白煙が舞い上がり
数台のマシンは 一斉に 駆け抜けた






ボクたちは あんぐりと 口を開いたまま 振り向き
自分たちの発進を忘れ 遠ざかるマシンたちを 見送っていた・・・・。








「すげーなぁ~~~」







本当に ボクたちには この言葉しか なかったのだ・・・。











そして そのゼロヨン会場を後にし 目標の金華山へ上り 夜景を見たのだが
その夜景の綺麗さよりも ゼロヨンのスタートシーンの方がインパクトが残り
全く 集中するコトも出来なかった。






当然 女の子がいるうワケでもないので
「そろそろ帰るか・・・」と 金華山を下り 再びバイパスへ・・・。






どんどん ゼロヨン会場に近づくにつれ  なんだかバカバク感が高ぶる・・・。




そして ボクは 言った。






「なあ このRSで一発
勝負せーへんの?」


「確かに こんだけ すげーのが沢山いるから 勝てんかもしれんけど
この前の 7M-Gとの勝負から考えたら そこそこ着いていけるような気はするんだけど」









すると彼は










「おう。 じつはオレも
そう思っとったんだワ」








この時 オレ達は また意気投合した。







そして 彼は ステアリンを左に切り そのスタート地点の
4車線(左折を抜けばメインは3車線)の左折ラインに入った。




ココで説明して置かねばならないのが
「ギ○ン」のルールなのだが じつは この交差点には
ちょうど 吉野家があり その駐車場を勝手に(ゴメンナサイ) ロータリーとし
そこから 信号が赤になった時 一般車が来る前に 素早く出て
フロントに並ぶのが ギ○ンの やり方なのだ。





左折し ウジャウジャいるギャラリーの間を抜け 吉野家の駐車場へ
そこには 数台のチューンドカーが スタートを待っている。




ロータリーでは 2列で並び
横に来るマシンを見ては 
「勝負相手は コイツか??」と チラッと見る。


が、しかし 勝負に出るのは 3台なので
2列では 最後まで 相手は わからない・・・。





「この前のZ31か?」

「それとも 真横の ランタボ??」

「いや・・・後ろのソアラか???」








高ぶる緊張の中 勝負相手を探していると
その もう一つ後ろに









ありえね~だろ??
と言う 1台のクルマが・・・・・・











なんと!!

 
「ボクちん ドラックレースやってますよん♪」オーラ満載の




Vエンジンで ホットロッドになった






ブルメタの
C3コルベットが
並んでらっしゃる!!

(@@;; (超汗)







「いきなり 初戦で このクルマだけは 勘弁してほしいよナ・・・」
話していると・・・・・・・











なってしまいした












このコルベットが 
バトル相手に。
 (泣)










そのコルベットに乗る 
パンチパーマに 45サングラスの 素敵なお兄さまは
コッチを見て ニヤリと 微笑んでおります。。。








もう 後に引けないボク達は 背を押されたかのように
広い バイパスの3車線の ど真ん中に 踊り出たのでした。。。








つづく













Posted at 2010/07/08 03:50:02 | コメント(26) | トラックバック(0) | DR30とボク。 | 日記
2010年07月03日 イイね!

DR30とボク。 (エピソード3)

DR30とボク。 (エピソード3)









皆さま こんばんわ~。


そして 先日は「Toping Tune」 早速 ご予約された方々ありがとうございます♪ m(_ _)m


そう言えば 1日の段階で Q&Aのコーナーで時間がなく入れれなかったので 
とある方から
「Toping Tuneの ”Toping”は ”Topping”ではないか?」と言う指摘をいただきましたが
正式の英文は ”Toppong”が正式なのですが
じつは わざと 「Toping」にしてまして

Top(頂点)と ing(現在進行形)をかけ=頂点を維持する
・・・と言う願いを込め ワザと捩って 「Toping」にしております。 (^^)




・・・・と言うコトで Topingの話は それくらいにして
エピソード3へ行きましょう。







あれは 夏の 暑さが残る夕方 
実家の 黒電話が鳴る。




ジリィリィリィリィ~~~~ン



手に取ると友人の声が




「来たゼ!」



「お~~~っ!!」




受話器を切り 一目散で彼の家へ走った。





その道中
「アイツが拘り 何件も回って決めて来たんだから すげーヤツなんだろうナ~」など
つぶやきながら 他人事なのに まるで自分のコトかのように 嬉しさが込み上げてくる・・・。


この時 まだ彼からは どんなのを買ったかは 説明されておらず
分かっていたのは 数回 一緒に回った時 赤黒の鉄仮面でターボCを探してたコトと
「じつはガンメタ/黒も捨てがたいナ」と言ったぐらい。



もし 赤黒の鉄仮面なら 赤の色褪せを かなり気にしてたから
よほど程度のイイ 鉄仮面に出会えたんだろう・・・・と 想像していた。



そんないろんな期待をしながら 彼の家に着くと
そこには 彼の姿も DR30もない・・・。





「あれ?」と 振り向くと 遠くから こだまするエキゾーストノートが どんどん近づいて来た。





キュキュキュ・・・・・・・・

と 小さめなスキール音で 家に入るための角を曲がり アイツが 現れた。










「おう! 待った~? 今 ガソリン入れて来たんだ」





「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」




「おっ? どうした??」





「おっ・・・・・・・・ おう・・・・・・・・・・・・・・。」










思わず ドモったボクは 


「買った・・・って コレ??」






「そうだよ♪」




・・・と得意げに ボクに見せたのは 鉄仮面ではなく 
しかも 赤黒でも ガンメタ黒でもない





一見パサージュのグリル交換仕様か??とも思えた


ガンメタ単色の前期のRSだった・・・。












この時 別に 3枚グリルが嫌いなワケではないし 十分好きなのだが 
ずっーと 鉄仮面を 頭に描いていた自分には
まさか 3枚グリルで来るとは 夢にも思わなかったのだ・・・。

 
しかも ツートンではなく 単色で来るなんて・・・・・。






予定ならココで 「遂にやったなぁ~」 と褒めるトコロだったのに 思わずボクは・・・・・・




「なんで このRS??」
と口にしてしまった・・・。






すると 彼は 



「まあ 色は ちょっとオレも 最初は迷ったんだけどネ・・・。」
とRSを 目で指しながら

「でも 下の黒は すぐ塗るコトにしてるからエエんよ」




「それより まずは乗っりゃ~」 
と 微笑みながら ボクに言った。



「お・・・おう」
その時 彼には失礼だったが ドコか喜べない自分がいた・・・。



ドアノブに手をかけるにしろ ドコか最初の期待感が薄れているのだ・・・。




そして ちょうどそのドアを開けた瞬間 
一人の後輩(当時高三)が 彼が納車したコトを耳にし 急いで駆けつけて来たのだ。


その後輩もスカイラインが好きで 
前から DR30に興味深々だった。




そいつにとっては 特別に鉄仮面への執着が強かったワケでない分
さっさと 喜んで 後ろのシートに乗り込んだ。



その後にボクが ナビシートに乗り 彼がコクピットに着いた。




ハンドルに手をかけると
「じゃあ 行こか」とセルを回す。











キィシュ~ルィルルル・・・・






バウッン!!






その太いマフラーの音がボディに振動が流れた時
メーターの左側に 着いた ブーストメーターに目が行った。



「コレ チューンされてんのか?」




「まあね・・・」
と一言だけを口にし RSは 走り出した。








徐行のまま スルスルと裏道を抜け 表通りに出る交差点で 赤信号で止まると
自分達の目の前を 遮るかのように 1台のクルマが 右から左へ駆け抜けた。





それは 70の白いスープラ。





タイミングよく 信号がすぐ青になり 左折すると RSは そのスープラのケツについた。





そばで見ると そのスープラのケツには 
当時 国内最速と言われた 7M-Gを積む3リッターのエンブレムが燦々と輝いていた。




その DR30を見下すかのような エンブレムの輝きを見て 彼は
「とりあえずコイツで行ってみるか・・・」 
と つぶやくと
まるで その彼の言葉を スープラは聞いて答えるかのうに急加速した。










「じゃあ 行くゼ!」
と言う 言葉に
「この いきなり7M-Gのスープラに挑むのか~???」と答えようとしたが
その言葉が脳から口に達する前に いきなり強烈なGが ボクを襲った!!

















「加速でシートに埋め込まれる」と言う言葉を
よく耳にしたコトはあったが
この日 ボクは生まれて初めて その状況を生で体験した。



それが初めてだったから それだけ強く感じたのかもしれないが
現在までの 自分の歴史の中では このRSでのGの姿を 超えた覚えはない。



現にこの時 リアシートでは ゆるやかなコーナーで このGがかかり 
リアシートの隅で 抜け出せず もがいてる後輩の姿が 今でも焼きついている。(笑)





そんな加速のスゴさだから
当然 その7M-Gスープラが
ずっと目の前に 引っ付いたままだったのは 言うまでもない・・・・。







「スゲー!!」
「コ・・・・コレが お前の探したRSなのか・・・・。」






この時  さっきまでのRSへのモヤモヤな気持ちは 一瞬にて 全て吹き飛ばされ
また新たに気持ちで 今まで以上に惚れ込んでしまった。。。(^▽^)






その後 本人から このRS購入への 流れを聞いたのだが
彼も 最初は ずーっと鉄仮面を買う気で探していて
とある スカイラインが並ぶ 中古車屋へ行き 眺めていたトコロ
その店の人が出て来て




「どんなのが 欲しいの?」と聞かれ




「とにかく速い 鉄仮面が欲しい!!」と 素直に言ったら 



「ん~~~ 鉄仮面じゃないけど 速いのならあるゼ♪」と言い


店から 裏のガレージへ連れられ
そのシャッターの向こうから 姿を現したのが このRSだったらしい。


その後 彼は横に乗せられ 店の人がドライブで 走り出すと
「じつはオレ 昔レーサーやってたんだよネ」と言いながら
おもいっきり 広い交差点を あの加速で ドリフトで一気に駆け抜けられ





もう店に着いた時には
「オレ、コレ買います!!」
と言ってたそうナ・・・。(笑)








思わずその話を聞いて笑ったが 
もし それが自分だったら・・・・ 






間違いなく 
同じコト言ってたと思う。
(笑)










それから数日後
このRSは このツートンに 姿は変わった。









そしてココから・・・・・


また新たな伝説が生まれる・・・とは 
まだ誰も知る由もなかった・・・・・・。











つづく
















Posted at 2010/07/04 00:15:28 | コメント(16) | トラックバック(0) | DR30とボク。 | 日記
2010年06月29日 イイね!

DR30とボク。 (エピソード2)

DR30とボク。 (エピソード2)














皆さま こんにちわ~。
今夜 W杯が またありますね~♪
勝てるとイイなぁ~。 (頑張れ ニッポン!!)




で、 前回の引き続き
そして DR30の話に 沢山のレスありがとうございます!! m(_ _)m
(少々レスは お待ち下さい)







さて、話は 高校3年生の出来事。



当時 誰もが(?)高3になれば クルマの免許が取れる歳。

散々 3ナイ運動との葛藤から 開放され・・・
(と言いながら 中免を取る者もいれば、そんな自分も シッカリ原付は持ってましたけど。。。)笑

クラスでは バイク一色だった会話に
「クルマ」と言う単語が導入され
中古車の本や 雑誌を持ち込みはじめ






「免許取ったら クレスタっしょ!!」

「いや、ソアラだぜ!!」

「バ~カ、プレリュードに決まってんだろ!!」



・・・・と会話が飛び交う。




しかし 当時 流行りだった 「ハイソブーム」
全く 反応しなかったボクは まだまだ頭の中は 
「峠」=「バイク」=「目指せハングオン」 の方程式が渦を巻き
(ロクにハングオンは出来てないのですが)恥
クルマは まだ どうでも良かったのデス。。。 (^^;








そんな ある朝  いつもの友人と電車に乗りながら
他愛のない会話を交わしていると 友人が



「クルマの免許取ったら何に乗る??」


「え?」




とうとう 自分の身近にも この質問が降りかかって来たのだ・・・。







当然 それに返す言葉など 何も用意はしていない・・・。

それは 自分は いち早く 中免が取り CBXか CBRに乗りたかったから。(笑)



しかし、友人からの質問だったので なんか答えなきゃナ・・・と
頭に クルマのコトを浮かべながら 電車の窓から外を見ると その瞬間・・・・


偶然にも 踏み切りで 止まっていた一台が 
ボクに その答えを 教えてくれた。









そう。

それが 今でも 忘れはしない 
真っ黒の3枚グリルのRSだった。








まるでフラッシュバックのように
今までも DR30への想いが すべて駆け巡り





「オレ RSだ! 
スカイラインRSに乗りたい!!」

と言うと、友人は ボクの顔を見て ニヤリと笑いながら








「じつはオレも
スカイラインなんだよ♪」
 と。






この瞬間に起きた 偶然な意気投合が 
ボクのバイクから クルマへのシフトチェンジさせた。




その日からと言うモノ  友人とは 学校帰りに 本屋に寄り
「このRS カッコよくね~??」
「やっぱ 鉄仮面がイイかな~??」

などなど スカイライン一色へ染まって行く。。







そんな夢を持ちながら 高校を卒業。
彼は 就職したが ボクは絵の大学へ


免許は取れたが 学生になったボクには 当然 クルマを買う力などなく 
しかも、 憧れの鉄仮面は当時 中古で 軽く220万オーバー・・・。
なぜにか人気のあまり 7thの中古より高い店もあるほど・・・

どんどん 社会の現実の厳しさを知ると同時に 夢への思いは遠ざかる一方・・・




対し 就職した友人は 最初は運転の練習代わりにマークⅡ(GX41)を10万で購入。

いろいろ走り回り 約半年後
彼は とうとう 念願の DR30をローンで購入するコトを決意。



あの朝の夢が 現実に・・・







毎週のように 中古車屋を回り
やがて彼は・・・・






とんでもないマシン
と出くわすのでした。。。






つづく















Posted at 2010/06/29 16:29:15 | コメント(26) | トラックバック(0) | DR30とボク。 | 日記

プロフィール

「漫画『ボクハチ』11 http://cvw.jp/b/261538/48481275/
何シテル?   06/11 22:51
はじめまして。  イチ漫画家の「しんむらけーいちろー」デス。 基本的にクルマ、バイクを中心に漫画描いております。 読んだコトある方も 初めて知っ...
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