【官能的なクルマを求めて！中編】 サソリの毒は官能的か？！

　さて、Ｓ２０００とお別れし、

　次の標的は、アウトビアンキ　Ａ１１２　アバルトです！


　車体のサイズだけでいうと、軽自動車扱いになります。

　排気量は１Ｌで、車重はたったの７００ｋｇで、７０馬力！



　今回、みん友のトルクステアさんのご好意で、

　試乗させていただくことになりました～



　トルクステアさんは、なんと！２台も所有されております！

　「天使」のビアンキと、「悪魔」のビアンキです！




　まずは、「天使」のビアンキです！







　ベースはアバルトではなく、「ジュニア」というグレードですが、

　アバルトのエンジンに載せ換えしてあるそうです。



　さあ試乗です。



　４０年以上前の製造ですが、

　エンジンが回る回る～


　レブリミッターはないので、

　７０００ｒｐｍまで、タコメーターを見ながらのアクセル操作ですが、

　もっと回したいくらいスムーズで、

　パワーの盛り上がりが快感です！


　これは官能的！と言っていいでしょう！



　さっき、Ｓ２０００に乗ったばかりなのに、

　誇張なしで、まったく違和感なし！


　おそらく、１，２速のギアレシオが絶妙で、

　官能的な加速感を作りこんでいる！



　過去に、なにか似たような経験が？



　みん友さんのSUZUKENさんのアルファロメオ・ジュリア・１３００スーパーでした！


　こちらもあんなに古いクルマなのに、

　エンジン回転上昇のスムーズさは同じでしたね～


　アウトビアンキ・アバルト、気に入りました～



　さあ、次は「悪魔」のビアンキです！
















　こちらは、あえて多くは語りませんが、

　「悪魔」というより、「悪夢」でしたね～（笑）



　マフラーは爆音だし、

　クラッチは乾式で、半クラ不能だし、

　ハンネのトルクステアそのもので、


　詳しくはわかりませんが、

　ＬＳＤのせいで、ハンドルが取られる～！！！


　特に、右折しようとハンドル切って、アクセルを踏むと、

　ハンドルが直進に戻される～！！！


　このクルマを２５年も乗られていることで、

　こうべを垂れるしかないです．．．．



　おそらく、「普通」の（笑）Ａ１１２であれば、

　官能性ありで、

　コンパクトで、

　しかも、３４８とロードスターと競合することもないでしょう。


　でも、相場は２５０万円もするんだよね～


　でも、欲しいな～



　ただし、「天使」の方は先約済みで、


　なんと、この中学生！



　トルクステアさんの息子さんかと思っていたら、

　なにかのイベントで知り合いになって以来、

　トルクステア家に入り浸っているらしい謎の少年．．．．


　将来有望と言うべきかどうか．．．．



　で、まだ免許取得までかなり先なのに、

　もう、「天使」につばをつけているとのこと！（笑）


　で、すでに保護者化している（笑）トルクステアさんから、


　「この少年に、ロードスターに乗せてあげてくれませんか？」



　もちろん助手席ですけど、


　「いい音してますね～」

　とお褒めのお言葉！（笑）



　さあ、官能性を求める彷徨いは、まだまだ続きます！