
リーフ君が納車されて間もなく「電欠か?」の事態を経験して以来、早めの充電を心掛けていたのでその後は問題無く運用を続けてきましたが、EVステーションさんで販売されている「evマネージャー」のwebページでSOCの状態とメーター表示のデータを見て、「我が家のリーフ君はSOC何%でカメマークが点灯するのだろう?」と思い実験を敢行しました。
仕事が早く終わりそうな日をねらって前日よりバッテリー残を少なめにしておき、出勤途中に残量警告を点灯させ実験の準備はOKです。
仕事を終えて帰社すると同時にリーフ君を起動してエアコンonです。
(外気温3℃でエアコンをAUTOで使えば電気をバリバリ使ってくれます)
起動時はメーター残9%、LeafSpyのSOC17.2%で実験開始。

間もなくメーター残7%、LeafSpyのSOC16.7%で残走行距離が「― ― ―」。
そして、やはりメーター残5%を表示せずにメーターは「― ― ―」、LeafSpyのSOC14.8%、これでLeafSpy無しでは残量がまったく解らない状態になりました。
ここで、エアコンonだけでは消費が進まないので、会社周辺を走行して残量を減らそうと敷地を出ました。

さらに残量を減らして行くと、LeafSpyのSOC11%で残量表示セグメントも消失・・・。
まだ「カメマーク」は出現しませんが、そろそろヤバそうな感じです。
LeafSpyのSOC5%程度で会社に到着できるように戻り始めると、予想よりも早くSOC6.4%で「カメマーク」と「出力制限表示」が点灯。

実験の結果は得られたものの、会社までは1.5km程の場所・・・。
「止まるなよ」と祈りながらの帰路となりました。
先日、会社には200Vのコンセントを設置してもらったので、とりあえず宮城日産岩沼店まで走れるようにSOC11%程まで充電し急速充電へ・・・。
充電器に接続し充電を開始すると表示された残量は3%。

充電開始直後は、バッテリーの温度が5℃程度にもかかわらず、充電電流は106Aで充電しておりました。(残量が少ないと充電量を優先するみたいです)
30分充電後の状態は、メーター表示容量66%、LeafSpyのSOC67.6%、バッテリーの温度15℃くらい。
気温4℃の状態ではかなり良好な結果です。
充電後、自宅に向かい走行を始めると、LeafSpyのHx値が改善し始めたことに気付きました。
以前よりこの現象は認識していましたが、冬になってからはあまり改善せず下がる一方。
SOC9%ほど消費して自宅に到着すると、Hx値は93.58%→94.17%。

Hx値が改善し始めると、強めの回生ブレーキで数値が上昇することを知っていたので、走行モードをBに固定して改善を促したこともあります。
このような時は、バッテリー温度が落ち着くまでさらに改善が進むので、さらにいつもの日産のお店へ急速充電のハシゴです。
到着までにHx値は94.17%→94.27%。
充電後はHx値変化無しですが、バッテリー温度は更に上昇して最高値で19℃。
充電後の帰宅時も走行モードBで走行して、Hx値は最終的に94.44%まで改善しました。

SOH値については今回は改善していませんが、これもHx値の改善に伴って変化します。
私のリーフ君のSOH値の変化の記録は、納車時がSOH97%、最高でSOH100%、最低でSOH93%です。
「カメマーク」の確認のための実験でしたが、Hx値改善という思わぬ副産物もありました。
バッテリー残量ギリギリまで勝負する気はありませんが、今回はよい実験データが得られました。
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Posted at
2017/02/22 20:00:36