エンジンオーバーホール（2）

エンジンをバラしていきます。

補機類を外してエンジンを裸にします。

ヘッドカバー外します。

なかなか汚い・・・。

オイルパン外します。

汚い・・・。

問題のタイミングチェーン。

チェーンカバーを外すと、細かい部品の破片がたくさん落ちてきました。

テンショナが爆破してます。
どういうことでしょうか？
テンショナ（アジャスタ）からプランジャがぶっ飛んで、テンショナリンク（薄い鋼板の部品）を突き破り、樹脂製のガイドを破壊。

テンショナに異常な油圧が作用したのでしょうか。
アジャスタ内部のラチェットの爪も減ってしまったのか、爪が飛んでしまったのか、プランジャを保持できなくなっています。

このような状況になった原因が何なのかわかりません。

回収した破片。
オイルパン内にも細かな破片が落ちていました。

ヘッドを外します。

ピストンの頭にイヤな痕跡・・・。

ヘッド裏返すと・・・。

バルブ全滅。

意味もなく並べてみました。
12本、見事に変形。

この車が動かなくなったときの状況は知りませんが、エンジン壊れた瞬間、相当な異音とともに、突然車が動けなくなったのだと思います。
運転していた前オーナーさん、非常に驚いたことでしょう。

さて、これから部品洗浄と部品調達です。