LA400K メタルキャタライザー作成 純正触媒加工 次いでにハイフロー加工
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
最初に必要部品
①加工用純正触媒(LA400K,LA600S LA700S,)
後はL375S,L385S用も使えそうですが未確認
②メタル触媒
アルバエンジニアリング(ExhaustPro)、
SPC-002外径φ100×全長100mm直径200φ
接続パイプ径50.8用
¥37,000(税込)
ハイフロー加工もする場合は
③大径の球面ガスケット
YSK山脇産業
品番FM-4558
外径が45mmになる(純正40)ので30%程パイプ断面積
拡大。
④ステンレスパイプ
外径45mm長さ200mm肉厚1.5mm
⑤ガスケットスペーサー作成用
スチールパイプ内径45mm外径最大58mm厚さ5mm
2
最初にジグを作成
適当な余りの鉄板を継ぎ接ぎしたので
凄く汚いですが役目は果たしてくれました。
位置関係が狂うと取り付け困難になりますので
ジグは絶対に必要です。
タービン側フランジとフロントパイプフランジの
両方をボルトでしっかりと固定できるように
鉄板に穴を開けて止めます
後は遮熱板取り付け用のボルト付きステーが
触媒中央にありますから位置がずれないように
適当に鉄板で位置決めしておきます。
位置が固定出来ればジグの固定は
溶接でもボルト止めでも工業用接着剤でもかまいません。
3
ジグが出来たら加工作業開始
純正触媒を切り分けて行きます。
①タービン側鋳物部分と触媒との溶接部分で
切断する。
②フロントパイプ側接合フランジは写真右端の部分は
パイプから綺麗に取り除き再使用します。
4
メタル触媒を取り付けるのに不要部分のカットをします
写真右側がメタル触媒、外径104mm
純正触媒が105mmと丁度良い寸法なので
写真のようにメタル触媒を切断して
純正触媒のタービン側鋳物部品に溶接にて
接合できるように断面を削りながら合わせます。
5
メタル触媒部分の加工が終わったら
フロントパイプ接合側の加工作業
メタル触媒下部の開口部は外径50.8mm
フロントパイプへの接合パイプは外径45mm
接続するのにステンレスパイプに縦に切り込みを
入れて外に開きメタル触媒側に合わせて曲げて
帳尻を合わせました。
フロントパイプ側フランジもパイプ径が
変わり太くなるのでリューターで削りながら
現物合わせで対応
後は溶接でなんとかしてもらいます。
6
フロントパイプ側パイプ径が変わるので
ガスケットも対策します。
左側がスペーサーと大径ガスケット
右側が純正のガスケット
大径球面ガスケットは外径は殆ど変わらず
純正のフロントパイプフランジにそのまま
無加工ではまります。
高さだけが合わないので
スチールパイプで5mm厚のスペーサーを作成して
合わせました。
7
後は溶接で何とか合わせてもらい完成。
溶接は点付け溶接を何点もしてから
ジグから外さないで作業していました。
溶接跡が汚いのは私の加工精度の悪さが原因です😄
毎度の事ながら鉄工所のおっちゃんには
無理難題ばかりで申し訳ない......
8
何とかハイフロー加工と
世界初?のLA400Kコペン用メタル触媒が完成
しました。
アフターパーツメーカーから販売されないので
自作加工しましたが費用的には
メタル触媒 37000
中古純正触媒 11500
ガスケット 1700
スチールパイプと
ステンパイプ 3000
溶接 5000
計 58200?
ホンダのS660用HKSメタルキャタライザーが
ヤフーショッピングで実売66000円ぐらいですから
費用と手間を考えると割に会いません。
量産?とても無理です、でも満足です♪
付けたら見えなくなってしまうので
暫くオブジェとして鑑賞し
飽きたら取り付けます(笑)
結論
アルバエンジニアリングさんでは
メタル触媒への加工作業や触媒の修理なども
扱っておりますので素直に頼んだ方が幸せです。
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