先週の日曜日にシティカートで行われたカートオフというイベントに参加してきました。シティカートに行ったことがある方なら、待合スペースに置いてあるカートオフのパンフを見かけたことがある方が多いかと思いますが、そのイベントです。
本題に入る前に、今回カートオフに参加することにした趣旨説明を…。
昨年末に1190 Racingに入れていただいたものの、みなさんと休みがうまく合わなくて、なかなか一緒に走れる機会を持てずにいる現状を心苦しく思っている気持ちも正直あります。一緒に走れないならば、たとえ間接的な形であっても、1190 Racing全体のレベルアップに何らかの形で貢献できないだろうかと考えました。
また、このところ平塚で走ってもタイムが頭打ちで、レーシングドライバーの方からアドバイスを受けられるようなイベントに参加する必要性を感じていたのも正直なところです。
実を言うと、自分がカートオフに参加した日、1190 Racingの人たちが平塚に集まってOPENコソ練をやってたのですが、この話が出た時点で既に自分は、条件つきながらもカートオフへの参加表明をしていたのに加えて、前述したような理由から、たとえチームのみなさんと走る機会を1回パスすることになったとしても、レーシングドライバーの方からアドバイスを受けられるようなイベントに参加した方が、長い目で見ればプラスになるのではないかと考えました。
そんなわけで、予定通りカートオフに参加することにしたわけです。
本来ならば体験型の前に講習型というのも予定されていて、できればそれにも参加したかったのですが、今回、直前まで参加できるかどうか微妙でしたし、受けるならば、事前にある程度予習してからの方がいいように思うわけで、でも今回は仕事が忙しくてその時間が取れなかったので見送りました。結局、参加希望の方が少なくて来月開催分に持ち越しということになったのですが…。
体験型の走行開始は12時からだったのですが、昼間シティカートに行くのは久しぶりでしたので、10:30過ぎにはシティカートに着いて(笑)、前の組の貸切の人たちの走行を見てました。
今回は参加される方が少ないのではないかと、主催者の方も心配されてたようなのですが、見学のみの方も含めると30人の方が参加されました。
ちなみに、体験型の場合の走行費用は、初回&2回目に限り4500円、それ以降は5000円です。なお、女性・学生さんの場合割引があるそうです。
走行の前に、イベントの流れ等々についての話が主催者の方からあったのですが、その中で、“カートオフの独自ルールとして、フリー走行中にカート同士の接触などアクシデントがあった場合、速い人の方を注意する”というような趣旨の話がありました。それはつまり、ただ速いだけではもちろんダメで、速いなら速いなりに、それ相応の品格…と言っては大げさかもしれませんが、そういう類のものが求められるということもひっくるめて言いたかったのかなと自分は受け止めました。それはコース上だけではなくて、コース外での振る舞いについても言えることかと思いますが。
まずは、通常のレンタル走行同様、1セッション5分間のフリー走行が行われました。走行の合間に、主催者の方がいろいろアドバイスしてくださるのですが、1回目に、リアが滑りやすい6号車に乗ったときは、コーナーの入口で向きを変えるのをもっと早くしたほうがいいというご指摘をいただきました。それを踏まえて2回目に7号車に乗ったら、コンマ3くらいタイムアップして、2009バージョンのレイアウトの自己ベストを更新しました(32秒333)。戻ってきたあと、さっきよりよくなっているし、さっき言ったことをやろうとしているのが見ていてよくわかったというお褒めの言葉までいただきました。その上で、ステアリングを切る量をより少なく、かつ切ってる時間をもっと短くするように心がければもっとよくなるというようなことを指摘されました。
3回目ではリアが滑りやすくて苦戦した6号車に再び乗ったのですが、アドバイスのおかげで、こういうマシンに乗るときのコツをつかんできたのがよかったのか、1回目のときよりはより高いレベルでタイムが安定するようになりました。
結局、フリー走行では自分は4回乗れました。
フリー走行のあと、1チーム5人の22分間耐久レースが行われました。耐久とは言っても、1人あたりの走行時間は4分くらいで、実質スプリントに近いですが。
チーム分けは主催者側で行ったのですが、自分のチームはたまたま速い人たちが集まったチームだったようです。
カートオフ内で行う耐久レースの場合、イベント初参加の人を後ろのほうにもっていくという暗黙のルールがあるようで、自分は4番目の走行でした。
3人目の走行の時点では自分たちのチームは2位か3位くらいで、1つ前の順位のチームとは接近戦を繰り広げてました。自分たちのチームの方が1周早くドラチェンになりました。ドラチェンはそんなに遅いほうではなかったかと思うのですが、1つ前の順位のチームが次の周でドラチェンをして、自分の前に出てきました。ドラチェンうんぬん言う前に、ドライバーの腕の差が大きかったようで…。
ただ、スピンとかはなく、また順位は落とすことなくアンカーにつなぎました。
トップを走ってたチームのアンカーは、この後の歓談会で聞いた話によると、この日が初カートだったという女性の方でした。で、自分たちのチームのアンカーがその方を抜いてトップに立ち、そのままフィニッシュとなりました。
自分は、レースに関しては、今の自分にできるベストを尽くせばいいと考えていて、順位のことまで考えてなかったのですが、思わぬ形で今年初勝利ということになりました。
その後近くのココスで行われた歓談会にも参加しました。このイベントに参加される方の中には、風来旅団の方々など、アップルのレースに出てる方も少なからずいらっしゃるようですし、住んでるところが割と近い方も何人かいらっしゃるようで、カートオフ以外でも一緒に走る機会が今後ありそうだなと思いました。
次回のカートオフ参加はいつになるか未定ですが、そう遠くないうちにいずれまた参加したいと思っていますし、できれば講習型にも参加したいと思っていますので、その節はまたよろしくお願いします。
Posted at 2010/02/07 11:05:49 | |
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カート・2010 | スポーツ