メーター外し＆配線

（コンビネーション）メーターの外し方です。メーター裏には色々な信号が来ており、ここから電源を取るのは有効です。フットランプ用の電源を取ってみました。

まずハンドル下のロアーパネルが、ピンク矢印の４ヶ所で留まっていますので外してください。上側の矢印から先に外します。工具なしで手で外れ、非常に簡単です。

緑矢印の３ヵ所のネジを外し、コラムカバーを外していきます。上2本が銀色ネジ、下1本は黒色ネジです。

メーターフードを外し、コラムカバーの上側から先に外します。次にチルトを緩めると下側が外れます。また下側にはキー照明がついています。2本のネジで固定されていますので、これも外します。

キー照明は常時電源ですので、注意してください。ドアを閉める。またはキーをACCにすると消灯します。また照明用の赤いプラスチックも、紛失しないように注意してください。

次にメーターを固定している緑矢印のネジ3本を外します。メーターフードを外して出てくる上側のネジ1本。メーターを下側から固定しているネジ2本です。

下側のネジはコラムカバーを外すことで、見つけることが出来ます。懐中電灯などで照らして確認してください。外しにくい位置にありますが、短いドライバーでなければ外すことが出来ます。

3本が外れたら、画像のように下から持ち上げてから、上側を外すとメーターが外れます。

メーターを手前に倒すと、裏側にコネクターが2個出てきます。左が12Pで、右が24Pです。この2個は束ねられ、フードの左側を通されています。追加配線する場合は、この束と一緒に束ねて、ステアリングと干渉しないように注意してください。

2つの配線束をメーターの中心で留めているクリップは、90度回して引抜くと外れるそうです。

コネクターを外す際は、メーター、ピアノブラックパネル等にキズをつけないように養生をした方が良いでしょう。

コネクターは両方とも、黄丸を押さえながら引抜いてください。かなり固くここが最も大変かもしれません。固い場合はマイナスドライバー等で押さえながら、引抜いてください。

テスターを当てて確認したいところですが、かなり小さな端子です。針等を突っ込まないと確認出来ません。また線も細いので大きな電装品は付けないようにしましょう。

12Pと24Pの配線です。フットランプ、レーダー、ETCなどの配線に有効です。

24Pの2Cは助手席側、2Eは運転席側のドアスイッチに続くものですが、2Cを分岐した場合は両側ドアに連動し、2Eを分岐すると運転席ドアのみに連動します。（2Cと2Eは結線されている為）

純正フットランプは12Pの1C（常時電源）と、24Pの2C（両側ドアスイッチ）につなげてあると思われます。

この常時電源はエンジンルーム・ヒューズBOXの35番「ROOM」15Aのヒューズを外すと供給が止まります。（但し、ナビ・オーディオの常時電源（設定）も消えます。）

■色
青：Ｌ　　赤：Ｒ　　薄青：ＬＢ　　薄緑：ＬＧ　　黄：Ｙ　　黒：Ｂ　　濃肌色：Ｔ　　濃青：ＤＬ　　濃：ＤＧ　　
白：Ｗ　　空色：ＳＢ　　橙：Ｏ　　茶：ＢＲ　　灰：ＧＹ　　緑：Ｇ　　紫：Ｖ　　桃：Ｐ