ユーザー車検に備えて整備作業 その③

前回の整備中に見てはイケナイものを見てしまったので～😭

追加作業を行います。まずはインタークーラーとヘッドカバーを外しますが

これが前回見てしまった、しまった、島倉千代子なカチコチに硬化してブローバイガスが漏れていたPCVバルブのパッキンです。

ちなみに硬化していた場合、ヘッドカバーを外してから作業しないと・・崩れた残骸がエンジン内に落ちてしまうので面倒な事になります😱

今日は4つの作業を同時進行で行いますので、段取踏男でこれまた前回の作業で見てしまったブローバイガスのオイルミストで汚れていたインタークーラー内部をガソリンで洗浄して漬け置きしたら

今後のエンジン保護の為、ブローバイガス対策でオイルキャッチタンクを取り付けるのですが

ブローバイガス対策ついでにISCVバイメタルバルブを外してみますが

ここもOリングが劣化して切れてしまっており、外部に少し漏れていたようなので😱

部品を手配しておきましたが、とりあえず清掃して組み付けまして

次はISCVソレノイドバルブを外してみますが

こちらもそれほど汚れてはいませんでした。

センサーと車体側を清掃して組み付けたら

そろそろ人間でいう「初老」になってきたK6Aエンジンの健康状態を毎日把握する為に

ブースト計を取り付けるので、ホースの配管も行いながら

作業の合間にアルミ表面の腐食防止にと重ね塗りしながら塗装して乾燥させておいたヘッドカバーに

新品のPCVバルブパッキンを取り付けておきまして

シリンダーヘッドに残った古い液体パッキンを取り除いて脱脂したら同じ場所に液体パッキンを塗布して

新品のヘッドカバーパッキンに交換して組み付けたらPCVバルブも念のため新品を取り付けますが、交換前は7年目でパッキンが硬化してクリアランスがスカスカになっており、触れるとグラグラしてすき間からオイルミストが外部へ噴出して汚れていたのですが、新品は全く動かず、しっかりと密着された感じが全く違うので～
最終モデルの10型にお乗りの方もこのパッキンとメタルスプリングバルブのOリングは早目に交換しておく事をお勧めします😅

後は外したパーツを元に戻しながらオイルキャッチタンクの配管と取り付けを同時進行で行いまして

バッテリーを取り付けたらエンジンルーム内の作業は完了したので

残るはブースト計の配線と

取り付けを行いますが

今回はダッシュボードにANAを開けて適当なゴムのグロメットを加工して配線を隠し、スッキリした感じで取り付けてみました。

作業中にバッテリーを外してコンピューター（ECU）の初期化は終わっていたので、キーONでイニシャライズ完了後にエンジンを始動して新たにコンピューターへ学習させながらブースト計の動作確認と

息子が使用中にメーター前に物を置いていていたらしく、擦れて傷が付いてしまっていたメーターのクリア傷をコンパウンドで磨いて綺麗に仕上げたら今回の車検整備はこれにて終了です。
※厳密にいえばメタルスプリングバルブのOリングが劣化して切れていたので後日届いたら交換しなければです😅
※整備手帳はあまり画像がUPできないので、興味のある方は詳細はブログにUPしておりますのでご覧ください。。