EJ207OH シリンダーヘッド組み立て２

相変わらずバルブスプリングコンプレッサーというものを持っていませんが、1000円のＴ字クランプと側面をくりぬいたボックスレンチだけで全然組めますね。

あとは表計算上足りなくて購入したシムレスリフターを決まった場所に組んでいきます。

これがGDBC型より採用されたシムレスリフター。
GC時代には別体だったクリアランス調整用シムがリフターと一体になっています。

シムレスリフターは、厚みに種類があるので重さにばらつきはありますが、33～34ｇ程度です。

GC時代では42ｇ以上あるので8ｇ位の軽量化。
バルブリテーナーと併せると15ｇ/1ヶ所程度軽くなるので、16バルブ合計で240ｇもの軽量化となります。

これは凄いねえ、動弁系だけで缶コーヒーのロング缶（今は見ないけど）くらい軽くなってしまいます。

新しいモデルの進化は凄いね！

計算上決まった所に嵌めこんでいくんですが、ヘッドをブロックに取り付けると少し値が変わったりするので、仮計算でもあります。

仮計算の為に幾つか新品のリフターを買っていて勿体ない気もしますが、近似値から微調整しないと狂いが大きくなってしまうので、仕方がありません。

これでヘッドは完成。
シリンダーブロックへ取り付けをした後に再度クリアランス調整を行い、値が変わってしまった所があれば再び微調整していきます。

手持ちのリフターで済めばいいですが、持っていなければまた改めて注文します。