天からの警鐘か天罰か．．．

土曜日の午後に起こった惨事からまだ４日と言うのに、もう随分と日が経った気がします。

毎日の新聞やテレビニュースにうんざりするくらい悲惨な東京以北。
大津波に呑まれていく街並、車、田畑。津波の被害から逃れようと、漁船が沖に向かって黒煙を吐きながらフルスロットルで進むさまなどを、ほぼライブに近い映像で目にすると涙が溢れます。
亡くなられた方、被害に遭われている方にお掛けする言葉も無い程です。


ホンの数週間前までは、与党野党が政治もせずにお互いアラ捜しと、ののしり合い。とてもこの日本を統治して行こうとは思えない国会空転の最中に起こった天変地異。

神仏を熱心に崇拝するわけでも無い、どちらかと言えば無神論者に近い自分ですが、これは神か仏が日本国民に知らしめた警鐘か天罰のように思えてならないのです。

原発にしても、人間が制御できないものを安全と言い続けてこのザマです。
サーカスで虎やライオンを手懐けて色んな芸をさせますが、それでも野生の本能を取り戻して豹変した時には大怪我がつきもの。
全て完璧であっての安全な「核」なのでしょうが、人類や人類が作ったものに完璧は無いでしょう。特に昨今の制御はソフトウェアが有ってのもの。「バグ」は付きものです。

アダムとイブが禁断のリンゴを食べてどうのこうのでは有りませんが、「核」には「人類が手をつけてはならないもの」ではないかと思えます。

つい先程（２２時３１分）静岡富士宮で震度６強の地震とか。テレビに映し出される地図を見れば富士山の裾野では無いですか．．．

富士山ももしかすると噴火するのでは？？と言う気さえします。