ミクニTM24キャブレターのインプレッション

ミクニTM24キャブレターをつけた私のポッケですが、今のところなんの問題もなく普通に走れています。


とりあえずアイドリング調整とパイロットスクリューの調整だけでメインジェットとパイロットジェットはデフォルトのままです。

ファンネルですがVM20キャブレターのときに使っていた武川製の差し込み径44.4φのものがそのままつきました。

まずはファーストインプレッションですが、今までのVM20キャブレターとの体感的な違いは以下のようになります

●なによりレスポンスが良い。
空吹かしはもちろん走行中のアクセルを開けた際のレスポンスは確実にVM20より良い。さすがフラットバルブキャブレターという感じですね。

●8000rpm以上の高回転のパワーの伸びが凄い。
これは現状では少しメインジェットが薄いせいなのかもしれませんが、8000rpmを超えてからの回転の上昇が明らかにVM20より早くあっという間に10000rpm以上回ります。正直怖いくらいです。

今のところVM20に対して悪いところはなく、始動性も良くアイドリングも安定していますし中間域のスムーズさもいい感じです。

ただ低回転域からスロットルを開けた際のパンチがもうひとつ欲しい気もするのでニードルの段数を一段濃い方向にずらしてみようかと思ってます。

私は10代の頃モンキーで同じフラットキャブレターを使ってましたがその頃のイメージでは径の大きいフラットキャブってセッティングがシビアな印象がありましたがこのTM24は今のところわりとマイルドな印象ですね。気難しい感じはしません。

それとやはりハイスロ化はしたほうがいいですね。

ノーマルのままだと全開にするのにかなり回さないとならないので場合によっては持ち直さないとなりません。

実験としてノーマルスロットルの巻き取り部に2mm厚のアルミプレートでスイッチボックス内ギリギリに巻き取り径を大きくしてみましたが、この程度では誤差の範囲くらいしか変わりませんでした。

やはり市販のハイスロキットを使うか、もしくは他車種のスロットルを流用する必要がありそうです。

これは今後の課題ですね。

現在メインジェットは購入時のままの#150、パイロットジェットは#25です。

ですがキタコのキャブレターキットで不思議なのは同じミクニのキャブレターなのにYSR50用のVM20キャブレターには標準で#290という大きなメインジェットがついているのです。

TM24のメインジェットが#150なのにそれより小さいVM20が#290が標準ってどういうことなのかほんとに不思議です。

とりあえずTM24キャブレターを使ってみた第一印象は扱いやすくていい感じです。

まだ連続全開とかはしていませんが、少しずつ確認しながらやっていきます。

ちなみにスパークプラグは今はスタンダードなBP7HSを使っていますが、様子を見てまたmotoDXプラグに替えてみます。