目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
冬の高速道路走行時、暖房が全く効かなくなったので、水温計を見たら「C」の下まで下がっておりました。
こりゃ、サーモスタット全開固着だろうなーということで、交換します。
サーモスタット固定ビスは落とすと拾うの大変らしいので、予め新品3本買っておきます。奥まっていてメンドイんだそうです。
スロットルボディも外すので、ガスケットも用意します。
ちなみにオーバークールのせいで、プラグは煤けてるし、レスポンスは悪いし、シフトアップでガタつくし、なんか運転しててダルいです。
2
ひとまず、冷却水抜きます
普通のホムセンで、8リットル購入しときます。
3
エアクリボックスと、インテークパイプをはずします。エアフロセンサーや、その他のパイプもはずします。
4
電子スロットルのコネクタも外します。爪を押せば、手で外せます。
インテークパイプを外したら、電スロに繋がってる冷却水の細いホース2本を抜きます。多少、冷却水が垂れます。
5
電子スロットルボディ外します。10mmボルト、わりと長いです。
電スロ外したら、養生テープなどで、インマニ側にゴミが入らないようにふさいでおきます。
6
スロットルの真下、ホース2本刺さってるのがサーモスタットです。
ホースバンド外して、ホース抜いて、8mmボルト3本外すと、取り外せます。
7
電スロ、ブローバイでめちゃ汚いです。
8
バタフライのあたり、インテークパイプに汚れで段付きができてます。
オーバークールのまま、少なくとも半年間は乗っていたと思うので、燃料補正でかなり濃く噴射されていたのではないかと…
エンジンコンディショナーで清掃します。
バタフライ稼働部(軸)には吹きつけないよう注意です。
なお、NCECはバタフライにモリブデンコートしてないので、構わず洗浄して大丈夫だと思います。
組み付け後は、ECUリセットが必要です。
9
サーモスタットのホースバンド外します。
普通のプライヤーではキツイので、先曲がりラジペンや、ウォーターポンププライヤーを使います。
10
ホースを引き抜くと冷却水が垂れるので、ウエスを敷いておきます。
マイナスドライバーをホースの先端に当てて、てこの原理で、ドライバーごと手前に引っ張ってホースの固着を解いてます。
右上の白いのは、養生テープです。インマニにゴミ入るとマズいので(^◇^;)
11
8mmボルト3本とご対面。写真でも右上は見づらいですが、肉眼では左上一本しか見えません。
8mmソケットにユニバーサルジョイントと、エクステンションを付けて、ラチェットで回して外します。
12
こんな感じ。
外す時、ホント落としやすいので注意です。ソケットに磁石付きのタイプがあればいいのに。緩んだら手回しでエクステ回して、ボルトを手で押さえながら抜きます。
13
新旧比較
バネが変わってる?
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裏面の形状が異なります。
対策品でしょうか。
15
サーモスタットの受け側(エンジンブロック側)、一応掃除しておきます。
16
新しいサーモを取り付けます。
見やすいボルトを一本入れて位置決めし、残りの2本も入れます。この時もボルト落とさないように注意です。
百均で売ってる、先端が磁石の伸びる棒とかあると安心です。
17
ホースを戻したら、電子スロットルのガスケット(突起位置注意)を交換して、スロットルを戻します。
18
これくらい綺麗に清掃しました。
電スロは指でバタフライ動かしちゃあかんというのですが、どうせリセットかけるから、とやっちゃいました(^◇^;)
気になる方は、コネクタ繋いで、キーON、アクセルペダル踏み込んだままペダルを角材で固定し、それから掃除すれば問題ないと思います。
19
あとはインテークパイプ、エアクリボックスをもどして、冷却水を入れます。
20
水温はすぐ上がるけど、アイドリング10分経っても温風が出てこない(−_−;)
ヒーターコアにエア噛んでるのかな…
仕方ないのでそのまま10分くらい走っていたら、振動でエア抜けたのかヒーター効くようになったので一安心。
ただ、アクセルの反応がめちゃおかしい。
エンブレ効かないし、急にガクッと減速したり。
明らかに電スロなので、バッテリー端子外して30分、ECUリセットにて改善。
燃費も9km/lから10キロに回復。シフトアップ時のスロットルレスポンスも早くなって、運転楽になりました(^^)
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